地震などの災害は、子どもが自宅で家族と一緒にいるときに発生するとは限りません。学校や保育園、外出先で被災することも想定し、必要な防災グッズと避難方法の両方を準備しておくことが重要です。
特に乳児・幼児・小学生では必要な物が異なります。大人用の防災セットをそのまま流用するのではなく、年齢や体格、アレルギーなどに合わせて中身を調整しましょう。
この記事では、子どもに必要な防災グッズを年齢別に紹介するとともに、東日本大震災、令和6年能登半島地震、令和8年熊本地震から考えたい備え、費用の目安まで具体的に解説します。
子どもの防災グッズは大人とは別に準備することが大切

子どもの防災対策では、「家族共通で使う物」と「その子に必要な物」を分けて考えることがポイントです。水やライトは共有できますが、ミルクやおむつ、アレルギー対応食、子ども用の常備薬などは簡単に代用できません。
子どもの年齢や成長段階によって必要な物は変わる
乳児ならミルクやおむつ、幼児なら食べ慣れた非常食や着替え、小学生なら自分で使えるライトやホイッスルなど、年齢によって優先する防災用品は変わります。
一度そろえて終わりではなく、成長に合わせて衣類のサイズや食事内容も更新しましょう。
持ち出し用と自宅備蓄用を分けて準備する
防災グッズは、避難時に持ち出す物と在宅避難で使う備蓄を分けます。
防災リュックには避難直後に必要な水、非常食、ライト、衛生用品などを厳選し、自宅には飲料水や食料、携帯トイレなどを多めに備蓄します。すべてを一つのリュックへ詰める必要はありません。
子ども自身が背負える重さで防災リュックを作る
小学生などが自分の防災リュックを持つ場合、容量いっぱいまで詰め込むのは避けましょう。
水など重量のある物は保護者と分担し、子どものリュックにはホイッスル、ライト、少量の飲料水、非常食、防災カードなどを優先します。実際に背負わせ、無理なく歩けるか確認することが大切です。
食料や水だけでなく心を落ち着かせる物も備える
避難生活では、環境の変化や大きな音、人の多さなどが子どものストレスになることがあります。
小さな絵本、折り紙、カードゲーム、お気に入りの小物など、普段に近い感覚を取り戻せる物も防災グッズの候補です。生きるための用品だけでなく、避難生活を乗り切るための備えも考えましょう。
東日本大震災から学ぶ子どもの防災グッズと避難への備え

東日本大震災の教訓から考えたいのは、防災用品をそろえるだけでは十分ではないということです。災害発生時に保護者が近くにいるとは限らないため、子ども自身が安全を確保するための知識も日頃から伝えておく必要があります。
子ども自身が避難を判断できるよう日頃から防災について話す
地震が発生したとき、「必ず親が迎えに来るまで待つ」と教えるだけでは、状況によって危険になる可能性があります。
大きな揺れの後に津波など別の危険が想定される地域では、安全な場所へ移動することを優先しなければなりません。家庭でも避難訓練を行い、「災害が起きたら何をするか」を子ども自身が考えられるようにしておきましょう。
家族と離れて被災することを想定して避難場所を決める
学校、習い事、公園など、子どもが一人または家族と離れた状態で被災する可能性もあります。
自宅に戻れない場合はどこへ避難するのか、家族はどこで合流するのかを決めておきます。指定避難所まで実際に親子で歩き、危険なブロック塀や狭い道路なども確認しておくと実践的です。
防災カード・家族写真・ホイッスルを持たせる
氏名、保護者の連絡先、必要に応じてアレルギーや持病などを記した防災カードを準備しておくと、家族とはぐれた場合に役立ちます。
家族写真も本人確認の補助になります。また、倒壊物などで身動きできなくなった際、自分の居場所を知らせるためのホイッスルも用意しておくとよいでしょう。
学校や外出先で被災した場合の連絡方法を決めておく
大規模地震では電話がつながりにくくなることも想定し、スマートフォンだけに連絡手段を依存しないことが重要です。
学校の引き渡しルールを保護者が確認するとともに、家族の集合場所や災害用伝言サービスの使い方についても共有しておきましょう。「連絡できなければどうするか」まで決めておくことが、子どもの安心にもつながります。
令和6年能登半島地震から学ぶ孤立・断水への子どもの備え

