庭石の撤去・処分方法から費用までわかりやすく解説!【片付け110番】不用品回収・片付けサービス

庭石の撤去・処分方法から費用までわかりやすく解説!【片付け110番】不用品回収・片付けサービス
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庭石にも、小さな石ころから地中に埋まった大きな石、灯篭のような加工品まで様々ありますが、特に『大きな庭石』と『石材加工品』は処分に悩まれる方が多いようです。

もしかしてこのまま庭石を捨てられないのでは、と不安を感じていませんか?

「市で回収してもらえないの?」「買い取りって無理かな?」「人力で持てない重さだけど、何から手をつけたらいい?」

わからないことだらけで疑問も解決しないと、いつまで経っても捨てられないで困ってしまいますよね。

そこでこの記事では、特に処分に困る庭石とその対処法、売却譲渡から自力処分・業者依頼での3つの処分方法や費用相場まで、すべてを詳しくお伝えします。

目次

庭石を処分する方法(1) 売却・譲渡する

庭石を処分する方法(1) 売却・譲渡する

お金をかけたくない・処分に期限はないから時間がかかってもいいから費用を抑えたい、という人はまず売却・譲渡を検討しましょう。

現在石自体の需要は低いのが現状ですが、どんな石もタイミングさえあえば買い取りしてもらえ、需要のある特定の石は高価買い取りも可能です。

買い取りされやすい石の2条件

(1)オブジェ・鑑賞用として需要がある石(例:「青石」「赤石」「自然石」)

青石・赤石・自然石

(2)状態がよく欠けやひび割れの無い灯篭や置物などの石材加工品

石材加工品

買い取り依頼先

オススメの買い取り依頼先は、次に紹介する庭石を専門的に扱い独自の再販ルートを持つ専門業者2社か、インターネット3サービスです。

専門業者
  • 造園業者

メリット:石を撤去した後の庭の整備もしてもらえる。
デメリット:ちょうど庭石を欲しがっている顧客がいる等、タイミングが合わないと難しい。

  • 石材業者

メリット:通常業務でもメインで石を扱うので、現場への充分な養生と配慮を心得ている。
デメリット:買い取りしてもらえても引き換えに、墓石販売の営業を受ける可能性が高い。

インターネットサービス

何の変哲もない石でも『1円・格安出品』することで多くの人が売ることに成功していますので、試してみてください。

庭石の出品

庭石を処分する方法(2) 自力処分

庭石を処分する方法(2) 自力処分
「売るのは無理そうだ、なるべく早めに処分したい」という場合で、少しでも安く捨てたい人は、砕いて捨てる自力処分を検討しましょう。

大きな庭石は収集に対応していない自治体も、「自己搬入できるなら」「小さな庭石なら」「何点までなら」と条件付きで引き取りしてくれたり、持ち込みできる組合先を紹介してくれたりします。

手間はかかりますが、かなり格安での処分が可能となります。

庭石の自力処分

ほかにも収集先として、ホームセンターなどで持ち込み引き取りに応じてくれるケースがありますので、電話で確認してみましょう。

悩み1「捨てたい庭石があるんですけど、重たくて動かすこともできないんです…」

庭石は小さく見えても非常に重く、30cm角(縦・横・奥行きが約30cmの庭石)でも約70kg、50cm角(縦・横・奥行きが約50cmの庭石)になると約300kgにもなります。

持てる重さでも複数個あればかなりの肉体労働に、大きなものは持ち上げるどころかピクリとも動かず、途方に暮れてしまいます。

庭石はコンクリートよりも硬く、日曜大工のハンマー・トンカチなどでは歯が立ちませんので、専用の工具を購入し、周囲の養生を行ってから破砕(はさい)します。

ハンマードリルやセリ矢などの専用機器はピンキリですが、安くて5万円前後~高いと40万円前後の値段がします。

小さくなった庭石は、持ち込み予定場所の規定通りに土嚢袋に詰めるなどし、持ち込んで引き取りしてもらえば、相場で1kgあたり200円前後で処分できます。

悩み2「石の灯篭を捨てたいんですけど、そのまま捨てるのはバチが当たりそうで怖くて…」

石灯篭と置物

日本人は「物には魂が宿り、雑な扱いをすれば祟りにあう」と考える人が多く、石灯篭を始めとした「形作られた石」の処分は、「捨てるとバチが当たるのでは?」と悩まれます。

