日本をキレイに!片付け110番です。
「部屋が散らかって片付けるのが大変」、という悩みを抱えていませんか?今回の記事では、「散らからない部屋の作り方」を紹介します。
実は13個のルールを守って生活すれば、部屋は散らかりません。だから片付けに困ることはなくなるんです。必要のないことで悩むのは、時間の無駄ですよ。ぜひ実践してみて下さい!
「部屋が散らからなくなるなんて、信じられない」と思うかもしれません。ですが、この方法で、実際にスッキリした部屋で生活している人が、存在しています。
一人暮らし~家族世帯まで、導入可能。今回の記事を最後までご覧ください。散らからない部屋の作り方がわかり、楽な生活ができるようになります。
やまない雨はない
もしかしたらあなたはこう思っていませんか?
- きれいな部屋は、こまめな掃除が必要なんじゃないの?
- 収納のたくさんある、広い部屋じゃないと、部屋は散らかるんでしょ?
- なるべく片付けの回数を減らしたい。
もちろん、片付けや掃除を一切しないで、ホコリ1つない部屋を維持することはできません。ですが、散らかった部屋を生み出さない方法は、誰にでも簡単に、今のご自宅に取り入れられます。
僕も最初は「散らからない部屋なんてない」と思っていましたし、そんな調子のいい話あるはずないと、思っていました。「やまない雨はない」そんな思考だったんです。
多くの人の勘違い
残念ながら多くの方が、「部屋は定期的に片付けが必要で、それは骨の折れる作業である」と勘違いしています。
ある調査では、片付けられないと感じている人の多くが、「常に部屋が散らかっている」、「片付けてもきれいな状態をキープできない」、「「あれ、どこに置いたっけ?」行方不明は日常茶飯事」、「物を捨てられない」、「面倒くさくて後回しにしてしまう」、と自分の状況を分析しています。(株式会社クオーレの調査について気になる方はご欄ください。)
実はどんな人でも、ちょっとした工夫を取り入れるだけで、雑然(ざつぜん)としたお部屋なんて、二度と見ることはなくなるのに!その方法を知らないだけで、もっと自分のために使える時間を、部屋の片付けに定期的に費やしているのは、本当に無駄でもったいないですよ!
これさえ実践すれば、散らからない部屋が作れる、という厳選した方法を13個に絞ってお知らせしますので、あなたも、部屋の片付けで頭を悩ませることがなくなります。
私たちについて
あらためまして、私たちは、片づけのプロや、ゴミ屋敷や汚部屋に悩む多くの人と毎日触れ合ってきました。その中で、何度も部屋が散らかって相談してこられる方の共通点と、そこからわかる「きれいな部屋を維持するコツ」を調べ尽くしてきました。そして、13個のルールをお部屋に課すことが大切であるとわかりました。徹底的なリサーチを続けた結果、この動画をリリースするにいたりましたので、信頼いただいて大丈夫です。だまされたと思って、試しに実践してみて下さい。簡単な工夫で、驚きの効果を得られます。
散らからない部屋を作るための13個のルール
冒頭でもお伝えしましたが、13個のルールを実践するだけで、どんなお部屋も再び散らかることはなくなり、綺麗な部屋を維持できます。
部屋が散らかる原因は、部屋が「片付けにくい部屋」になっている、という大きな原因があるからです。13個のルールは、そんな片付けにくい部屋を、片付けやすい部屋に矯正できるので、結果的に散らからない部屋に、仕上げることができるのです。13個のルールをそれぞれ解説しますね。
1, すべてのものに動線を考えた定位置を作る
すべてのものに、定位置を作りましょう。定位置とは、そのモノの住所です。使ったらどこにしまえばいいか、すべてに帰る場所を用意するのです。定位置も適当に用意してはいけません。動線を意識しましょう。
例えば、リビングのデスクでお化粧をするので、デスクから手の届く、キャスター付きラックの一番上を、化粧品置き場にする、など。使う場所と片付ける場所が紐づいているように意識して、定位置を作りましょう。何がどこにあるかわからず、部屋をひっくり返して捜索することもなくなりますよ。
2, 靴はすぐ靴箱にしまう
玄関は散らかりやすい場所です。脱いだ靴はすぐに靴箱へ。それだけで部屋の印象は変わります。