令和6年能登半島地震では、道路の寸断による孤立や断水などが発生しました。子どもの防災では、「避難すればすぐに必要な物が手に入る」と考えず、支援が届くまで家庭でしのぐ状況も想定しておくことが大切です。
道路寸断や孤立を想定して数日分の備蓄を確保する
道路が使えなくなると、支援物資の到着や買い物が難しくなる可能性があります。家庭では飲料水、非常食、携帯トイレなどを余裕を持って備蓄しましょう。
特に子どもの食料は、非常時だからと初めて食べる物だけを用意せず、普段から食べ慣れている保存可能な食品も組み合わせることがポイントです。
断水に備えて携帯トイレ・おしりふき・衛生用品を準備する
断水すると、飲み水だけでなくトイレや手洗いにも影響します。
子ども用として携帯トイレ、おしりふき、ウェットティッシュ、ごみ袋、歯磨き用品などをまとめておきましょう。限られた水を衛生管理だけで大量に消費しないためにも、水を使わずに清潔を保てる用品が役立ちます。
ミルク・離乳食・アレルギー対応食など代替しにくい物を備える
乳児用ミルクや離乳食、アレルギー対応食は、その子に合う物が避難先ですぐ見つかるとは限りません。
「食料が配られるから大丈夫」と考えるのではなく、普段使用している物を家庭で確保しておきます。賞味期限を確認しながら日常生活で消費し、使った分を買い足すローリングストックも有効です。
長期避難でも子どもが安心できる生活用品を準備する
避難が長引くほど、着替え、タオル、衛生用品など日常生活に近い物の重要性が高まります。
子どもにとっては、知らない場所で長時間過ごすこと自体が負担になる場合もあります。小さなおもちゃや絵本なども含め、「数時間避難するため」だけではなく「数日生活する可能性」まで考えて備えましょう。
令和8年熊本地震から考える真夏の子どもの防災

令和8年熊本地震は、夏の災害に備える重要性を改めて考える機会となりました。真夏に停電や避難が重なれば、普段は冷房で調整できる暑さも大きな危険になります。子どもの防災グッズには季節という視点も必要です。
夏の避難では地震対策と熱中症対策を同時に行う
夏場は避難場所へ移動するだけでも大量の汗をかく可能性があります。
帽子、飲料水、タオルなどを準備し、暑い時間帯の長距離移動にも注意します。乳幼児は自分から体調不良を十分に伝えられないこともあるため、保護者が顔色や発汗などの変化を確認することも重要です。
飲料水・着替え・汗拭き用品など暑さに備えた物を追加する
夏用の防災リュックには飲料水のほか、速乾性の着替え、タオル、汗拭き用品などを追加すると便利です。
子どもは衣類を汗や汚れで濡らすこともあります。着替えは上下1組だけでなく、軽量な下着やTシャツを追加するなど、重量とのバランスを考えて準備しましょう。
避難所・車中泊では子どもの脱水や体調変化に注意する
避難所や車内では、自宅と同じように温度を調整できるとは限りません。
子どもが遊びに夢中になって水分補給を忘れることも考えられます。時間を決めて飲ませるなど、保護者が意識して水分補給を促しましょう。特に高温になる車内へ子どもを残すことは避ける必要があります。
季節に合わせて防災リュックの中身を入れ替える
防災リュックは一年中同じ内容に固定するのではなく、季節の変わり目に確認しましょう。
夏は暑さ対策用品、冬は防寒具を追加するなど、気温に合わせて調整します。このタイミングで非常食の賞味期限、常備薬の使用期限、子どもの衣類や靴のサイズも確認すれば、成長による「いざというとき使えない」を防ぎやすくなります。
子どもに最低限必要な防災グッズ一覧

