「不要なソファをスッキリ処分したい」
「でも、大きいし重いし面倒だな…」
「できるだけ手間や費用をかけずに手放したい!」
使わなくなったソファ。大きくて重いため自分で処分するのは一苦労です。
とは言え、そのまま何年も放置しても、スペースの無駄ですしホコリやダニが原因で健康に影響があっても困ってしまいますね。
思い切って手放すことで、空いた場所を有効活用できますし、気持ちもスッキリするでしょう。
そこで本記事では、部屋を占拠している不要なソファを処分する6つの方法をご紹介いたします!
【ソファ処分の6つの方法】
処分方法 | 費用目安 |
---|---|
1.自分で分解して一般ゴミで処分 | 無料 |
2.自治体の粗大ゴミとして出す | 数百円~2千円 |
3.自治体のゴミ処理場へ出す | 数百円~千円 |
4.買い替え時の引き取りサービス | 無料~4千円 |
5.リサイクルショップで売却 | 無料 |
6.不用品回収業者の活用 | 4千~1万円 |
具体的な手順や費用・メリットデメリットだけでなく、ソファの状態や置いている場所についても言及しているため、ご自身にとって最適な方法が選択ができるようになるでしょう。
無料で処分する方法もあるので、手間や費用は最小限に抑え、後悔することなくソファを処分したい方は、ぜひ最後までお読みください。
ソファの処分方法6つ
まずはソファを処分する方法を7つ紹介します。どの方法を選べばよいのかわからないという方のためにも、それぞれの方法のメリットとデメリットを詳しく解説します。
ソファの正しい処分方法を知って、自分のライフスタイルに合った処分方法を選びましょう。
自分で分解して一般ゴミで処分
ソファは分解して、各パーツを一般ゴミとして処分することが可能です。
この方法は一般ゴミとして出すことができるので、基本的に無料でソファを処分することができるのがメリットです。
デメリットは分解する手間と工具が必要な場合は、別途工具を購入する必要があるという点です。
細かく分解できれば費用をかけずに一般ゴミとして出すことができますし、2階などの搬出が困難なソファでも処分できます。
ソファの作りにもよりますが、大きなソファであれば分解には手間がかかりますがとにかく安く処分したいという方におすすめの方法です。
自治体の粗大ゴミとして出す
住んでいる地域の自治体で粗大ゴミの処分ができるなら、粗大ゴミとして処分することも候補に入れてみましょう。
地域によっては無料で処分することもできますし、費用がかかるとしても格安で処分できます。
処分の手続きは自治体によって違いがありますが、コンビニなどで販売されている専用のシールを購入してソファーに貼り付けて回収してもらうという自治体がほとんどです。
メリットは費用が安いという点で、デメリットは自治体によっては回収場所や回収日時が限られている場合があるという点です。
処分する時のサイズに上限がある自治体もありますが、サイズが大きい場合は自分で分解すれば回収してもらえます。
また、解体前のサイズ重量によって回収ができない自治体もありますの、その場合は他の手段で処分する必要があります。
例として大阪市での粗大ゴミを出す手順を紹介します。
- 電話、インターネット、FAXのいずれかの方法で申し込みをする
- コンビニなどで粗大ゴミ処理手数料券を購入する
- 指定した時間と場所に粗大ゴミを出す
といった順になります。自治体によっては時間や場所が決まっている場合もあるので事前に確認しておきましょう。
自治体のゴミ処理場へ出す
回収してもらう方法で都合が悪ければ、自分でゴミ処理場へ持ち込むという選択肢もあります。
ゴミ処理場へ持ち込んだ場合は費用が比較的安く済むというのがメリットです。
デメリットは日時が限られている施設も多くあり、ソファをゴミ処理場へ持っていく必要があるという点です。
ソファの持ち運びに車は必須で、車に乗せることができるソファしか持ち運べないので、サイズも限られます。
また、ゴミの持ち込みを受け付けていないゴミ処理場もあるので事前に、お住まいの自治体ホームページなどを確認しておきましょう。
買い替え時の引き取りサービス
新しいソファを購入する場合に限った方法ですが、購入する家具店が不要なソファを引き取ってくれる場合があります。
大型家具店であれば引き取りサービスを実施しているお店がほとんどです。
