広い家に住みたい!と夢を膨らませ、やっと手に入れたマイホーム。
最初は張り切って掃除するものの、しばらくすると広いお部屋にお手上げ状態。
新築のキレイな家だからこそ、ちょっとの汚れが目立ってしまうものです。
持家だと意気込むあまり、毎日掃除でヘトヘト。
マイホームでゆったりお茶でもして過ごす…なんて夢の中だけだったのかとちょっとした失望感に。
もっと楽してキレイに過ごせたらいいのに…。
そんな、毎日簡単に掃除を済ませたいと思っている方必見。
日々の掃除を、楽に、そして簡単な掃除でキレイを保つ「とっておきの便利グッズ」を紹介します!
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場所別の掃除方法は必見ですよ!
筆者があれこれ試した便利グッズの中から、選りすぐりのグッズを使って日頃から実践している掃除術をお伝えします。
これを伝授したお友達からは、
「毎日の掃除を楽しめるようになった!」
と、お墨付き。
この記事を読んで、掃除の考え方がちょっと変わるかもしれません。
掃除をしてもすぐ汚れる…なんて掃除に追われる考え方は今日でおしまいにしましょう!
日々のお掃除について
あなたは、掃除が好きですか?嫌いですか?
わざわざ、この記事を読んでくださっている方は、掃除や掃除方法に困っている方が多いのではないでしょうか?
何もしないと汚れる一方…ならば、楽に、簡単にできればいいですよね!
掃除で悩む箇所ランキング
まずはみなさんが掃除でどこに悩みがあるかランキングで見てみましょう。
(2016年SUUMO)
第1位 お風呂掃除
第2位 トイレ掃除
第3位 床掃除
という結果でした。
どちらも、「毎日過ごす場所」がランクイン。
毎日過ごすからこそ、キレイに保ちたいという気持ちの表れでしょう。
「毎日過ごす場所」が、掃除でうんざり…なんて思っているあなた!
毎日使う場所だからこそ、掃除のチャンスがたくさんある!と前向きに考えてはどうでしょうか。
掃除は回数か時間か
掃除は、「頻繁に回数をこなす方が良いのか?」それとも、「じっくりまとめて時間をかけるのがよいのか?」という議論が昔からあります。
これは私の経験上言えることですが、ズバリ!マメに回数をこなす方が断然メリットは多いです。
なぜならば、マメに掃除をするからキレイな状態を長く保てます。
まとめて時間をかける時、専用の洗剤を揃え、ゴム手袋も装着して、気合十分で挑むと、見違えるようにキレイにはなります。
すると、達成感、充足感を感じやすいでしょう。
しかし、汚れは早目に落とした方が早く落ちる、という事は忘れてはいけません。
さらに、汚れをためてしまうと、時間をかけても落ちない汚れがあることを覚えておきましょう。
お掃除の便利グッズについて
マメに掃除した方がよいと思っていても、なかなかできない…そんな方は、便利グッズに頼ってみましょう。
楽しく始められるグッズを見つけられたら、いつの間にか掃除も楽しくなり、掃除の時間もあっという間、なんてことにもなるはず。
最近ではお手軽に手に入れられるお掃除便利グッズがたくさんあります。
100円ショップなどに行けば、目から鱗の商品の数々を見つけることができます。
けれども、ちょっと待って!