子どもの防災グッズは、避難直後に必要となる「食事・衛生・体温調節・安全・健康」の5つを軸に選ぶと整理しやすくなります。年齢や体質によって必要な物を追加しましょう。
飲料水・非常食・おやつなど食事に必要な物
飲料水に加え、開封してそのまま食べられる非常食を準備します。子どもには、普段から食べ慣れたおやつもあると安心です。アレルギーがある場合は原材料を確認し、その子が安全に食べられる食品を優先して備蓄します。
携帯トイレ・歯磨き用品・マスクなど衛生を保つ物
携帯トイレ、ティッシュ、ウェットティッシュ、歯ブラシ、マスク、ごみ袋などを用意します。災害時は断水する可能性もあるため、水が十分に使えない状況でも最低限の清潔を保てる組み合わせにしておくことがポイントです。
着替え・タオル・防寒具など体温調節に使う物
下着、靴下、上下の着替え、タオルを準備し、季節に応じて防寒具や雨具などを加えます。子どもの服は成長すると短期間で着られなくなるため、防災リュックへ入れた衣類のサイズも定期的に確認してください。
ライト・ホイッスル・ヘルメットなど安全を守る物
停電に備えたライト、居場所を知らせるホイッスル、頭を守るヘルメットや防災ずきんなども候補です。用品を持たせるだけでなく、ライトの点灯方法やホイッスルを使う場面を事前に子どもへ教えておきましょう。
母子健康手帳・お薬手帳・常備薬など健康に関する物
母子健康手帳やお薬手帳などは、必要な情報を確認できるよう準備します。持病やアレルギーがある子どもは、服用している薬や緊急時に伝えるべき情報を保護者以外にも分かる形にまとめておくと安心です。
年齢別に準備したい子どもの防災グッズ

同じ「子ども」でも、乳児と小学生では自力でできることが大きく違います。年齢に応じて、大人が持つ物と子ども本人に持たせる物を分けましょう。
乳児はミルク・離乳食・おむつ・抱っこひもを優先する
乳児には普段使用しているミルク、離乳食、おむつ、おしりふきなどを優先します。避難時にベビーカーが使えない状況も想定し、抱っこひもも準備しておくと移動手段を確保しやすくなります。
幼児は食べ慣れた非常食・着替え・安心できる物を準備する
幼児期は食べ物の好みが強い場合もあるため、食べ慣れた保存可能な食品を取り入れます。着替えや衛生用品に加え、小さなおもちゃなど、慣れない避難生活で安心につながる物も選びましょう。
小学生は自分で扱える防災用品をリュックへ入れる
小学生なら、ライト、ホイッスル、防災カード、少量の水や非常食など、自分で使える用品を持たせる方法があります。ただし、体格以上に重いリュックは避難の妨げになるため、重量物は保護者と分担します。
成長やサイズの変化に合わせて定期的に中身を見直す
子ども用防災グッズは、成長とともに必要な内容が変化します。おむつが不要になった、服や靴が小さくなった、食べられる非常食が変わったなど、現在の生活に合わせて入れ替えましょう。定期確認は期限切れの食品や薬を見つける機会にもなります。
避難生活で子どものために追加したい防災グッズ

避難所では、安全を確保できても子どもが普段通りに生活できるとは限りません。基本的な防災用品に加え、慣れない環境での不安や家族とはぐれた場合まで想定した物を準備しておきましょう。
絵本・折り紙・カードゲームなど電源不要の遊び道具を入れる
停電時や充電を節約したい状況では、スマートフォンやゲーム機だけに頼れません。絵本、折り紙、ぬり絵、カードゲームなど、電源を使わず静かに遊べる物があると、避難生活で過ごす時間にも活用できます。
お気に入りの小物など安心できる物を一つ用意する
災害によって生活環境が急変すると、子どもが強い不安を感じることがあります。普段使っている小さなタオルやお気に入りの小物など、見慣れた物を一つ防災リュックへ入れておくのも方法です。荷物を増やしすぎないよう、小型で持ち運びやすい物を選びます。
アレルギー・持病がある場合は必要な情報を分かる形で残す
食物アレルギーや持病がある場合は、保護者と離れた状況でも必要な情報が伝わるようにしておきます。アレルギーの原因となる食品、服用している薬などをカードへ記載し、お薬手帳などと一緒に保管すると確認しやすくなります。
家族とはぐれた場合に備えて連絡先を書いた防災カードを作る
防災カードには子どもの氏名、保護者の連絡先、緊急時に頼れる家族などを書いておきます。子ども自身にもカードの保管場所を教えておき、「困ったときに誰へ見せるのか」まで説明しておくことが大切です。
子ども用防災リュックを作るときのポイント