心配なら、事前にお寺さんに頼んでお経をあげてもらってから処分することで、処分後に何か病気や事故に遭った時に、「あの時ちゃんと供養しなかったから…」と後悔せず済みます。

庭石を処分する方法(3)無料で引き取ってもらう

庭石を処分する方法(3)無料で引き取ってもらう
お金をかけずに処分をしたい、という方は無料で引き取ってもらうという方法があります。やはり、処分費がかからない、というのは魅力的ですよね。

ホームセンターによっては、無料で引き取ってくれるところもあります。商品を購入するなどの条件がある場合が多いので、事前に確認をしておきましょう。また、基本的には持ち込みでの処分になるので、車に乗らないような大きな石の場合は、トラックを用意する必要があります。

また、庭のリフォームにあたって石を処分したいときは、工事の請負と引き換えにリフォーム会社に依頼できる場合もあります。その際は、リフォーム工事と石の回収の見積もりを一緒に出してもらいましょう。

まとめてお願いすることで、格安での処分を交渉しやすくなります。また、リフォームと同時に回収もできるため、日程を調整しやすかったり、複数の業者と連絡を取る手間が少なくなったりします。

庭石を処分する方法(4) 業者に依頼

庭石を処分する方法(4) 業者に依頼
自分では砕けそうにない・近くに持ち込める場所がない場合は、回収に対応してくれる業者に依頼しましょう。

費用は高いですが、あなたに時間や労力の負担は一切なく、楽に処分できます。

遺品整理などにも携わりお坊さんと提携している不用品回収業者なら、石灯篭や置物など捨てる前に供養したい石があれば、代行してお坊さんの手配をしてくれますから、供養から処分まですべて任せられます。

依頼可能な先には次の3つの業者があります。

  1. 不用品回収業者
  2. 造園業者
  3. 石材業者

片付け110番施工事例

実際に片付け110番に庭石のご処分をご依頼いただいた事例を2つご紹介します。

庭石の施工事例1

ご依頼内容 駐車場を広げるために庭石を撤去してほしい。見積もりから希望。
石の大きさ・個数 一番大きな石で、高さ160cm×幅50cm×奥行き50cm(推定重量約1,000kg)。数は大量にある。
ご請求金額 455,760円(税込)

庭石の施工事例2

ご依頼内容 不要なので庭石を処分したい。
石の大きさ・個数 正確な重量は不明。(依頼電話時)
概算で、30kgくらいの庭石約6点、50kgくらいの庭石1点。
全部で300kg分くらいはありそう、とのこと。
ご請求金額 20,520円(税込)

庭石処分の際、注意すること

庭石処分の際、注意すること
庭石を処分するには、様々な方法がありますが、注意することがいくつかあります。

①不法投棄をしない

 石は自然のものだから、山や川に返したり埋めたりしてもよいのでは?と考える方もいるかもしれません。処分にお金がかからず、費用を抑えたい人にとっては魅力的な捨て方かもしれません。しかし、管理者の許可なく捨てると不法投棄になり、罰金を支払わなくてはならない場合もあります。処分するときは適切な方法で行いましょう。

②けがや事故に注意する

 庭石は大きいものや重いものが多く、人力で運ぼうとするとけがにつながる恐れがあります。また、石を砕く時も、注意が必要です。硬い石を割ることができるような、非常に危険な機械を使う必要があるため、周囲に注意して正しく使用しましょう。

③費用に関して献身的に相談に乗ってくれる業者に頼む

 庭石の処分を業者に依頼するときは、悪徳業者に注意しましょう。特に、庭石の処分は相場がわかりにくく、提示された金額が本当に適切なのか不安に思われるかもしれません。金額について親身に相談にのってくれて、見積もりを正確に出してくれる業者なら安心して依頼できます。

全国処分費用相場

ここでは、石の処分にかかる費用についてご紹介します。片付け110番の料金

重量について

石自体の処分費用は、『重量』によって大きく変わります。

片付け110番 全国費用相場
1kgあたり約40円(税込44円) 1㎏あたり100円~200円前後
1立米(2500㎏)の石の処分費
→100,000円
1立米(2500㎏)の石の処分費
→250,000円~500,000円

