自宅にある『処分したい洗濯機』に、困っていませんか?
「洗濯機を安く回収してもらいたい」
「無料で洗濯機を引き取ってくれる業者はないの?」
「ついでに冷蔵庫も処分してほしい!」
使っていない洗濯機を家に置いていても邪魔になるし、できれば少しでもお金に換えたいと思いますよね。
しかし、「洗濯機はリサイクル家電だから、処分にお金がかかると聞いたことがあるかも・・・」と不安に感じている人も多いのではないでしょうか。
今回ご紹介する『洗濯機の回収を最安で行う方法』を知れば、どんな状態の洗濯機でも、『より安く』『より安全で適切に』処分できるようになります。
記事を最後まで読んでいただければ、手間をかけてでもメリットの得られる『処分後の安心感』の重要性がよくわかりますよ。
ここでは「洗濯機を安く回収してもらいたい!」というあなたに、『洗濯機を一番お得に回収する方法』をご紹介します。
「毎日忙しくて調べる暇がない・・・」
「面倒くさがりだから簡単に終わらせたい!」
というあなたでも、『適切に自治体で処分するための9ステップ』の流れに沿っていただければ、簡単に手続きを終えることができようになっています。
もう、洗濯機の処分に当たって、悩むことも、迷うこともありません。
あなたが捨てたいと感じている洗濯機を、今すぐ自分の手で『より安く』『より適切に』『より安全に』処分することができるようになります。
あなたの知らない『不要な洗濯機の廃棄に潜むトラブル』からも、しっかりあなたを守れる方法ですので、絶対後悔させません!
ぜひ、最後までご覧くださいね。
不要な洗濯機は3,000円前後で最安処分可能
不要な洗濯機は、『3,000円前後』で最安処分が可能です。
『家電リサイクル法※』に従い、リサイクル料金『だけ』を支払って片付ければ、最もお得に捨てられるからです。
※家電リサイクル法とは、一般家庭などから排出された家電製品を粗大ごみとするのではなく、リサイクルしようという法律のこと
動画:YouTube「<経済産業省>3分アニメでわかる家電リサイクル法」より
https://goo.gl/Zhe5Rm
自治体処分なら少額な上に安全
自治体処分なら少額な上に、『安全』です。
民間の回収業者を利用するよりも『格段に安く』済み、さらには引取りの時に『管理票』を渡してもらえるからです。
管理票は、「あなたは正式な処理で電化製品を処分しました」という証明になります。
「電化製品の処分を証明しなきゃいけない理由なんてあるの?」
「粗大ごみの処分には管理票なんて渡されたことないけど・・・」
と思われるかもしれませんが、電化製品は、『処分後』にトラブル被害が相次いでいます。
その点、市町村は、『消費者から排出された家電製品の適正処理を行う義務』が生じますので、トラブルに巻き込まれることは、まずありません。
行政の処分は難しくない
行政の処分手続きは、難しくありません。
何枚か『必要な書類へ記入』して、郵便局で『リサイクル料金』を払えば、あとは回収してもらって終わりなんです。
『行政処分』という字だけ見ると、「役所や役場に直接行かなくてはいけないのでは?」「お役所仕事で時間がかかりそう」と難しく考えてしまいがちですが、とても簡単ですよ!
準備を始めて最短2日で廃棄できる
洗濯機回収のための準備を始めて、『最短2日』で廃棄ができます。
早ければ、リサイクル料金を払い込んだ『翌日』にも収集してもらえるからです。
「処分したい」と思った次の日には、手元から洗濯機を無くすことができるんです!
また、お住まいの地域によっては、回収に来てもらう日にちを『指定』することも可能ですよ。
個人宅からの洗濯機の回収
個人宅からの洗濯機の回収では、あなた自身が『適切な処分方法』を知り、『正しい業者』を選ぶ必要があります。
何も知らずに、「少しでも安く処分したい」と金額ばかりに囚われると、『トラブル』や『不法投棄』の原因となることがあるからです。
例えば、違法な無料回収業者に依頼してしまうことで、業者だけでなく、依頼者も罪に問われるんです。
トラブルに巻き込まれないためにも、洗濯機の処分についての理解をしっかり深めておきましょう!
