ベッドの捨て方8選|費用相場と手順

ベッドの捨て方8選|費用相場と手順
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ベッドは大型家具なので、「粗大ごみで出せる?」「マットレスは別料金?」「そもそも部屋から運び出せない…」と、迷いやすい代表格です。
特にスプリング(コイル)入りマットレスは自治体によって扱いが分かれることがあり、先に確認しないと「申し込んだのに回収不可だった」「やり直しになった」という二度手間になりがちです。

この記事では、ベッドの処分方法を8つに整理し、費用目安・手間・スピードで比較しながら、あなたの状況に合う“いちばんラクで損しにくい捨て方”を選べるようにまとめます。

目次

ベッドを捨てる前に:まず確認すべき3つ

ベッドを捨てる前に:まず確認すべき3つ

ベッド処分で失敗を減らすコツは、最初にこの3点だけ押さえることです。

  1. フレームとマットレスは別扱いになりやすい
    同じ「ベッド」でも、自治体では「ベッド枠」「パイプベッド」「マットレス」など、品目が分かれていることがあります。申込も料金も別になるケースがあるので、まずは「フレーム/マットレス」を分けてメモしておきましょう。
  2. スプリング入りマットレスは自治体で可否が分かれる
    スプリング入りは「処理困難物」として回収不可の地域もあれば、粗大ごみの料金表に載っていて回収できる地域もあります。ここは地域差が大きいので、最優先で確認するのが安全です。
  3. 搬出できるか(解体が必要か)で最適解が変わる
    階段・曲がり角・廊下幅がネックになり、「出せない」パターンが多いです。解体できるなら選択肢が増えますが、ロフトベッド/二段ベッド/電動・介護ベッドなどは難しいことも。無理に一人で動かすと、ケガや壁の破損につながるので要注意です。

ベッドの捨て方8選|費用・手間・スピードで比較

ベッドの捨て方8選|費用・手間・スピードで比較

選び方の軸はシンプルに ①安さ(費用)②ラクさ(手間)③早さ(期限) の3つです。ここからは、各方法を「向いている人/費用目安/手順」で解説します。

1. 自治体の粗大ごみとして出す(戸別収集)

向いている人: とにかく安く捨てたい/回収日まで待てる/自力で指定場所まで出せる
費用目安: 数百円〜数千円が多い(地域差あり)
手順:

  • 自治体サイトで「ベッド枠」「マットレス(スプリング有無)」の品目を確認
  • 電話/ネットで予約 → 手数料券(シール)を購入
  • 指定日に、指定場所へ排出(フレームとマットレスが別申込のことも)

※例として、ある自治体では「ベッド枠(シングル)600円」「ダブル1,000円」「スプリング付マットレス(シングル)1,000円」など、サイズで手数料が変わることがあります(あくまで一例です)。

2. 自治体の処理施設へ持ち込む(自己搬入)

向いている人: 車がある/平日に動ける/収集日を待ちたくない
費用目安: 自治体規定(重量・品目で計算されることが多い)
手順:

  • 受入施設の予約要否・受付時間・身分証/住所確認の要否を確認
  • 車へ積み込み → 施設へ持ち込み → 計量・支払い → 荷下ろし

ポイント:ベッドは重くて危険なので、できれば2人以上で行うのが安心です。

3. 解体して可燃ごみ・不燃ごみにする

向いている人: 工具がある/時間がある/木製など小さくできるフレーム
費用目安: ごみ袋代中心(※自治体ルールと材質次第)
手順:

  • ネジ位置を確認して分解 → 規定サイズに切断(必要に応じて)
  • 木部=可燃、金属部=不燃など、自治体の分別に従って排出

注意:スプリング入りマットレスは、解体しても自治体で受け入れ不可のケースがあるため、「解体すれば何とかなる」と決め打ちしない方が安全です。

4. 買い替え時に販売店の引取サービスを使う

向いている人: 買い替え予定/搬出が不安/手間を減らしたい
費用目安: 数千円〜(条件・店舗で異なる)
手順:

