いらなくなった楽器の簡単な処分方法は?買取・無料処分~費用も解説

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「楽器がいらなくなった…演奏しなくなった楽器はどうやって処分すればいいの?」
「楽器がいらなくなった…演奏しなくなった楽器はどうやって処分すればいいの?」

あなたもこんな風にお悩みではないですか?

楽器は長く使うもの。

頻繁に処分するものではありませんから、わからない方が多いです。

「楽器の処分方法は5つあります。いらなくなったらゴミに…と思うかもしれませんが、買取査定に出すことも検討しましょう。楽器は売れる可能性があるからです。また、ピアノなど楽器によっては自治体処分できないので注意も必要ですよ。」
「はい、楽器の処分方法は5つあります。いらなくなったらゴミに…と思うかもしれませんが、買取査定に出すことも検討しましょう。楽器は売れる可能性があるからです。また、ピアノなど楽器によっては自治体処分できないので注意も必要ですよ。

楽器といってもさまざま。

ただどんな楽器の処分でも「手間なく・簡単に・楽に」捨てたいと思われるのではないでしょうか?

本記事では楽器処分の方法が分からず悩む方に向けて、楽器処分法5選~各メリット・デメリット、費用相場、楽器処分の注意点を分かりやすく解説。

あなたも楽器処分にあたって戸惑うことなく処分方法を選択し、スムーズに楽器を手放せるようになります。

ぜひ記事を読んで実際に取り組んでみて下さい。

楽器とは
ピアノ、電子ピアノ、アップライトピアノ 、グランドピアノ、ハイブリッドピアノ、エレクトーン、キーボード、電子オルガン、ハモンドオルガン、シンセサイザー、アコースティックギター、エレキギター、エレキベース、ドラム、フルート、ピッコロ、クラリネット、サックス、オーボエ、ファゴット、トランペット、フリューゲルホルン、ホルン、トロンボーン、ユーフォニアム、チューバ、リコーダー、バイオリン、ビオラ、チェロ、琴、ティンパニ、マリンバ、シロフォン、ビブラフォン、ピアニカ、ハーモニカ、など
目次

楽器の処分方法5選

方法 メリット デメリット
(1)楽器買取専門店・楽器店に買取依頼する ・売れる可能性がある。 ・需要の低いものや状態があまりに悪いものは売れない。
・古ければ古いほど売れにくくなる。
(2)ネットオークション・フリマアプリに出品する ・売れる可能性がある。 ・必ず売れるかわからないうえ、いつ売れるかもわからない。
・発送・梱包の手間がかかる。
(3)知人に譲る ・ゴミにせず再利用できる。
・無料で手放せる。
・ドタキャン・返品など個人間引き取りなのでリスクがある。
(4)自治体処分する:戸別収集 ・安く処分できる。
・自宅前まで引き取りに来てくれる。
・粗大ゴミシールを買ったり予約をしたりする手間がある。
・予約状況によっては収集が先になる可能性がある。
・家の外まで自分で運び出す必要がある。
・排出できるゴミの量に上限がある。
・重量物は収集できない可能性がある。
(4)自治体処分する:持ち込み処分 ・無料~格安で処分できる。 ・車に積み込んで持ち込む手間がある。
・予約状況によっては収集が先になる可能性がある。
・家の設置箇所から運び出す必要がある。
・排出できるゴミの量に上限がある。
・ものによっては引き取りしてくれない。
(5)不用品回収業者に依頼する ・電話1本で全て解決。
・手間や労力がかからない。
・運び出しなど作業は全てお任せできる。
・即日、希望日時ピンポイントで予約できる。
・ピアノも処分できる。
・他の方法に比べて費用が高い。
・優良な業者を選び抜く必要がある(悪徳業者がいる)。

楽器を処分する方法は格安順に以下の5つの方法があります。

  1. 楽器買取専門店・楽器店に買取依頼する
  2. ネットオークション・フリマアプリに出品する
  3. 知人に譲る
  4. 自治体処分する
  5. 不用品回収業者に依頼する

楽器処分はまずお買取りから始めましょう

メリット・デメリット、費用相場について解説していきますね。

(1)楽器買取専門店・楽器店に買取依頼する

需要のある楽器は、楽器買取専門店・楽器店で買取してもらえる可能性があり、壊れて音が出なくても買取してもらえることもあるので、まずは査定に出してみましょう。

メリット ・売れる可能性がある。
デメリット ・需要の低いものや状態があまりに悪いものは売れない。
・古ければ古いほど売れにくくなる。

楽器別高価買取メーカー

いくつかの楽器買取店を確認したところ、下記のメーカーが高価買取されやすい傾向にあることがわかりました(2023年3月6日時点)。

ギター EDWARDS、B.C.Rich、Rickenbacker、Ibanez、Fender、Gibson
ベース FERNANDES/BURNY、EPIPHONE、ELECTROMATIC、EDWARDS、ALEMBIC、Warwick、Fender、Ibanez
電子ピアノ YAMAHA、CASIO、KORG
ドラム Alesis、MEDELI、Pearl、YAMAHA、Roland、MAXTONE
トランペット YAMAHA
サックス YAMAHA
エレクトーン YAMAHA

