引越しを終えた後、新しい住まいを取り巻くのはワクワクする未来だけではありません。開封された後の段ボールの山は、新生活のスタートを前にして立ちはだかる予期せぬ課題です。これらの段ボール箱をどのように処分すれば良いのか、迅速かつ効率的に片付ける方法を探している方は多いでしょう。本記事では、引越し後の段ボール処分に頭を悩ませるあなたに向け、処分方法を4選紹介します。ぜひさいごまでご覧ください。
段ボールは何ゴミ?
段ボールは資源ごみに分類されます。
地区のゴミ出しで、資源ごみの日に無料で処分することが可能です。
汚れたダンボールや細かいダンボールは?
食品の油や汚れなどが付着している段ボールや、細かく破片になった段ボールは、一般的にリサイクルが困難なため、燃えるゴミ(可燃ごみ)として処理されます。指定袋にいれて排出しましょう。
段ボールの処分方法4選
段ボールの処分方法には大きく分けて4つの方法があります。それぞれメリットデメリットとあわせてご紹介します。
自治体で処分
自宅から出して、指定された収集日に収集を待つだけなので、非常に手軽であり、無料であることも大きなメリットです。
一方デメリットとしては、段ボールの収集日は自治体によって定められており、週に1回や月に数回など、収集の機会が限られている点があげられます。特に大量に段ボールがある場合は、保管場所に困ることがあります。
引越し業者に回収依頼
メリットは、引越し業者に依頼すると自治体の収集日に合わせて準備する必要がなく、すぐにでも段ボールを処分できるため、時間を節約できることです。
一方でデメリットは、引越し業者に段ボールの回収を依頼すると追加料金がかかること、すべての引越し業者が段ボール回収サービスを提供しているわけではないこと、引越しから日数が経つと回収サービスに対応してもらえないケースが多いことが挙げられます。
大量の引っ越し段ボール、たった数日ですべて開封して段ボールをゴミに出せる状態に持って行ける人は少ないのではないでしょうか?荷ほどきに時間がかかるとサービスを利用できなくなる可能性が高いのは痛い点です。
古紙回収業者に依頼する
古紙回収業者なら、自分で段ボールを自治体の収集ポイントまで運ぶ必要がなく、また、収集日を待つ必要もありません。また、古紙回収業者は、回収した段ボールをリサイクルし、新たな紙製品の原料として再利用しますので、環境に配慮した処分が可能です。
一方でメリットとしては、古紙回収業者は個人宅を相手にしないケースも多く、段ボールも、トラック1台分などまとまったかなり大量の量がなければ、回収に来てくれない可能性があることです。個人が利用するには条件が合わない場合があります。また、引越し時の段ボールなどで、梱包資材(発泡スチロールなど)が付着していると、引き取りしてくれない場合があるなど、古紙以外のものは明確に拒否される点も注意が必要です。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者は、依頼に基づき迅速に段ボールを含む不用品を回収してくれます。これにより、不用品が長期間自宅に滞留することなく、素早く処分することが可能です。段ボール1枚から大量の段ボールまで柔軟に回収してくれるので、利用しやすさもありメリットは大きいです。
デメリットとしては、段ボールの量やその他回収する不用品の種類によっては、費用が高額になる可能性があります。通常軽トラック1台で最低5,000円~は費用がかかります。また、信頼できる業者を選ぶために、見積もりを取るなど、業者選びに慎重になる必要があります。
段ボールを処分する際の注意点4選
意外と知らない、段ボール処分時の注意点をまとめましたので、ぜひ参考にしてみて下さい!
伝票やテープをはがしておく
段ボールをリサイクルまたは廃棄する際に伝票やテープを剥がしておく必要性は、環境保護だけでなく、個人情報保護の観点からも非常に重要です。伝票には、氏名、住所、電話番号、メールアドレスなどの個人情報が含まれていることが多いです。これらの情報が第三者の手に渡ることで、不正利用されるリスクがあります。例えば、個人情報を基にした詐欺や、迷惑メールの送信、さらにはストーキングのような犯罪に利用される可能性も否定できません。
ひもで縛っておく
ほとんどの自治体では、段ボールの排出にあたって、段ボールをひもで縛ってからゴミに出すことがルール化されています。ひもで縛ることにより、段ボールが風で飛ばされることを防ぎ、収集場所を清潔に保つことができます。また、縛られた段ボールは積み重ねやすく、収集・運搬の際に場所を取らず、効率的に扱うことが可能になるためです。地域によっては、段ボールを縛るためのひもの種類や色、結び方に特定のルールがある場合があります。(ガムテープでまとめるのはNGといった地域も有ります)。自治体の指示に従って、適切な方法で縛ることが大切です。
湿気の少ない場所で保管する
湿気が高い環境では、段ボールにカビが生えやすくなります。カビは見た目に悪影響を及ぼすだけでなく、健康にも害を及ぼす可能性があります。特にアレルギー反応を引き起こしたり、呼吸器系の問題を悪化させたりするリスクがあります。湿気が原因でカビが発生すると、それに伴い不快な臭いが生じることがあります。特に密閉された空間での保管では、この問題が顕著になる可能性があります。
ゴキブリに注意する
段ボールを長期間放置していると、ゴキブリの住処になってしまい、ゴキブリが発生してしまう恐れがあります。段ボールは、その構造がゴキブリにとって理想的な隠れ家を提供します。段ボールの層間や折り目は、ゴキブリが隠れやすく、巣を作るのに適した場所です。段ボールは、ゴキブリが繁殖するのに理想的な環境を提供します。暗く、湿度が高く、干渉が少ない場所は、ゴキブリが卵を産み、繁殖するのに適しています。段ボールは溜め込まず、なるべく早く処分することが大切です。
まとめ:適切に段ボールを処分しよう
段ボールを処分する際は、方法は4つありますが、それぞれのメリットデメリットをよく検討し、自分に一番メリットの大きい方法で処分することが大切です。
段ボールを長期間捨てられずにいると、ゴキブリが発生するなどのリスクがありますので、いつまでもためておかず、早め早めに処分して、清潔な室内空間を維持しましょう。
本記事が段ボール処分に悩むあなたの役に立てば幸いです。
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