「これ、便利そう!」
と思って購入し、なんとなく掃除した気になって、実際は何もしない…なんてことありますよね。
購入する前に、掃除のポイントを押さえましょう。
ポイントさえ抑えておけば、「なんとなく」ではなく、キレイになる我が家を想像でき、掃除へのテンションが上がります。
そして、より具体的に便利グッズを選ぶことができます。
2017年度通販お掃除グッズ人気ベスト3
では、通販ではどんな掃除グッズが人気なのか、見てみましょう。
通販大手のAmazonからのランキングです。
第1位 レック 激落ちクロス マイクロファイバー 10枚入
「激おちシリーズ」のレックから、マイクロファイバーのフキンです。
こちらのレビューは700件を超えており、人気の高さがうかがえます。
手軽にサッと汚れがおちるフキンで、手軽さと、コスパの良さが人気の秘密のようです。
第2位 エチケットブラシ ぱくぱくローラー
こちらも手軽にお掃除するグッズ。
布団やじゅうたんのホコリをローラーでコロコロするだけで、取れるというグッズです。
昔から使われているコロコロと使い勝手は同じですが、スペア不要、というのがポイントです。
第3位 ニトムズ コロコロ スペアテープ フロアクリン 45周 3巻入
そしてこちらは、昔ながらのいわゆる「コロコロ」のスペアです。
粘着でしっかり取れて、取れた様子がよくわかるのがgood。
海外製の掃除グッズのメリットデメリット
掃除の悩みは万国共通。
海外でも掃除の便利グッズがたくさん見つけられます。
深夜の通販番組でもよく見かけますよね。
今や日本でも一般的になりつつある、ケルヒャーの高圧洗浄機や、ダイソンの掃除機はあまりに有名になりました。
海外製の商品はパワーが強い印象があります。
パワーが強いのはメリットなのですが、海外とは住宅事情が違うので、決して日本の住宅に合うとは限らない、と言う事は忘れてはいけません。
ケルヒャーの高圧洗浄機
例えば、ケルヒャーの高圧洗浄機は広いお庭を持つ、海外の住宅では活躍しますが、狭小地が多い日本の住宅ではお隣さんに水が飛び散り、ご迷惑をかける事もあります。
ダイソンの掃除機
ダイソンの掃除機も、海外にはよくある絨毯床のホコリを掻き出すためのパワーなので、フローリング床にはそこまでのパワーは必要ない場合もあります。
また、充電式のため、部屋での収納を考えてからの購入をオススメします。
住まいの特徴に合わない掃除道具では、宝の持ち腐れ、なんてことにもなるので、よく見極めることが重要です。
お掃除便利グッズとは?
掃除グッズは通販、ドラッグストア、ホームセンターといった場所だけでなく、意外なところでも見つける事ができます。
それはずばり、インテリアショップです。
簡単に、キレイに掃除ができるということは、大事な事ですが、楽しくやる事も忘れてはいけません。
お気に入りの道具があるか、無いかは重要です。
中でも、無印良品の掃除グッズは万能です。
機能もさることながら、シンプルなデザイン、そしてインテリアを邪魔しないさりげなさ。
いくつかのグッズを揃えると、統一感も出ます。
よく考えられたグッズが多く、リフィルも充実しています。
掃除の手も、つい伸びてしまいます。
コスパのいいオススメの便利グッズ
コスパがいいオススメの便利グッズと言えば、100円ショップの掃除グッズです。
100円ショップでは特に「洗剤素材」「スポンジ」がオススメです。
洗剤素材
掃除グッズや、重曹、クエン酸など、簡単掃除に欠かせない洗剤素材も100円ショップで購入できるので、是非活用しましょう。
スプレーポンプも100円ショップにあるので、合わせて購入し、各洗剤のスプレーを作ってみてもいいですね。
スポンジ類
スタメン使いをしたいのは「メラミンスポンジ」。
水廻りの各所に忍ばせておいて、サッとこするだけ。
キッチンに置いて、シンク廻り、水栓を。
洗面化粧台に置いて、洗面ボウルを。
浴室に置いて、桶などを。
いろんな場面で活躍します。
また、水垢、尿石など、ピンポイントでこすり落とすスポンジ類が登場。
場所によって使い分けたいですね。
場所別オススメ掃除グッズと掃除のポイント
では、便利グッズと一緒に、場所別のポイントを押さえましょう。
やみくもにゴシゴシやるのではなく、ポイントを押さえる事で、十分キレイを保てます。
ポイントを抑えておかないと、効率的な掃除が出来ないばかりか、時間もお金も浪費し続けてしまいます。
各場所でのメインの汚れを把握し、ピンポイントで取り組みましょう。
床掃除
床掃除でオススメ掃除グッズは「クイックルワイパー」です。
床の主な汚れは何と言ってもホコリ。
あなたは週に何回掃除機をかけていますか?
