日本をキレイに!片付け110番です。
「断捨離したいけどやり方がわからない」
「自分にできるか自信がない」
あなたも実は、断捨離の真のやり方を知らないせいで、断捨離に失敗したり、手を出せずにいたり、していませんか?
断捨離と聞くと、一大プロジェクトのように感じる方もいるかもしれません。ですが、それは勘違いです。
断捨離は、気軽に始められるお掃除の1つであり、断捨離を趣味にしている方もいるほどです。
実は、楽しみながら断捨離して、お部屋を自分の大切な物100%の状態に日々近づけていくことは、誰にだってできます!
今回の記事で紹介する5つのアクションリストを実践すれば、あなたもすぐ取り掛かってみたくなるはずです!
もしかしたら、あなたはこう思っていませんか?
- 断捨離って一度始めたら何時間も手を取られそう。
- 断捨離ってなかなか作業が進まなさそう。
- 断捨離は難しそう。
- 我が家は断捨離しなくても部屋は散らかっていないから大丈夫。
しかし、家の中には思いのほか、「使っていないもの」があり、綺麗に収納できていても、収納スペースを無駄に圧迫しているものです。
僕自身、片付けについて詳しく知るまでは、「部屋がゴミ屋敷のように散らかっていなくて、生活できるなら問題ない」と思っていました。
いまでは、散らかっていなくても、いらないものがあるだけで、大きなデメリットがあるとわかったので、無知な過去の自分にぞっとするほどです。
残念ながら多くの人が、「どれくらいの頻度で」「何を」「どのように」断捨離すればいいのかわかっていません。
やみくもに手を付けて、かえって部屋を散らかしてしまうケースも…。
今まさに、
「もっとシンプルな生活を送りたい」
「部屋の見た目も見えない部分もすっきりさせたい」
「大切な物だけに囲まれた幸せな生活をしたい」
と思っているなら、チャンスです!
断捨離に失敗した経験のある人も、初めて断捨離する人も、掃除が苦手な人も、簡単に直観的に断捨離をできるようになります。そんなアクションリスト5選をわかりやすくご紹介します。
私たちについて
あらためまして、私たちは、これまでに多数の「片付けのプロ」「片付けに悩む人」と関わってきました。
僕自身は整理収納アドバイザーの資格も保有し、片付けに悩む人の気持ちや、どうすれば片付くのかについても身をもって知識を得てきました。
断捨離したいけど、うまくいかない、自信がないと、困っている人の声も多数聞いてきました。
そこで今回の記事は、断捨離について、実行すればただちにうまくいくというアクションリストを、厳選してお届けすべく、膨大なデータの中からリサーチし尽くし、リリースするに至りました。
あなたもご紹介する方法で断捨離すれば、断捨離に成功し、ゆくゆくはいらないものが家にない、シンプルな生活にたどりつくことができます。
いまこそ、第一歩を踏み出して、断捨離に挑戦してみてください。
断捨離は1日で行う大きなプロジェクトではなく、日々の習慣である
断捨離と聞くと、家中の不要な物を一気にゴミとして、処分するイメージがあるかもしれません。しかしそれは誤りです。
あなたが描いている断捨離は、例えばゴミ屋敷化した家から明日引っ越さなければいけない人が、取らなければならない行動に近い可能性があります。
本来断捨離とは、日々の生活に取り入れて、習慣として行う段階的なものなんです。もちろん、「今日は断捨離の日」と決めて、大きなスペースを片付けることもあるかもしれません。
ですが基本は、無理のない範囲で、小さいスペースから手を付けていくことが大切です。
頻度も、1週間~2週間に1回程度からのスタートで充分。小さいスぺースでの断捨離に成功すれば、小さな成功体験が得られるので、モチベーションもアップして、断捨離を「継続」することができます。
断捨離は「継続」することが最も大切なんです。
断捨離を1日でやってはいけない理由
人は、「判断疲れ」といって、「短い時間にたくさんの選択をすることで、意思決定の質が下がったり、意思決定ができなくなってしまう状態」に陥ります。「自我消耗(じがしょうもう)」「決断疲れ」とも呼ばれています。
あまり知られていませんが、断捨離に挫折する方の多くは、この「判断疲れ」が原因です。モノを捨てる時には、色んなことを考えて決断しなければいけませんよね。
諦めたり、途中でやめたり、中途半端に終わる可能性があるので、短期間で断捨離を終えようと自分に制限を加えるのはやめましょう!
それをふまえて5つのアクションリストを実践すれば、あなたも断捨離に失敗することはありませんよ。
失敗しない!断捨離のアクションリスト5選
自分はモノが捨てられない性格なので断捨離はできない…そう思っている方、安心してください。
断捨離はある意味、「技術」なんです。学んで実践してスキルを磨けば、誰でも断捨離になります。
そのためのアクションリストを詳しく解説しますね!
アクションリストその1,いらないものにかかっている毎月のお金を計算する
まずは、断捨離の必要性やモチベーションUPのために、お金の計算をしてみましょう。
断捨離にお金の計算?と思うかもしれませんが、いかにあなたがいま、損をしているか知るために大切なステップです。
まず、ざっくりでいいので、「1年使っていないものが、家の中にどれくらいあり、それがだいたい何%くらいを占めているか?」を考えてみましょう。
多くの人が、「片付ける事=見えない場所にモノを隠すこと」だと勘違いして、実はスペースを圧迫しています。
家の30%~40%を占めている、という人が多いといわれています。
次に、家賃にその%を掛け算して、月に、不用品を置いておくためだけに、いくら費用がかかっているか計算します。
10万円の家賃だった場合で、1年使っていないモノが家の40%を占めている場合、10万円×40%で、4万円。
毎月4万円、いらないモノを置いておくためだけに、お金を払っていることになります。
想像以上の額ともったいなさに、驚かれるのではないでしょうか。
俄然(がぜん)、断捨離しなければ…!という決意が高まったのではと思います!