例えば無印良品では玄関から出せるサイズであれば他社製品でも無料で、ニトリでは同じ容量のソファであれば4,400円(税込)で引き取ってくれます。
新しいソファを購入するときは、購入する店が引き取りサービスを行なっているかを確認すれば不要なソファの処分が簡単にできるかもしれません。
購入することが前提のサービスなので、処分したいだけの場合はこちらのサービスは利用できないので注意しましょう。
リサイクルショップで売却
ソファが綺麗であればリサイクルショップなどで売却することも可能です。
状態によってはそれなりの金額で売却することもできるので、処分するよりもずっとお得になる処分方法です。
また、ほとんどのリサイクルショップでは売却する前に査定を行いますが、自宅まで出張してくれるお店であれば手間もかからないというメリットもあります。
この方法のデメリットはソファのバネが破損していたり、汚れが酷かったりすると買い取ってもらえない場合もあるという点です。
少しでも高く売却したい場合は綺麗に掃除をしてから査定に出して、いくつかのお店で見積もりを貰うという方法がおすすめです。
小型店だと大きなソファの買取ができない場合があるので、大きめのソファの場合は大型店で買い取ってもらいましょう。
買取してもらいやすいブランドは「アルフレックス」「カリモク」「IDC大塚家具」が人気です。また、その他にウニコやジャーナルスタンダードなどのカジュアルブランドも買取してもらいやすくなります。
サイズは3人がけのソファはサイズが大きく、運搬や保管いコストがかかるので買取してもらえない場合もありますので事前にリサイクルショップへ確認しておきましょう。
不用品回収業者の活用
不用品回収業者にソファの回収を依頼して、処分してもらうという方法もあります。
こちらの方法のメリットは、今回紹介している方法の中でも1番手間がかからないという点です。
ソファが汚れていたり、壊れていたりしても回収が可能で、処分できるサイズなどの決まりもありません。
また、自宅まで引き取りに来てくれて搬出を行なってくれる業者がほとんどなので、自分でソファを動かす手間も不要です。
デメリットは利用する業者や処分するソファのサイズにもよりますが、一般的な不用品回収業者であれば、他の方法よりも高くなる可能性が高くなるという点です。
不用品回収業者を活用する場合は、いくつかの業者に相見積もりを行い1番安い業者を探すことが大切です。
また、業者によっては買取業務をしていることもあるので、ソファの状態がよければ費用を抑えることができます。
ソファの処分費用について
次にソファを処分した時の費用について解説します。
住んでいる地域や利用する業者によって違いがありますので、主要都市の相場を紹介しますので参考にしてください。
こちらで紹介する費用と先ほど紹介したそれぞれの方法の特徴を参考にして、処分方法を選びましょう。
自治体での処分費用
自治体での処分費用は住んでいる地域によって、金額差があります。
大阪市 | 1人掛けソファ 700円 2人掛けソファ 1,000円 |
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東京都北区 | 1人掛けソファ 800円 2人掛けソファ 2,000円 |
ほとんどの地域で1,000円〜2,000円で処分が可能で、サイズによって料金が変わる地域が多いようです。
自治体のホームページなどで料金の説明をしているので、詳細な料金が知りたい人は自治体のホームページを探してみましょう。
ゴミ処理場へ持ち込んだ時の費用
ゴミ処理場へ持ち込んだ場合の費用は、重量で料金が変わる地域や品目で料金が決まっている地域など様々です。
以下に一例を挙げて紹介します。
大阪市 | 10 kgごと 90円 |
---|---|
東京都板橋区 | 1人掛けソファ 800円 |
また、奈良市など一部地域では重量制限があるものの、無料で処分してくれる地域もあり、持ち運ぶことができれば安く処分することができます。
どの地域でも重量の制限があることが多いので、運ぶ前に重量制限を確認しておきましょう。
使用しいる素材や作りによって変わりますが、1人掛けで15kg、2人掛けで30kgと1人掛けのサイズで15kgほど増えるのが重量の目安です。
不用品回収業者を利用した時の費用
不用品回収業者は全国にたくさんありますので、業者によって金額は大きく変動しますが、都心部では比較的高額になり、地方では安くなる傾向です。