洗濯機はリサイクル家電
洗濯機は、『リサイクル家電』です。
『粗大ごみ』とは違って、再利用できる資源をたくさん含んでいるため、家電リサイクル法という法律で『リサイクル料金の支払い』が義務付けられています。
つまり、本来『処分は無料ではできない』んです。
「何でも無料で回収いたします」と叫びながら町を走っている無料回収業者は、廃棄物を収集する許可を得ずに無断で行っており、危険だらけなので依頼はやめたほうが賢明です。
金額も条件も全く違う洗濯機処分の3つの選択肢
洗濯機の処分には、金額も条件も全く違う『3つの選択肢』があります。
回収を依頼する上で、あなたのメリットごとに、『自治体処分』『回収業者への依頼』『リサイクルショップでのリユース』と、最善の依頼先が異なるんです。
具体的には、次の3つの選択肢です。
- 自治体
- 回収業者
- リサイクルショップ
詳しく解説しますね。
(1)自治体での処分
自治体での処分が、一番オススメです。
あなたの求める『安さ』も叶えられますし、トラブルに巻き込まれることも一切なく、『安心』して不要な洗濯機を回収してもらえるからです。
費用が安く抑えられるカラクリは、『回収費用の一部を、国からの税金でまかなっている』ことにあります。
さらなる利点として、『どんなに古くても、状態が悪くても、条件に関係なく回収してもらえる』という点があります。
自宅まで回収に来てくれる戸別収集は、非常に利便性が高いですね。
(2)回収業者への依頼
回収業者への依頼は、『おまとめ回収』が便利です。
洗濯機以外にも、不要な家電が複数あるなら、まとめて一度にたくさん回収・処分してくれるので、手間や時間の短縮になります。
特筆すべきは、洗濯機以外にも不用品をたくさん捨てたいという条件下では、非常にお得な処分が叶う、ということです。
ボリュームディスカウントしてくれる業者なら、点数が増えるほど捨てたいもの1点当たりの処分費が安くなります。
家電以外の不用品も引き取ってくれるので、『大掃除』や『お引越し』などで、量が出る際には、オススメです。
回収業者への依頼は、洗濯機1台『5,000円~7,000円』が相場ですよ。
事前にあなたで必要なことは、『電話で予約をするだけ』なので、忙しいときや、時間がないとき、人手がないときにも大きなメリットが得られます。
(3)リサイクルショップに売る
リサイクルショップに売ることができると、非常に有益です。
『製造より5年以内』で『正常動作』する『国内メーカー』の『状態が良いもの』は、買取価格がつき、あなたに利潤があるんです。
『おまとめ査定』を行っているリサイクルショップも多いので、洗濯機の他に、もう使っていない冷蔵庫や炊飯器なども一緒に買取りにだせるとオトクですね。
買取料金の相場は、以下の表をご覧ください。
Kg/年式 | 2013年 | 2014年 | 2015年 | 2016年 | 2017年 |
4.0kg~ 8.0kg以上 |
2,000~ 7,000円 |
2,500~ 8,500円 |
3,000~ 9,000円 |
4,000~ 11,000円 |
5,000円~ 12,000円 |
ただし、リサイクルショップに売る場合、『洗濯機の回収対象の条件』が明確に決まっていますので、注意が必要です。
例えば、買い取りしてもらうためには、最低でも次の点をクリアしている必要があります。
- 内部・外部ともに傷がない
- 破損箇所がない
- 正常動作する
- 付属品(保証書・取扱説明書)が揃っている
- 製造から5年以内である
- 国内メーカーである
つまり、『商品として売れるもの』にのみ、買取価格が付く、ということですね。
時間に余裕があるなら自治体処分をするのがBEST
時間に余裕があり、回収を急いでいないなら、自治体処分をするのがBESTです。
最たるメリットは、『不当請求のトラブルが全くない』という点につきます。
「不当に料金を請求してくる業者なんて、数えるくらいでしょ?」
と思うかもしれませんが、実際には、都庁の総合ホームページで注意喚起されているほど、高額な料金を請求する不用品回収・リサイクル業者は多いのが現実です。
引越シーズン。不用品を処分したいけれど…
家電製品や家具など家庭から出る不用品を無料又は格安で回収・処分すると広告している事業者に、不用品の引き取りを依頼したら思いがけない高額な料金を請求されたなどの苦情が、消費生活センターに多数寄せられています。不用品の処分依頼にあたっては十分に注意しましょう。引用元:高額な料金を請求する不用品回収・処分業者に注意! | 東京くらしWEBより
https://goo.gl/pgKn9e
自治体処分を知らなかった以前の私も、不当な料金を請求された一人です。
事前に料金を払っていたのにもかかわらず、トラックに積み上げる直前に、「積み上げ料が必要だ」と言われ、追加料金を請求された経験があります。
「せっかく来てもらったのに悪いし、回収してもらえないとそれはそれで困る」と、お金を払いましたが、やはりモヤモヤした気持ちが残ってしまいました。