  • 購入時に「引取の可否」「対象(フレーム/マットレス)」「条件」を確認
  • 配送・設置と同時に引取してもらう(搬出まで対応してくれる場合が多い)

例:ニトリの「家具引取サービス」は1回につき4,400円(税込)で、基本条件として「ニトリ配送でのお届け」かつ「お届け商品と同数量または同容量まで」等が案内されています。 

例:IKEAの「ソファ・マットレス引取りサービス」は、条件を満たすと引取り手数料は無料と案内されており、ベッドフレームは引取り対象外と明記されています。

5. 引越し業者に同時回収を相談する

向いている人: 引越しと同時に処分したい/搬出をまとめたい
費用目安: 会社・地域・条件で変動(要見積もり)
手順:

  • 見積もり時に「ベッド処分も希望」と伝える
  • 回収可否・料金・当日の搬出条件を確認して依頼

メリットは「引越し当日に一気に片付く」こと。デメリットは「会社ごとに対応が違う」ことなので、見積もりで確実に確認しましょう。

6. リサイクルショップ・出張買取に出す

向いている人: 状態が良い/年式が浅い/ブランド・人気モデル
費用目安: 売れれば0円(むしろプラス)/断られれば別ルートへ
手順:

  • メーカー・サイズ・購入時期・状態が分かる写真を用意
  • 出張買取 or 査定依頼 → 価格に納得できれば引取

現実的には「需要があるか」で決まります。ベッドは大型で在庫リスクもあるため、状態が良くても断られることはあります。その場合は次の手段へ切り替えましょう。

7. フリマアプリ・掲示板で売る/譲る

向いている人: 時間に余裕がある/受け渡し調整ができる
費用目安: 売れればプラス/送料や搬出条件で負担増も
手順:

  • 「引き渡し場所」「搬出の手伝い可否」「解体済みか」を明記
  • 受け渡し日時を調整 → 当日引き渡し

大型家具はトラブルが起きやすいので、募集文に「階段の有無」「車を停められる位置」「運搬手伝いの可否」まで書いておくと揉めにくいです。

8. 不用品回収業者に依頼する(搬出込み)

向いている人: すぐ捨てたい/運べない/解体が難しい/他の不用品もまとめたい
費用目安: ベッド単品で8,000円〜数万円が目安になりやすい(条件で変動)
手順:

  • 事前に写真(ベッド全体・設置場所・搬出経路)を送る
  • 見積もりで「総額」と「追加条件」を確認
  • 回収当日は立ち会い → 搬出・積込まで任せて完了

ポイント:表示価格が安く見えても、階段作業・解体・フレーム+マットレス別料金などで上がることがあります。契約前に総額が固まるかが重要です。

【金額を具体化】ベット(ベッド)処分費用の相場早見表

【金額を具体化】ベット(ベッド)処分費用の相場早見表

「結局いくら?」が一番気になる部分なので、代表的な目安を表にまとめます(自治体は地域差があります)。

方法費用の目安手間早さ
自治体の粗大ごみ数百〜数千円(例:枠600〜1,000円、スプリング付マットレス1,000〜1,400円) 搬出が必要回収日次第
自治体へ持ち込み自治体規定(重量/品目)車・搬入が必要比較的早い
解体して通常ごみごみ袋代中心(※可否は自治体・材質次第) 高い分解できれば早い
買い替え引取(ニトリ例)4,400円/回(条件あり) 低い納品日に合わせる
IKEAの引取り(マットレス)条件を満たすと手数料無料/ただしベッドフレーム不可低い納品日に合わせる
不用品回収業者8,000円〜数万円(単品目安)低い早いことが多い