上記のメーカーの楽器をお持ちの場合は、査定に積極的に出してみましょう。査定に出す際はすぐに持ち込んだり出張査定をすぐに依頼するのではなく、

・メーカー
・型番
・購入年

を洗い出して、まずは電話で情報を伝えて見積もりを取っておくことをおすすめします。

少しでも高く売る方法

少しでも高く売りたいなら以下の3点を押さえておきましょう。

(1)付属品は揃えておく 説明書、保証書や付属品はすべて揃えて売ることが重要です。
(2)査定に出す前に手入れをする 査定の際の印象をあげるために、ホコリを、軽くでも拭いて、よりいい状態で査定を受けるようにしましょう。
(3)なるべく早く売る 1日ごとに相場も需要も下がります。いらないと思ったら早い段階で売る決断をしましょう。

(2)ネットオークション・フリマアプリに出品する

楽器店で売れなかった楽器や査定対象外のメーカーだった場合も、ネットオークション・フリマアプリなら需要層が異なることから売れる可能性がありますので、出品してみましょう。

メリット ・売れる可能性がある。
デメリット ・必ず売れるかわからないうえ、いつ売れるかもわからない。
・発送・梱包の手間がかかる。

代表的なフリマアプリには以下のようなものがあります。

メルカリ
PayPayフリマ
楽天ラクマ
ヤフオク!
モバオク!
ジモティー

実際にフリマアプリで下記のような楽器の売買結果がありました。

アコースティックギター:3,000円(税込)

画像引用元:メルカリ「HONEY BEE アコースティックギター」より

エレキベース:3,500円(税込)

画像引用元:メルカリ「エレキベース」より

電子ピアノ:4,000円(税込)

画像引用元:メルカリ「Roland EP-90 取扱説明書付き」より

ドラムセット:14,000円(税込)

画像引用元:メルカリ「ドラムセットTAMA インペリアルスター」より

トランペット:4,000円(税込)

画像引用元:メルカリ「【ジャンク品】Kaerntner ケルントナー トランペット 初心者向け」より

サックス:6,666円(税込)

画像引用元:メルカリ「PREMONADO プレモナード シルバー アルトサックス」より

エレクトーン:18,000円(税込)

画像引用元:メルカリ「STAGEAmini(ELB-01)エレクトーン」より

(3)知人に譲る

初めて楽器を始める人は「続くかわからないからまずは安いもので始めて見たい」と考えているので、親戚や知人に声をかけてほしい人がいないか探して無料で譲ってあげましょう。

メリット ・ゴミにせず再利用できる。
・無料で手放せる。
デメリット ・ドタキャン・返品など個人間引き取りなのでリスクがある。

(4)自治体処分する

楽器を自治体で粗大ゴミとして処分する場合は、その楽器が「粗大ごみに該当するサイズ・重量か?」をまず確認する必要があります。

粗大ごみの定義は地域によっても大きく異なります。

片付け110番では、すべての地域での粗大ゴミの定義~出し方までをまとめましたので、お住まいの地域をクリックしてまず確認してみてください。

北海道・東北 北海道青森岩手宮城秋田山形福島
関東 茨城栃木群馬埼玉千葉東京神奈川
中部 新潟富山石川福井山梨長野岐阜静岡愛知
近畿 三重滋賀京都大阪兵庫奈良和歌山
中国 鳥取島根岡山広島山口
四国 徳島香川愛媛高知
九州・沖縄 福岡佐賀長崎熊本大分宮崎鹿児島沖縄

粗大ごみの排出方法には、自宅まで回収に来てくれる「戸別収集」と、ゴミ処理センターに自己搬入する「持ち込み処分」がありますので、それぞれ解説しますね。

戸別収集

粗大ごみに当てはまる楽器を処分したいなら、格安で処分可能で、自宅前まで引き取りに来てくれて便利なので、戸別収集を利用しましょう。

メリット ・安く処分できる。
・自宅前まで引き取りに来てくれる。
デメリット ・粗大ゴミシールを買ったり予約をしたりする手間がある。
・予約状況によっては収集が先になる可能性がある。
・家の外まで自分で運び出す必要がある。
・排出できるゴミの量に上限がある。
・重量物は収集できない可能性がある。

例えば新宿区の場合、10kg以下の楽器は戸別収集で400円で処分可能です。


画像引用元:新宿区「粗大ごみの処理手数料一覧」より

管楽器など小さな(指定袋に入るサイズの楽器)は、自治体によって不燃ごみ・可燃ごみ扱いになるか、粗大ごみ扱いになるかが異なりますので管楽器は事前に自治体に問い合わせましょう。