アクションリストその2,見るからなゴミはいますぐ捨てる
ペットボトル、いらないDM、紙ごみ、弁当ガラなど。
見るからなゴミは、今すぐ捨てましょう。
断捨離は、選択の連続です。
そんな時、明らかなゴミが散らかっていたら、断捨離の気も散ってしまいます。
そもそも、見るからなゴミがゴミ箱の外にある時点で、断捨離以前の問題。
断捨離を始める準備として、まずはゴミ以外のなにものでもないモノは、ゴミ箱に直行させましょう。
アクションリストその3,残す基準と手放す基準を明確にする
断捨離で残すモノの基準と、手放すモノの基準を明確にすることは、重要です。
断捨離は、いわば頭の中の整理でもあります。
断捨離できていない状態というのは、頭の整理ができず、思考停止しているような状態。
スムーズに選択できるように、あらかじめ基準を整理します。
基準は、次のように決めましょう。
・3,000円以内で買い直せないものは一旦残す。
・「今」使っているものは残す。
・こだわりがあるモノ。
・ときめくモノ。
・期限切れのモノ。
・壊れた物。
・劣化した物。
・同じ用途の物が二つ以上ある場合。
・習慣が変わったモノ(例:リモート勤務により、出社勤務時は必要としていたが、使わなくなったモノ)
・1年使っていないモノ。
・適正量以上のモノ。
・書類はデータ化して処分。
・思い出品は写真に撮ってデータ化して処分。
・現役でないケーブル類など用途不明品。
・過剰ストックは半分以上捨てる。
アクションリストその4,保留ボックスを用意する
モノは「必要」「不要」にわけられると思われがちですが、実際は「わからないグレーゾーンのモノ」があり、これが多数存在します。
捨てるのがためらわれますし、捨てて後悔する場合もありますよね。
断捨離は、納得して捨てることが重要。あとから、捨てなければよかった…と後悔するほど、無理して捨てる必要はありません。
こんなとき役に立つのが、「保留ボックス」です。
段ボールや収納ケースなどに、「捨てるか迷うグレーゾーンのモノ」を入れて、タンスの上など、高い位置においておきましょう。
このとき、「●月●日に中身を確認する」など、約半年~1年後を目途に時期を決めて、紙に書いて箱に貼っておき、後日確認するようにします。
定めた確認時期までに一度も使わなかったり、その時期に箱をあけてみて、「もう使わないから大丈夫」と気が済んだら、その時に断捨離するようにしましょう。
時間が経つことで、いらない理由が蓄積して、スムーズに捨てられるようになりますよ。
アクションリストその5,週に1回、段ボールを持って部屋を歩き回る
カラの段ボールを持って、週に1回程度、部屋を歩き回って、いらないモノでいっぱいにしましょう。
いっぱいになったら、分別して処分。これも立派な断捨離です。
音楽をかけて、30分以内にいっぱいにする、とゲーム性をもたせたりしてしまうなど、楽しく進めましょう。
多くの人が「使わないのにとってあるモノが家にある状態」といわれています。
部屋が汚いわけではないのに使っていないモノ、あなたも持っているのではないでしょうか?
使っていないモノに価値はありません。モノは使って初めて価値がでます。使っていないモノは段ボールに入れて、こまめに片付けていきましょう。
以上の5つのアクションリストを実践すれば、楽しく無理なく、断捨離することができます。
まとめ
家の中には、「使えるモノ」がほとんどです。
壊れたモノだけ処分しようと思ったら、捨てられるモノなんてほとんどありません。
まだ使えるか?で判断せず、「今使うか」で判断して断捨離してみてくださいね!
日本の登山家、栗城史多(くりき のぶかず)さんの言葉に次のようなものがあります。
「できるか、できないかではなく、やりたいか、やりたくないか。不可能は自分が作った錯覚にすぎない」。
断捨離も同じで、「自分は片付けが苦手だから失敗するに違いない」という考えは、あなた自身が生み出した錯覚に過ぎません。
やりたいか、やりたくないか。シンプルな部屋・生活をしたいか、したくないか。
自分の希望をハッキリさせたら、あとはやってみる。それがとても大切ですよ。
復習
さいごに復習です。
5つのアクションリストを実践すれば、断捨離はうまくいきます。
1,いらないものにかかっている毎月のお金を計算する
2,見るからなゴミは今すぐ捨てる
3,残す基準と手放す基準を明確にする
4,保留ボックスを用意する
5,週に1回、段ボールを持って部屋を歩き回る
モチベーションをあげ、断捨離前の準備をし、断捨離に必要な頭の整理をする。無茶な断捨離をせず、ゲーム性を持たせて楽しんで、気持ちよく手放す。
これが断捨離の鉄則です。アクションリスト通りに動けば、網羅することが可能。
あなたも断捨離に失敗することはありませんね!
終わりに
いかがでしたでしょうか?アクションリスト5つを実践することで、断捨離に成功することができるようになります。
「何を捨てればいいかわからない」
「自分にも断捨離は必要なのかな?」
「捨てるか判断に迷うときはどうしたらいいの?」
記事を最後までみたあなたは、断捨離の方法を完全に理解できたと思います。
断捨離はあなたの心や生活を豊かにしてくれ、お金をためやすくしてくれたり、穏やかでストレスのない人生を歩ましてくれるものです。
あなたの回りのモノを、あなたのお気に入りで100%にして、心がウキウキするような明るい毎日を過ごしてくださいね!
今回も記事を最後まで見てくれて、本当にありがとうございました。ではまた、次の記事でお会いしましょう!