3, ゴミはすぐにゴミ箱へ直行させる
例えばDM類。ポストから取り出して、ついついテーブルの上に置いてしまい、そのままゴミとして机の上に積み重なってしまう、ということありますよね。ゴミはすぐにゴミ箱へ直行させましょう。ゴミがテーブルや床などにある状況はゼロにしてください。
4, 一時保管置き場を作り、床やテーブルに物を置かない
とはいえ、いらないDMも、帰ってきて脱いだコートやバッグ、帽子、届いたAmazonの段ボールなど、すぐには定位置に片付けられない、捨てられないという時もあるのは当然です。そこで、一時的に保管する置き場を用意しましょう。
一時保管置き場がいっぱいにならないように片付ける、という習慣をつけるだけで、片付けのハードルは下がる上に、散らからない部屋が作れます。
5, 適正量を意識し収納場所以上のストックを買わない
安いから、すぐに済むから、と食品やトイレットペーパー、掃除用品など、必要以上にたくさんストックを買っていませんか?収納しきれないものは、結局廊下などの床の上に広がり、部屋が雑然(ざつぜん)と散らかっていく原因になります。自宅の収納スペースに対して8割程度の収納を意識し、適正量を守りましょう。
必要以上にストックを買わないこと。これは洋服にも言えます。1枚洋服を買ったら、1枚捨てる。適正量を守るようにしましょう。
6,買ったものはすぐ開封し、使いやすくコンパクトに収納する
買ったものはすぐに開封し、外箱などは捨てて、使いやすく収納します。例えばコンタクトレンズ。箱に入って手元に届きますが、中身を出して、1つ1つ切り分けて、コンパクトに収納することで、無駄なスペースを取ることがなくなります。
他にも食品。シリアルや小麦粉、塩、砂糖などは、キャニスター(ふた付きの保存容器)で保存して、余りが出ないように買う時も意識しましょう。
7, 衣類はなるべく畳まない収納で、ハンガーのままクローゼットに直行させる
洗濯の終わった衣類を畳んで収納するのは、手間に感じる人も多いですよね。床に広げて、ソファの上に置いて…そしてそのまま散らかしてしまう。洋服が山のようになってしまう人は、片付けられない人にも非常に多いです。衣類はハンガーにかけて干して、そのまま回収したらクローゼットにハンガーのままかけてしまいましょう。かけるだけでいいので、簡単で、手間もありません。畳むのは、タオルくらいでしょうか。楽ちんですね。
8, ボックスやケースを活用してポイポイ収納する
ハンカチ、靴下、下着などは、フタのない収納ボックスにポイポイ投げ入れるだけの。ポイポイ収納がおすすめです。畳んだり、裏表をひっくり返す必要もありません。大切なのは、分類ごとに(ハンカチはハンカチのボックス、靴下は靴下のボックス)収納しておくことだけ!
9, 家族・子ども誰でもわかるよう収納ケースにラベリングする
収納ケースには「何をしまうのか」をわかりやすくラベリングしましょう。片付けられない人の多くが「子どものころから片付けが苦手だった」と答えています。子どもにもわかりやすく、片付け習慣の身につきやすいラベリング術は、目視で「どこになにを片付けていいか瞬時にわかる」ので、非常に便利。誰でも迷わずモノをしまえるので、散らかるのを防げます。
10,掃除道具は掃除場所のすぐそばに片付ける
掃除する場所の側に掃除道具があれば、掃除するための「準備」が必要ないので、掃除のハードルが下がります。また、掃除道具をすぐにしまえるので、掃除道具が部屋を散らかすことも防ぎます。
11,1軍・2軍・3軍でモノをわけて考える
モノには、使用頻度があります。なんでも同じ分類で考えてしまうと、優先順位がわからず、せっかく作った定位置・収納場所にモノが溢れ、入りきらりません。結局部屋が散らかってしまいかねないんですね。
1軍は、今まさにシーズンのものと、2日に1回は使うものを分類。2軍には、数週間に1回は使用するような、たまに使うものを分類。そして3軍には、オフシーズンのもので、滅多に使わないものを分類しましょう。
1軍・2軍・3軍に分けるだけで、どこに、なにを収納しておけばいいか、直観的にわかるだけでなく、断捨離しやすさもUPするので、不要な物を捨てられるきっかけになります。