例えば指宿市の場合、トランペットやサックスは燃えないゴミ(不燃ゴミ)の対象になります。


画像引用元:指宿市「トランペット」より


画像引用元:指宿市「サックス」より

また、新宿区では粗大ごみ扱いになるギターですが、


画像引用元:新宿区「粗大ごみの処理手数料一覧」より

指宿市の場合は、燃えるゴミで排出することが可能です。


画像引用元:指宿市「ギター」より

持ち込み処分

持ち込むための車や、施設の受け入れ時間内の持ち込み対応が可能な場合は、戸別収集よりもさらに安く処分可能ですので、持ち込み処分にトライしましょう。

メリット ・無料~格安で処分できる。
デメリット ・車に積み込んで持ち込む手間がある。
・予約状況によっては収集が先になる可能性がある。
・家の設置箇所から運び出す必要がある。
・排出できるゴミの量に上限がある。
・ものによっては引き取りしてくれない。

例えば葛飾区の場合、オルガン・電子ピアノ・エレクトーンといった楽器は戸別収集で2,000円で処分可能ですが、持ち込みの場合は半額になるので、1,000円で処分可能です。


画像引用元:葛飾区「粗大ごみ処理手数料一覧表」より


画像引用元:葛飾区「粗大ごみの出し方」より

ただし、ほとんどの自治体で「ピアノ」は戸別収集・持ち込み処分いずれの場合も引き取り対応していません

詳しくは「楽器処分時の注意点」で解説しますね。

(5)不用品回収業者に依頼する

「即日で捨てたい」「重たくて運び出せない」「ピアノを捨てたい」ときは、電話1本で設置箇所から運び出して処分まで即日対応してくれるので、不用品回収業者に依頼しましょう。

メリット ・電話1本で全て解決。
・手間や労力がかからない。
・運び出しなど作業は全てお任せできる。
・即日、希望日時ピンポイントで予約できる。
・ピアノも処分できる。
デメリット ・他の方法に比べて費用が高い。
・優良な業者を選び抜く必要がある(悪徳業者がいる)。

費用相場は以下の通りです。(片付け110番の回収事例から平均を算出しています)

※ピアノ・オルガンは機種によって重量も大きく異なるため、料金変動の可能性が高いですので注意しましょう。

ギター・ベース 約5,000円
電子ピアノ 約20,000円
エレクトーン 約30,000円
オルガン 約40,000円
ピアノ(アップライトピアノ) 約60,000円

実際に片付け110番で回収した楽器の事例をご紹介いたします。

事例1

作業場所 神奈川県横浜市青葉区
回収内容 電子ピアノ
メーカー: ヤマハ
モデル: CLP-122
実際の作業料金 20,900円
オーダーID 803145

事例2

ピアノ:38,500円

画像引用元:片付け110番回収事例「【鹿児島市】ピアノの出張不用品回収・処分ご依頼 お客様の声」より

事例3

ピアノ:187,000円

画像引用元:片付け110番回収事例「【蒲郡市三谷町】ピアノの出張不用品回収・処分ご依頼 お客様の声」より

事例4

オルガン:44,000円

画像引用元:片付け110番回収事例「【松山市勝岡町】オルガンの出張不用品回収・処分ご依頼 お客様の声」より

事例5

エレクトーン:17,100円

画像引用元:片付け110番回収事例「【伊丹市】エレクトーンの出張不用品回収・処分ご依頼 お客様の声」より

事例6

エレクトーン:25,300円

画像引用元:片付け110番回収事例「【浜松市東区】エレクトーンの出張不用品回収・処分ご依頼」より

楽器処分時の注意点

あなたがお住まいの自治体の「粗大ごみの定義」に当てはまる楽器であった場合でも、楽器の種類によっては自治体が収集していないことがあるので注意が必要です。

自治体ではピアノの引き取り不可

破砕処理時にピアノ線が処理できないことから、ほとんどの自治体でピアノは収集対象外となっていますので、処分は不用品回収業者に依頼するようにしましょう。


画像引用元:市川市「クリーンセンターへのごみの持ち込みについて」より


画像引用元:福岡市「ごみの自己搬入について」より

まとめ

楽器の処分方法は、

(1)楽器買取専門店・楽器店に買取依頼する
(2)ネットオークション・フリマアプリに出品する
(3)知人に譲る
(4)自治体処分する
(5)不用品回収業者に依頼する

の5つがあります。

まずは買取できないか、楽器店・フリマアプリなどに査定・出品してみるようにしましょう。

売れなくても、譲れないか模索することも大切。

どうしても処分となったら、自治体のルールに従って、適切に処分することで格安で処分可能です。

ただし、ピアノは自治体でほとんど処分できないため、不用品回収業者に依頼する必要があります。

ほかにもエレクトーン・オルガンなど重量のある楽器は「運び出せない」「持ち込める車両がない」といったお困りが出る事もしばしば。

運び出しに不安がある方や即日処分したい方も、不用品回収業者に依頼するのが得策です。

本記事が、楽器の処分に悩むあなたの役に立てば幸いです。

不用品回収サービスの詳細はコチラをご覧ください。

片付け110番のエレクトーン処分サービスはこちら
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