働いている方ですと、週一回の方が一番多いようです。
しかし、週一回の掃除機でも、そうでない方も、クイックルワイパーの使い方を押さえればキレイを保てますよ。
ただし、ただ単にクイックルワイパーを使うだけではNG。
ホコリは軽くとも重さがあるので、いずれ床に落ちます。
一日で一番ホコリ床にあるのは、しばらく誰も歩いていなかった朝一番です。
そう、日中いくら頑張ってクイックルワイパーをかけても、空気中にホコリが舞っている為、効果半減。
床にホコリがたまっている朝一番にやりましょう。
また、クイックルワイパーをかけるときは主に、フローリングの目に沿ってかけましょう。
フローリングの目と垂直にかけると、目地にホコリが溜まる一方です。
ホコリを集める時は垂直方向でも仕方がありませんが、クイックルワイパーは目に沿って。
それだけで処理できるホコリの量が違います。
キッチン
キッチンでおススメ掃除グッズは、「カバーリンググッズ」です。
キッチンの汚れはまずは油汚れです。
油汚れは、ちょっと発想を変えて、
「どう汚れをとるか?」
ではなくて、
「どう汚れを寄せ付けないか?」
と考えるといいでしょう。
そう、汚さない工夫で掃除を最小限にします。
汚れがちなところをカバーリングしておけば、カバーを定期的に変えるだけできれいになるのでストレス半減です。
キッチンにおいてカバーリングできることといえば、換気扇フィルター、ガスコンロのシートなど。
その他カバーリングできる箇所といえば、壁。
キッチンパネルなどの壁の場合はお手入れ簡単ですが、タイルなどは汚れが付きやすいところ。
壁に貼る透明なキッチン用シートを活用しましょう。
こちらを貼れば、年に一度くらい張り替え変えるだけで、オッケー。
とても簡単です。
また、キッチンで想像以上に汚れる箇所は冷蔵庫の上や電子レンジの上。
ホコリと油汚れで、年末の大掃除で苦労された方も多いのではないでしょうか?
こちらは掃除グッズではなく、誰の家にでもあるもので解決できます。
その解決方法とは、ラップ覆っておくだけ。
これでOK。
汚れてきたな…と思ったら、そのラップを取り換えるだけ。
これはキッチンだけでなく、家中に活用できるアイデアです。
トイレ
トイレでおススメの便利グッズは、「洗剤素材スプレー」です。
トイレで気になる汚れは、便器の尿石・黄ばみ・黒住・水垢などです。
そのような汚れは、すぐに落とすことがポイントです。
便器は、汚れがついてしまうとなかなか落ちない箇所。
また、なかなか掃除したくなくなる箇所。
なので、極力汚れが付かないようにしましょう。
ここで活躍するのが、簡単!洗剤素材スプレー。
100円ショップなどで売っている、洗剤素材と水をスプレーボトルに入れるだけ。
水100mlに対して、小さじ1杯が適量です。
そして、トイレで活躍するのは、クエン酸。
クエン酸には尿の成分を分解する効果があります。
トイレにクエン酸スプレーを常備し、一日に何度かスプレーするだけで、汚れが付きにくくなります。
また、クエン酸は手洗い器の黒い水垢にも効果があります。
スプレーして少し時間を置き、スポンジ(無ければ手でもOK)と一緒に、こすって水で流しましょう。
その他、ドラッグストアなどでは、便器をきれいに保つグッズがたくさん販売されています。
タンクに設置して、便器内にたまる水に除菌剤を含めるといった商品や、便器に直接スタンプ型の洗剤を付けて、水を流すたびに洗剤が便器内を洗う、といった商品もあります。
いずれにせよ、トイレは「使用後すぐ」に汚れを除くことが鉄則です。
お風呂
お風呂のおススメ便利グッズは「水切りワイパー」です。
主なお風呂の汚れは、カビと水垢。
水気や、石鹸かす、垢などがそのままになっていると、すぐにカビや水垢となってしまいます。
お風呂もトイレと同様、「使用後すぐ」が鉄則です。
一番簡単で効果があるのは、使用後すぐにお風呂場全体を水で流しましょう。
お湯でなくて、水、というのがポイントです。
これで、カビの繁殖も抑えられ、汚れが付着するのも防げます。
これは本当に簡単で効果大なので、すぐにでも始めましょう。
そして、そのあとに登場するのが水切りワイパーです。
スクイージーともいわれています。
これで水を取り除きます。
壁・床をふき取るのは結構な重労働になりますが、水切りワイパーを使いこなせば、壁から床まで全ての水を流すのに、1分程度で終わります。
PCやオーディオ機器等周辺
ここでのオススメ便利グッズも、「カバーリンググッズ」です。
PCやオーディオといった精密機器は、ホコリが大敵。
そして、電気が発生しているので、ホコリが付きやすい個所になります。
使用頻度にもよりますが、使用していない時にはカバーをしておくのが効果的です。
そして、このカバーを洗濯することで、キレイを保てます。
オーディオ類等は、オシャレなクロスを掛けておくと、インテリアとして部屋の雰囲気作りにもなります。
自分でも作れる簡単万能掃除グッズ
掃除グッズには、高価だからといって威力を発揮するとは限りません。
簡単な手作りグッズでも十分に家をキレイにできるのです。
手作り掃除グッズと言えば、かつて大ヒットした「マツイ棒」を忘れてはいけません。
覚えていますか?