12,使用頻度が高い順にしまう場所を考え、ゴールデンゾーンを意識する
目線から腰までの高さの位置は、収納の「ゴールデンゾーン」です。1軍に分類した、使用頻度の高いものを収納するようにしましょう。2軍のモノや重たいモノは、腰から下の下段・低い位置に収納しましょう。そして3軍のモノは、目線より上の上段、高い位置へ収納しましょう。
手に取りやすさ、元への戻しやすさを意識して、しまう場所を考えることがポイントです。
13,寝る前に1日1回5分のリセットタイムを作る
なんでも「完璧を追求」すると、失敗に終わります。たまには机の上にモノが出たままになってしまう時もあります。ゴミが机の上にあったり、ソファにコートがかかったままになっていたりする日もあるかもしれません。
その都度の完璧を追求しすぎると、出来なかった時に、自分に失望して、せっかく始めたこの『散らからない部屋作りの工夫』を挫折してしまいかねません。
そんなときのために用意しておきたいのが、「寝る前の1日1回5分のリセットタイム」です。寝る前に1日1回5分だけ、お部屋を見回る時間を設けてみましょう。もうモノの定位置もわかっていて、ラベリングで直観的に収納できるので、5分もかからず、その日の「うっかりしたしまい忘れ」は解消することができますよ。
まとめ
以上のように、13個のルールを実践すれば、散らからない部屋を作ることができますよ。
基本的には、モノを出しっぱなしにしたり、床に置きっぱなしにしたりなど、「やりっぱなし」を防ぐことが、『散らからない部屋を作る秘訣』といえますね。
片付けられないで、散らかった部屋になると、気分が下がりますよね。片付けられない部屋の状態が続くことで、「自分は部屋も片付けられない」と自信を失い、自己肯定感も低くなってしまいます。
イタリアのファッションデザイナーとして有名な、サルヴァトーレ・フェラガモ氏は、このような言葉を残しています。
「自由に歩けるということは、人生を、自信を持って歩いていけるということなのだ。」お部屋に物が溢れていると、自由に歩けず、つまずいてばかり。人生を自信を持って歩くためにも、散らからないお部屋作りは、大切なステップですね。
さいごに復習です。
どんな部屋も「散らからない部屋」にすることができます。次の13個の工夫・ルールをお部屋で実践するだけです。
- すべてのものに動線を考えた定位置を作る
- 靴はすぐ靴箱にしまう
- ゴミはすぐにゴミ箱へ直行させる
- 一時保管置き場を作り、床やテーブルに物を置かない
- 適正量を意識し収納場所以上のストックを買わない
- 買ったものはすぐ開封し、使いやすくコンパクトに収納する
- 衣類はなるべく畳まない収納で、ハンガーのままクローゼットに直行させる
- ボックスやケースを活用してポイポイ収納する
- 家族・子ども誰でもわかるよう収納ケースにラベリングする
- 掃除道具は掃除場所のすぐそばに片付ける
- 1軍・2軍・3軍でモノをわけて考える
- 使用頻度が高い順にしまう場所を考え、ゴールデンゾーンを意識する
- 寝る前に1日1回5分のリセットタイムを作る
「どうせ部屋は散らかる」と思って、試さないのは、非常にもったいないです。手間のかかる方法ではないので、ぜひだまされたと思って実践してくださいね。
いかがでしたでしょうか?たった13個の簡単な工夫で、あなたも散らからない部屋を作ることが、可能です。
「どうせ自分は片付けられない」と諦めている人ですら、綺麗な部屋をキープできるようになりますよ。いまあなたは記事を最後まで見て、「散らからない部屋の作り方」を、完全に理解できたと思います。
もちろん多少の片付けは必要です。また、物が多すぎる人は、断捨離が必要なケースも。しかし、13個のルールを部屋に課せば、重たい腰を上げて何時間もかけ、大掃除が必要になるほど散らからなくなります。これだけで日々の片付けが5分以内に終わるなら、試してみたいと思った人も多いはず。
誰でも部屋はキレイに維持できる、散らからない部屋は自分でも手に入れられると、あなたも希望を持てたのではないでしょうか。今回も記事を最後まで見てくれて、ありがとうございました。ではまた、次の記事でお会いしましょう!