できるだけ安く捨てるコツ|おすすめの順番

できるだけ安く捨てるコツ|おすすめの順番

「最安で捨てたい」ときほど、最初から業者に決めない方が損しにくいです。おすすめはこの順番。

  1. 売る/譲る(いけたら費用ゼロ〜プラス)
  2. 自治体(粗大ごみ or 持ち込みで最安を狙う)
  3. 回収業者(搬出不可・期限がない・手間を最小化したい時の最終手段)

解体で安くなるケース/逆に詰むケース

  • 安くなりやすい:木製フレームで小さくできる、分別が明確
  • 詰みやすい:スプリング入りマットレス(自治体で不可の可能性)、金属切断が必要、時間も安全も厳しい

追加費用を防ぐ準備(回収・引取系)

見積もりが上がりやすいのは、だいたいこの条件です。

  • 階段作業(2階以上・エレベーターなし)
  • 解体が必要
  • 搬出経路が狭い/曲がり角が多い
  • 駐車位置が遠い(台車で長距離)

事前に通路の物をどけて、設置場所と搬出経路を写真で撮っておくと、見積もりのブレがかなり減ります。

失敗しない不用品回収業者の選び方

失敗しない不用品回収業者の選び方

便利な反面、トラブルが起きやすいのも事実です。最低限ここだけ押さえれば、失敗率が下がります。

  • 見積書に内訳があるか(回収費/出張費/搬出費/階段費/解体費 など)
  • 「総額」と「追加条件」が契約前に確定するか
  • “無料回収”の言葉だけで即決しない(条件次第で有料になることも)

要注意な表現例:

  • 「当日見てみないと分からない(上限不明)」
  • 「ベッド回収○○円〜(条件が書かれていない)」

このタイプは最終金額が跳ねやすいので、写真を渡して条件を揃え、総額の目安を先に固めましょう。

ベッド処分でよくある質問

ベッド処分でよくある質問

Q. 無料で捨てられる?

無料にしやすいのは「売却」「譲渡」、そして買い替え時の引取が“条件次第でお得”になるパターンです。例えばIKEAの引取りは条件を満たすと手数料無料と案内されていますが、ベッドフレームは対象外です。
自治体の粗大ごみは基本的に有料(地域差あり)です。

Q. マットレスだけ捨てたい

まずは「スプリング入りかどうか」を確認し、自治体の品目一覧を見てください。回収不可の地域もあれば、手数料表に載っている地域もあります。

Q. 部屋から出せないときは?

買い替え引取(搬出込み)か、不用品回収業者(運び出し込み)が現実的です。無理に一人で動かすより、安全に出せる手段を選ぶのがおすすめです。

Q. 今日中(即日)に捨てたい場合は?

自治体回収は予約制で当日が難しいことが多いです。即日なら、回収業者へ相談するのが早いケースが多い(ただし費用は上がりやすい)ので、写真を用意して見積もりを取りましょう。

ベッドの処分でお困りの方は片付け110番にご相談ください

ベッドの処分でお困りの方は片付け110番にご相談ください

ベッド処分は、「自治体で出せるはず」と思っていても、搬出できない/マットレスの種類で断られる/期限に間に合わないなど、途中で止まりやすいポイントが多いです。
そんなときは、無理に自力で完結させようとせず、搬出から回収まで任せられるルートに切り替えた方が、結果的に早くて確実です。

片付け110番は、不用品回収を行うプロをご紹介するサービスです。

  • フレーム+マットレスをまとめて回収してほしい
  • 解体が必要なロフトベッド・二段ベッドで困っている
  • 階段作業があり自力搬出が難しい
  • 引越し・退去が近く、とにかく急ぎたい

 こんな状況でも、条件に合わせて相談できます。まずは「何を・いつまでに・どこから搬出するか」を伝えるだけでOK。見積もりを取ってから検討できるので、安心して一歩目を踏み出せます。お気軽にお問い合わせください!

片付け110番のベッド処分サービスはこちら
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