全体的な相場は以下の通りです。
ソファサイズ | 価格相場 |
---|---|
1人掛けソファ | 4,000円(税込4,400円) |
2人掛けソファ | 7,000円(税込7,700円) |
3人掛けソファ | 9,000円(税込8,800円) |
※公開された5社の不用品回収業者の情報をもとに平均を算出しています(独自調べ)。
自治体での処分費用と比べるとかなり高額に感じるかもしれませんが、業者によっては買取サービスや割引サービスなどがあるので相場より安くなる可能性があります。
また、自宅まで来て搬出もしてくれるので、持ち運びが困難な場合でも活用できます。
不用品業者をできる限り安く利用したい場合は、相見積もりをとるのが1番効率的です。見積もりサイトを活用して、どの業者が1番安く処分できるかを検討しましょう。
処分する日時も都合のよい日に設定して、作業の必要がないならコスパが良いと感じる方もたくさんいますので、自分のライフスタイルと照らし合わせて考えることが重要です。
ソファ処分時に困る3つの事と解決策
次にソファを処分する時に困る事と解決策を紹介します。ソファの処分は通常のゴミよりも、搬出などの問題があるのでこちらの内容をぜひ参考にしてください。
2階にあるソファを処分する方法
2階にあるソファを処分する時には、まず家の外に運び出すのに困るかと思います。
ソファを運び出す方法は階段を使うか、窓からクレーンで吊り上げる方法のどちらかです。
まず階段から出すには階段通路を通れるサイズかどうかを確認しましょう。カーブのある階段の場合は、回転する時のサイズにも注意が必要です。
また、ソファを壁にぶつけると傷がつくので、運ぶ時には緩衝材などで梱包しておきましょう。
階段からの運び出しが難しいようなら、窓からクレーンで吊り上げて出すことも可能です。
一般的には引越し業者に依頼すれば、適切な搬出方法を提示してくれます。
相場はソファのサイズや吊り上げ方法によって様々ですが10,000円〜20,000円で利用可能です。
自分で運び出すことが難しい場合は引越し業者、不用品引き取り業者、便利屋さんなどのプロに相談してみるのがおすすめです。
ソファを自分で分解する方法
ソファを細かく分解すれば処分費用もかからず搬出も安全にできますが、どのように分解すればよいのか分からなくて困るかと思いますので、分解方法を紹介します。
安全の為に軍手を準備して、カバーとクッション材の処理にはカッターやハサミ、中の部品は木製ならノコギリ、金属製なら糸ノコやニッパーを用意しましょう。
ソファの中にはスプリングなどの細い金属製の部品が使われていることもあるので、怪我には十分に注意して正しい工具を使用することが大切です。
ソファを分解する手順は以下の通りです。
- ソファの底面を見えるように倒して、底面の布をカッターで切る
- 中に入っているクッション材を取り出す
- ソファの骨組みを分解する
という流れで処分すればスムーズに分解できます。
クッションなどの付属品を処分する方法
自治体や不用品回収業者に依頼して処分する場合、クッションなどのソファの付属品を一緒に出しておいてよいのか分からなくて困るかと思います。
自治体での粗大ゴミ回収や不用品回収業者を利用して処分する時には、クッションなどの付属品も一緒に処分可能です。
付属のクッションや折りたたみ式のオットマンは、基本的にはソファの一部として処分してくれるので分けて処分する必要はありません。
まとめ
今回はソファの処分方法について紹介しました。内容をまとめると以下のようになります。
- 無料で処分する方法は「分解して一般ゴミとして出す」
- 比較的安価で処分する方法は自治体での粗大ゴミ処分がおすすめ(1,000円〜2,000円)
- ソファが綺麗な状態であれば売却を検討する
- 手間をかけたくない場合は不用品回収業者がおすすめ(7,000円(税込7,700円)〜12,000円(税込13,200円))
自分がソファを処分する上で何を優先するかによって、処分方法の選択肢が変わりますのでメリットとデメリットを知ることが大切です。
ソファの処分は面倒に感じますが、方法さえ知っていれば難しくはありませんので今回の内容を参考にし上手に処分しましょう。
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