※石の形状や石の形状や現場の状況や地域、繁忙期等により料金が変動するため、あくまでおおよその目安金額です。

片付け100番は、石の処分費を1㎏あたり約40円(税込44円)として計算しています。

石の重量を算出するために、「縦・横・奥行き」の3辺の長さから体積を計算し、以下の計算式に当てはめています。

計算式:縦(cm)×横(cm)×高さ(cm)÷1,000×2.5=重量(kg)

さらにここから、石の産廃費用の原価と処分利益を加味して、『石1kgあたり約40円(税込約44円)』で処分費を計算します。

そのため最終的に次の計算式に当てはめて石自体の処分費用目安を算出しています(2022年6月現在)。

計算式:縦(cm)×横(cm)×高さ(cm)÷1,000×2.5×40=石自体の処分費用

石以外にかかってくる料金

石以外にかかってくる料金の全国相場を詳しくまとめました。

石の量や作業状況によって変動はありますが、小さい石の場合の処分費用相場は、『石の処分費+車両費+人件費で、1kg回収あたりの目安が3,000円~4,000円前後』です。

小さい石の場合
項目 全国費用相場
1kgあたり 100円~200円前後
車両費 軽トラック:3,000円~5,000円程
2tトラック:8,000円~10,000円程
人件費 5,000円前後/1時間1人あたり

※5つの自治体と回収業者5社の平均より算出。

重機が入るかや石の割れ具合によって変動はありますが、大きい石の場合の処分費用相場は、『石の処分費+運搬車両費+重機+破砕作業費+人件費で、1立米の石1点処分あたり目安が200,000円前後』です。

大きい石や石灯篭・置物の場合
項目 全国費用相場
1立方メートルあたり
(1m×1m×1m)
置物・灯篭など加工品:80,000円前後
自然石:100,000円前後
御影石(みかげいし):120,000円前後
運搬用車両費 2tトラック:10,000円程
4tトラック:15,000円程
重機 クレーンの付いたトラック(ユニック車):30,000円~40,000円程/1台1日あたり
バックホー(ショベルのような車両):20,000円~40,000円前後/1台1日あたり
大型クレーン車:80,000円~100,000円/1台1日あたり
庭石の破砕作業費 ハンディ―電動破砕機使用:5,000円前後×作業時間
セリ矢(石の目に沿って打ち付けヒビを入れて割る)による作業:8,000円前後×作業時間
人件費 15,000円前後/1日1人あたり

※回収業者10社の平均より算出。

ここで、もし石灯篭や置物を事前に供養したい場合で、業者に代行手配を頼んだ場合の供養費用は『30,000円前後』です。

供養代行手配費相場 30,000円前後

※お坊さんの代行手配を行う業者5社の平均より算出。

ここで、片付け110番で庭石処分を依頼した場合と全国相場の具体的な比較を行います。

0.05㎥(125㎏)の庭石処分の場合

片付け110番
合計 21,000~24,000円(税込23,100~26,400円)
基本料金 軽トラック3,000円(税込3,300円)
庭石処分代 5,000~8,000円(税込5,500~8,800円)
※状況によって変動するため目安価格
オプション 二人分人件費(5,000円(税込5,500円)×2人=10,000円(税込11,000円))

※現場の状況や繁忙期等により金額が前後する場合がございます

全国費用相場
合計 45,500円~60,000円
基本料金 軽トラック3,000円~5,000円
庭石処分代 12,500円~25,000円
オプション 二人分人件費15,000円×2人=30,000円前後

もしも回収業者に頼みたいな…と思われたら、『片付け代行業者は片付けたいシーンと業者の強みで選ぶ!オススメ片付け業者4選』で優良業者をご紹介していますので、あわせてご確認ください。

まとめ

庭石は自治体で回収してもらえないケースが多く処分を諦めてしまう人も多いですが、売却譲渡・自力処分・業者の3つの方法で捨てることが可能です。

大きい石になるほど捨てられるのか不安になると思いますが、お伝えした通りの方法で処分を進めてもらえれば、問題なくスムーズに庭石を手放せられます。

とはいえ、庭石の処分は時間や体力、お金のかかる大変な作業には違いありません。

庭石を加工したり、捨てずに割って敷石にしたりと、再利用すれば処分よりもグンと安く済むので、捨てるかどうかについて少し検討してみるのも大切です。

この記事が庭石の処分に悩むあなたの役に立てば幸いです。

庭石回収サービスの詳細はコチラをご覧ください。

片付け110番の庭石処分サービスはこちら
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