女優の松居一代さんが考案した、割りばしに布を巻き付け、輪ゴムで止めるだけのマツイ棒です。
これだけ簡単な作りのグッズなのに、あれほど話題になるとは、多くの方が手軽な掃除を求めているのだと言う事の証です。
お手軽、そして痒い所に手が届く感覚が大ヒットを生んだのでしょう。
これなら、今すぐにでも始められますよ!
お掃除で悩んだら…
それでも、汚い汚れを前に気が滅入ることもあるでしょう。
それでも自分を責める事はありません。
たまにはお休みして、業者にハウスクリーニングを頼んでもよいでしょう。
すると、見違えるようにキレイになった我が家に、「キレイに保とう!」という気持ちが芽生える事があります。
そのキレイをキープできるように、気持ちを切り替えましょう。
お掃除のコツを抑える
どんな箇所においても、汚れをためない仕組み、汚れの性質にあった対策など、お掃除のコツを押さえることが最も重要です。
そして、対策、ポイントを絞ったら、後は同じことをやるだけです。
- 朝起きたらクイックルワイパーをかける。
- トイレに入ったら汚れをふく。
- 料理が終わったら、シンク、カウンターを一拭き
- お風呂に入ったら水切りワイパー
など。
決めたことを書き出しておくと、なお取組みやすくなります。
やる事がはっきりしていないと、
「なんとなく汚れてきたな…」
「そろそろ掃除しなきゃ…」
「今度やろう…」
となかなか取り組めません。
掃除を生活パターンに組み込んでしまいましょう。
お掃除に対しての考え方を変える
いやだなぁ…と思っていた掃除に対する考えが、少しは変わりましたか?
ポイントを押さえれば、無駄な動きも減り、効果が見えてきます。
また、
「どう掃除したらいいのか」という考え方から、「どうしたら汚さないのか」といった考え方にシフトすると、家に対して前向きにとらえられるのではないでしょうか。
また、わざわざ掃除をすると考えると腰が重いですが、何かをする「ついで」に掃除をしてしまいましょう。
洗面所やトイレの手洗いカウンターの近くに100円ショップなどで手に入るメラミンスポンジを忍ばせておいて、使用後にサッと流してみましょう。
それだけで、汚れが付きにくくなります。
洗面所にもちょっとした雑巾を忍ばせておいて、風呂上がりの曇った鏡を乾拭きしておけばクリーナーいらずです。
また、毎日歩きながらに掃除が出来てしまう、「モップ付スリッパ」も有効です。毎日忙しい!と思って、家中動き回っているついでに床掃除ができます。
このような「ついで家事」を考えるのも楽しいですよね。
汚れないお家の環境作りについて考える
部屋のキレイは先手必勝、汚れる前に手を打つべしです。
それには、床や棚に物を置かない事が重要です。床に物が置かれていると、そこにはホコリが寄せ付けられ、また、掃除をする時にもわざわざ横に動かす手間が増え、良い事はありません。
本当にそこに置く必要があるのか、もう一度考えて、部屋の整理整頓にも努めましょう。
そして、私が実践した部屋を汚さない究極の方法は、長い髪を切ったことです。
部屋に落ちる髪の毛、お風呂の排水溝、本当に目につきます。
髪を短く切ったことで、抜け落ちる本数は恐らく変わらないものの、見た目には半分にも1/4にも減っているので、効果抜群ですよ。
まとめ
部屋が汚いのもイヤ。
けれども、掃除するのもイヤ。
一体、どちらを我慢したらよいのでしょう?
実ははどちらも我慢しなくでよいのです。
元はと言えば、掃除が目的ではなくて、快適な生活をするのが目的。
掃除をするのも、楽しく、ラクチンに、快適に行いたいものですね。
「ついで家事」や、トイレなど汚れたら「すぐ」に汚れを取り除くことは、習慣化すると何も考えずに体が動くようになります。
便利グッズに思いっきり頼って、ほんの一つの事でもいいので、今日から取り組んでみましょう!
掃除は家や家族を大切にする気持ちに繋がっています。
多くのキレイな家に、多くの幸せがもたらされますように!