いま思えば、私の心理は、悪質な業者には筒抜けで、そこを利用されたんだな、と思います。
自治体での処分をしていれば、絶対起こらなかった私のミスだった、と感じています。
洗濯機を適切に自治体で処分するための9ステップ
洗濯機を適切に自治体で処分するための、『9ステップ』をご紹介します。
9つのステップをクリアすれば、『費用を抑えて』『安心・安全』に洗濯機を処分することができます。
「手続きが大変そう」
「9つもやることがあるのか」
と思うかもしれませんが、一つのステップごと、簡単で丁寧に説明しているので初めての自治体処分でも、悩むことなくスムーズに手続きできるようになっていますよ。
以下の流れに沿って説明します。
【自治体で処分する9ステップ】
- 自治体が洗濯機の廃棄に対応しているか確認
- メーカー名(製造業者名)の確認
- リサイクル料金と製造業者等名コードの確認
- 振替振込書・家電リサイクル券の記入
- リサイクル料金の振込
- 家電リサイクル券へ振替払込受付書の貼付
- 引渡しの連絡を自治体へ
- 引渡しの前の最終確認
- 引渡しが終わった後の確認
詳しく解説しますね。
ステップ1:自治体が洗濯機の廃棄に対応しているか確認
まずは、お住まいの自治体が、『洗濯機の廃棄に対応しているのか』を確認してください。
地域によっては、洗濯機の回収に対応していない場合があります。
自分の住んでいる地域が対応可能なエリアかどうかは、次の手順でチェックできます。
- 国自治体家電リサイクル関連ページ検索(https://goo.gl/bmNcGz)から、お住まいの自治体のホームページを検索
- 『家電リサイクル法対象機器の処分方法』のタイトル記事から、処分方法の詳細を調べる
- 収集していない場合は、『指定取引場所』をチェック
リンクの貼っていない自治体(下線なし)は、家電リサイクル品の処分方法についての案内ページがないため、直接、お問い合わせください。
最寄りの小売店が引き取り先の場合もある
ちなみに、最寄りの小売店が引き取り先の場合もあります。
お住まいの『自治体』が収集を行わない場合は、家電リサイクル法に基づき、地域の『販売店』が指定引取り先になっているんです。
例えば、過去に洗濯機を、地域の電気屋で購入した場合、その電気屋に「洗濯機の回収お願い!」と頼めば回収してくれます。
自宅に回収しにくる場合、『運搬料』がかかってしまうので、新しく洗濯機を購入するタイミングで小売店に『持ちこみ』できれば、安く済ませることもできますね。
ステップ2:メーカー名(製造業者名)の確認
次に、メーカー名(製造業者名)の確認を行ってください。
メーカーごとにリサイクル料金が異なるので、支払い手続き前に、『捨てたい洗濯機』の正しいメーカーの確認を行う必要があります。
洗濯機本体の側面、または背面のシールに記載があります。
上記の画像だと、『SHARP(シャープ)』ですね。
ステップ3:リサイクル料金と製造業者等名コードの確認
メーカーの確認後、『リサイクル料金』と『製造業者名コード』の確認を行います。
『リサイクル料金』は、ステップ4で使用する『振替払込書』に記載します。
また、『製造業者名コード』は、同様に『振替振込書』と『家電リサイクル券』に記載することになります。
『リサイクル料金』と『製造業者等名コード』は、『一般財団法人家電製品協会』のホームページから確認できますよ。
例えば、ステップ3で紹介した画像では、メーカー名は『SHARP(シャープ)』でしたのでシャープを選択します。
そうすると、『リサイクル料金(2,484円)』と、『製造業者等名コード(310)』が分かりましたね。
ステップ4:振替振込書・家電リサイクル券の記入
リサイクル料金と製造業者名コードを調べ終わったら、『振替払込書』と『家電リサイクル券』へ記入を行います。
リサイクル料金を払い込む際に、すべての記入が終わった『振替払込書』と『家電リサイクル券』が必要だからです。
【振替払込書】
(1)手に入る場所
- 郵便局
(2)記入すること
- リサイクル料金
- 製造業者名コード
- 品目・料金区分コード(洗濯機なので『40』)
- 住所、氏名または名称
- 電話番号
【家電リサイクル券】
(1)手に入る場所
- 郵便局
- 家電量販店
(2)記入すること
- リサイクル料金
- 製造業者名コード
- 品目・料金区分コード(洗濯機なので『40』)
- 住所、氏名または名称
- 電話番号
【注意するポイント】
廃棄物1台につき、家電リサイクル券1枚なので、洗濯機の他に、冷蔵庫など処分したい電化製品があれば、別の用紙に記入することになります。
ステップ5:リサイクル料金の振込
必要な書類が整ったら、リサイクル料金の振込を行います。
払い込む際には、郵便局・ゆうちょ銀行の『窓口』と『ATM』のどちらかを選択できますので、自分にとってやりやすい方法を選択しましょう。
【窓口で手続きの場合の手順】