防災リュックは中身の多さではなく、災害時に実際に使えることが重要です。子どもの体格や避難経路を考えながら、必要性の高い物を選びます。
必要な物を詰め込みすぎず子どもが背負える重量にする
水や食料を大量に入れると、リュックはすぐに重くなります。年齢だけで一律に重量を決めず、子どもが背負って安全に歩けるかを確認してください。重い備蓄品は大人が持つなど、家族内で分担しましょう。
子ども自身に防災グッズの場所と使い方を教える
ライトやホイッスルを入れていても、子どもが使い方を知らなければ十分に活用できません。一緒に防災リュックを作り、「これは何のために使うのか」を確認すると、防災教育にもつながります。
実際に背負って避難場所まで歩いてみる
完成した防災リュックを背負い、家族で避難場所まで歩いてみましょう。途中で疲れないか、肩ひもが痛くならないか、両手を自由に使えるかなどを確認できます。同時に避難経路の危険箇所を把握できる点もメリットです。
半年に一度を目安に食品・衣類・薬などを確認する
半年に一度程度を一つの目安として、中身を点検します。非常食の賞味期限、薬の使用期限だけでなく、衣類や靴が現在の体格に合うかも確認しましょう。季節の変わり目に点検日を決めておくと、夏用・冬用の用品も入れ替えやすくなります。
子どもの防災グッズをそろえる費用の目安

子どもの防災グッズは、高価なセットを一度に購入しなければならないわけではありません。すでに家庭にある物を活用し、不足品から買い足せば初期費用を抑えられます。以下の金額は商品や購入先で変わるため、予算を組む際の目安として考えてください。
最低限の防災用品を個別にそろえる場合の予算
子ども1人分として、リュック2,000~4,000円、ライト500~1,500円、ホイッスル300~800円、非常食・飲料水1,000~2,000円、携帯トイレ・衛生用品1,000~2,000円程度を想定すると、基本用品は合計5,000~10,000円程度が一つの目安です。
家庭にあるリュックやタオルを使えば、さらに費用を抑えられます。
市販の子ども向け防災セットを購入する場合の価格帯
市販の子ども向け防災セットは、中身や品質によって5,000~15,000円程度を目安に考えられます。
セットなら一度にそろえやすい反面、その子に必要な物がすべて入っているとは限りません。購入後に中身を確認し、常備薬や食べ慣れた非常食などを追加しましょう。
乳幼児用品やアレルギー対応品を追加する場合の費用
乳児では、おむつ1パック1,000~2,000円程度、液体ミルクや離乳食などに1,000~3,000円程度を追加するケースがあります。
アレルギー対応食も必要量によって費用が変わります。価格だけで代用品を選ばず、普段安全に食べている商品を備蓄することを優先してください。
100円ショップやローリングストックを活用して負担を抑える
ごみ袋、ウェットティッシュ、歯磨き用品などは100円ショップなどでもそろえられます。
非常食についても、防災専用品だけでなく日常的に食べる保存可能な食品を備蓄し、消費した分を買い足すローリングストックなら、一度に大きな費用をかけず災害へ備えられます。
防災グッズと一緒に子どもを守る住環境も見直そう

防災用品が充実していても、地震で家具が倒れて避難経路を塞げば、すぐに持ち出せない可能性があります。防災グッズの準備と住環境の整理はセットで考えましょう。
また、被災後は子どもの身体だけでなく心の変化にも目を向ける必要があります。怖がって一人になれない、眠れない、災害の話を繰り返す、以前より甘えるなど、普段と違う様子が見られることがあります。安心できる大人と過ごし、できる範囲で食事や睡眠などの日常のリズムを取り戻せる環境を整えることも、災害後の大切なケアです。強い変化が続く場合などは、学校や医療・心理などの専門的な支援につなげることも検討します。
玄関・廊下から不用品を減らして避難経路を確保する
玄関や廊下に段ボール、使わない家具、子どもの遊具などが置かれていると、揺れで転倒・散乱して避難を妨げることがあります。
家族が通る経路には物をため込まず、暗い停電時でも移動しやすい状態を保ちましょう。
子ども部屋の家具や収納の転倒・落下リスクを確認する
子ども部屋では、本棚や収納家具がベッドへ倒れないか、棚の上から重い物が落ちないかを確認します。
「地震が起きた瞬間に子どもがどこにいるか」を想像し、家具の固定だけでなく配置そのものを変えることも安全対策になります。
防災リュックは子どもでも取り出せる場所へ置く
防災リュックを押し入れの奥や高い棚に収納すると、緊急時に取り出せない可能性があります。
玄関付近など避難動線上の分かりやすい場所を決め、家族全員で共有します。小学生自身が持つリュックなら、本人が安全に手を伸ばせる高さに置きましょう。
成長して使わなくなった子ども用品を整理して備蓄スペースを作る
サイズアウトした衣類、使わなくなったベビー用品やおもちゃを収納したままにすると、防災用品を置くスペースが不足することがあります。
必要な物と不要になった物を定期的に整理し、空いた収納を飲料水や非常食、携帯トイレなどの備蓄スペースとして活用すれば、日常の片付けそのものを防災対策につなげられます。
子どもの防災グッズに関するよくある質問