- ミシン目から切り取った『振替払込受付証明書』を用意します。(上記画像の右部分)
- 窓口でリサイクル料金と振込手数料を言われるので、記載して提出しましょう。
- 『日附印の押印された振替払込請求書兼受領証』と『振替払込受付証明書』を受け取れば振込完了です。
【ATMを利用する場合の手順】
- ミシン目から切り取った『振替払込受付証明書』を用意します。(上記画像の右部分)
- 残った『払込取扱票』と『振替払込請求書兼受領証』部分(切り離さずに)をATMへ入れて、振込手続きを行います。
- 振込みが完了したら、ATM から『ご利用明細票(振替受付票)』が出てきます。
- ATMでの支払いが済んだ後は、『ご利用明細票(振替受付票)』と、お手元の『振替払込受付証明書』を窓口に提出してください。
- 受付終了後、『ご利用明細票(振替受付票)』と『受付局日附印の押印された振替払込受付証明書』を受け取れば、振込は終わりです。
ステップ6:家電リサイクル券へ振替払込受付書の貼付
リサイクル料金を払い込んだら、『家電リサイクル券』に『振替払込受付証明書』を貼ってください。
振替払込受付証明書を添付した家電リサイクル券は、リサイクル料金を振り込んだという『領収書』になります。
以上で、郵便局・ゆうちょ銀行での手続きは終わりです。
【ポイント】
振替払込書と家電リサイクル券は、支払い後の『ご利用明細書』の代わりにもなりますので、回収後も無くさないように大切に保管してください。
ステップ7:引渡しの連絡を自治体へ
洗濯機を回収してもらうために、自治体へ引き渡しの連絡を、『電話』でします。
基本的に回収の手配は、自分で行うことになるので、しっかりと連絡先を確認しておきましょう。
回収の方法には、自宅へ回収に来てくれる『戸別収集』と、自分で指定取引場所に運ぶ『持ち込み』とがあります。
洗濯機の場合は、「重たくて、運ぶのが大変!」なので、持ち込みではなく、自宅まで取りに来てもらうのがオススメです。
自宅回収の依頼は、次の手順で行いましょう。
【戸別回収依頼の手順】
- 全国自治体家電リサイクル関連ページ検索(https://goo.gl/bmNcGz)から収集許可業者の連絡先を調べる。
- 営業時間中に、1で調べた収集許可業者へ電話する。
- 電話時には、次の4つのことを聞かれるので事前に調べておく。
・品目(洗濯機)の確認
・引取り先の住所
・手続きを済ませた家電リサイクル券を持っているか
・回収日の確認
ステップ8:引渡しの前の最終確認
引き渡しの前に、「不備はないか?」の最終確認を行いましょう。
回収に来てもらった際に、必要書類に誤りがあると、収集に来てくれた人が、引き取ってくれないからです。
具体的には、次の点をチェックしましょう。
- 廃棄物とリサイクル券の記載に間違いはないか
※収集業者がリサイクル券を廃棄物と照らし合わせるようになるので、リサイクル券と違うメーカーの廃棄物だと引き取ってくれない。 - 家電リサイクル券に、振替払込受付証明書が貼り付けされているか
※家電リサイクル券に振替払込受付証明書を貼っていない場合も、収集業者が引き取りを行ってくれない。
「当日までに家電リサイクル券を無くしてしまった」
「振替払込受付証明書が見当たらない」
こんな風に困ったら、家電リサイクル券センター(0120-319-640)へ問い合わせましょう。
家電リサイクル券センター | |
TEL | 0120-319-640 |
FAX | 03-3903-7551 |
受付時間 | 午前9時~午後6時(日・祝休) |
振り込まれたリサイクル料金の返金手続きをしてくれます。
ステップ9:引渡しが終わった後の確認
引き渡しが終わった後の確認では、『家電リサイクル券の控え』をもらったかどうかに着目しましょう。
『自治体で適切に処分した証明』であり、「どのように洗濯機が処分されたのか?」を確認する『管理票番号』も記載されているので、必ず受け取る必要があります。
受け取ったら、一定期間は保管しておきましょう。
お引越しやお片付けなど、何か整理する際に、「かさばるな…」と思ったら、半年以上経っているものから捨てていけば、間違いありませんね。
まとめ
今回は、『洗濯機を一番お得に回収する方法』を紹介しました。
どんな方法よりも、『安全』で『費用を抑えた』洗濯機の回収が実現するのは、お住まいの『自治体』へ依頼することです。
市区町村が運営している回収方法なので、トラブルに巻き込まれることはありませんし、回収費用の一部は税金でまかなっているため、『最安』です。
自治体処分の方法は、今回紹介した『適切に自治体で処分するための9ステップ』をご参照ください。
必要な書類の準備や、情報の取得、記入やリサイクル料金の払い込みの流れなど、初めての自治体処分でも悩むことなく進められるように解説していますよ。
この記事が、あなたの洗濯機処分、ひいては今後の家電製品の処分に役立てば幸いです。
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