子どもの防災グッズは、年齢や体格、家庭環境によって適した内容が異なります。ここでは準備する際に迷いやすいポイントを整理します。
子ども用防災リュックは何歳から用意すればよいですか?
「何歳から」という一律の基準はありません。乳幼児の用品は保護者が持ち、子どもが自分で荷物を背負って安全に歩けるようになったら、本人用の防災リュックを検討するとよいでしょう。
最初はホイッスルや防災カードなど軽い物から始め、成長に合わせて中身を調整します。
子どもには防災リュックを何kgまで持たせてもよいですか?
年齢だけで「○kgまで」と決めるのではなく、子どもの体格や体力に合わせることが重要です。
実際にリュックを背負って避難場所まで歩き、疲労や歩きにくさがないか確認しましょう。水などの重量物は保護者が分担し、子どもが安全に避難できることを優先します。
子どもの非常食は何日分用意すればよいですか?
自宅の備蓄は最低3日分を一つの基準とし、大規模災害を考えるなら1週間程度を見据えて準備すると安心です。
特にミルク、離乳食、アレルギー対応食など代替しにくい食品は、普段から少し多めに保管し、ローリングストックで無理なく維持しましょう。
防災グッズはどのくらいの頻度で見直せばよいですか?
半年に一度程度を目安に確認すると管理しやすくなります。
非常食の賞味期限や薬の使用期限だけでなく、衣類・靴のサイズ、必要なおむつの種類なども確認してください。春と秋など点検時期を決めておけば、夏の熱中症対策用品と冬の防寒用品も交換できます。
まとめ│震災の教訓を生かして子どもの年齢に合った防災グッズを備えよう

子どもの防災では、非常食や水を用意するだけでなく、年齢、体格、健康状態、季節まで考えて備えることが大切です。
東日本大震災からは家族と離れた状況も想定した避難行動、令和6年能登半島地震からは孤立や断水に耐える備蓄、令和8年熊本地震からは真夏の避難と熱中症への備えを考えることができます。
そして、災害を経験した子どもには、物資だけでは補えない支援も必要です。不安や恐怖を無理に聞き出すのではなく、安心できる大人との時間や日常の生活リズムを大切にし、普段と異なる状態が長く続く場合は必要に応じて専門的な支援につなげましょう。
防災グッズを定期的に親子で確認し、「どこへ逃げるか」「家族と離れたらどうするか」まで話し合うことが、実際の災害で子どもを守る備えにつながります。
防災用品の整理・買い物代行でお困りなら片付け110番へご相談ください

防災対策を始めようとしても、「収納がいっぱいで備蓄する場所がない」「玄関や廊下に物が多く、避難経路を確保できない」という家庭もあるでしょう。
また、「家事や仕事が忙しくてなかなか防災グッズを買いに行けない」ということもありますよね。
片付け110番では、不用品回収・処分をはじめ、買い物代行に至るまで、家庭のさまざまなお困りごとを相談できます。
例えば、サイズアウトした子ども用品、使わなくなったベビーベッドや家具、大量のおもちゃなどを整理すれば、飲料水や非常食、携帯トイレを保管する備蓄スペースを確保しやすくなります。玄関や廊下の不用品を減らすことは、地震発生後の避難経路を守ることにもつながります。
子どもの防災は、防災グッズを「買う」ことだけで完成するものではありません。ですが、買わなければ、何も始まりません。買って初めて、必要な用品をすぐ使える場所へ置き、安全に避難できる住環境まで整えておくことができます。
防災をきっかけに、防災グッズを揃え、家の中を見直しましょう。お困りごとはお気軽に、片付け110番へご相談ください!


