このページを訪れたあなたは、「電子ピアノを捨てたいんだけれど、いい方法ないかなぁ…」と思っていることでしょう。
いらないものが家にあると、なんだかもやもやしますよね。
電子ピアノは幼いころのお子さんの習い事の思い出が詰まったものだから捨てるきっかけがなかったという方や、高かったから勿体なくて捨てられないという方が多いようです。
今回の記事では、電子ピアノをゴミにしない「買い取り」やお得に処分する「無料(格安)処分」などについて、方法をわかりやすくお伝えします。
実践していただければ、驚くほどスムーズに電子ピアノを手放すことができますよ。ぜひ最後までご覧ください。
1 電子ピアノの処分方法
電子ピアノの処分には『買い取り』『無料処分』『自力処分』『回収業者』の4つがありますが、それぞれ次のような人に向いた方法です。
方法 | オススメの人 |
買い取り |
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無料処分 |
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自力処分 |
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回収業者 |
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安く処分できる順に、1つずつ解説します。
(1)買い取り
電子ピアノは、製造から数年たった中古品でも需要が高いものも多いので、「少しでもお金に換えたい」人はまず買い取りから検討しましょう。
実際、2014年製の電子ピアノクラビノーバCLP-585PEは、製造から5年経った今でも16万以上の買い取り査定がついているほどですよ。
メリット |
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デメリット |
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買い取り相場の調べ方
買い取りを検討したらまず、型番を入力するだけで複数のネットショップの買い取り相場を一度に知って比較できる『オークファン』というサイトを使って、買い取り相場を調べると、査定に出すかどうかの判断がしやすく時間短縮になりますよ。
買い取り相場から「売ろう!」と決めたら、次の買い取り先を利用しましょう。
買い取り先
買い取り先は次を利用するのが便利です。処分を決めた段階で、価値が下がらない内になるべく早く査定・出品に出すといいでしょう。
(2)無料処分
買い取りはダメだったけれど、なんとかお金を掛けずに捨てたい人は無料処分を検討しましょう。
中古楽器収集専門業者なら、電子ピアノの場合、欠損がなければヤマハなど大手メーカーなら無料処分(回収)可能なケースがほとんどです。
※欠損とは、故障とは違い、パーツの一部が無くなっていることを指します。
メリット |
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デメリット |
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例えば、次のような依頼先がありますので、参考になさってください。
(3)自力処分
買い取りも無料処分もダメだった場合で、少しでも安く処分したい人は自力処分がオススメです。
自力処分には、より安く処分できる順に、「解体処分」「自治体処分」の2つの方法がありますので、簡単に説明しますね。
解体処分
人手や工具がある人は、解体・分別してしまえば不燃ゴミ・可燃ゴミとしてほぼ0円で処分できるので、解体処分がオススメです。
メリット |
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デメリット |
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次の動画は、比較的コンパクトなデザインで有名な、コルグ製の電子ピアノを組み立てている様子です。
解体にあたってはこの動画の反対の作業が必要になりますが、ネジなどは錆びている可能性があり、さらに大きなパーツは細かくしなければいけません。
組み立ての場合でも男性で2時間ほどかかり、部品の中には20kg近い重いものもあることが動画からわかります。
気になる人は見てみて、自分に逆の作業ができそうか、判断材料にしてみてください。
動画YouTube「電子ピアノを一人で組み立ててみた」より
自治体処分
解体ができそうにない場合で、自治体が電子ピアノの収集に対応している・自分で屋外搬出が可能な人は、自治体処分がオススメです。
自治体処分には、安い順に「持ち込み」「戸別収集」の2つの方法がありますので、簡単にご説明します。
持ち込み
持ち込みは、お住いの自治体が定める「指定収集場」に電子ピアノを『自己搬入』する方法です。
車に積んで収集場の開いている平日~土曜の午前などに持ち込めるひとは、無料(格安)で引き取りしてもらえるのでオススメです。
メリット |
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デメリット |
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戸別収集
戸別収集は、自宅の近くにある自治体指定の「収集場所」まで電子ピアノを運び出しておくと、収集日に委託業者が回収に来てくれるという方法です。
料金や収集場所については、事前に市役所に確認し、上記のような「粗大ごみ処理券」をコンビニなどで購入して、「電子ピアノのよく見える場所」に貼り付けましょう。
電子ピアノは、自治体によって市区町村が収集してくれるかどうか、対応が大きく異なります。
確認せずに持ち込んで「受け付けてない」と断られて無駄足を踏まないよう、必ず事前に確認しておきましょう。
例:
神奈川県海老名市→市での電子ピアノの収集『可能』
東京都府中市→市での電子ピアノの収集『不可』
(4)回収業者
自治体が収集に対応していない・解体できない・屋外搬出できない、楽に手間なく捨てたい、処分を急いでいるという人は、回収業者が手っ取り早くてオススメです。
具体的には、次のようなシチュエーションの人は回収業者を利用することにメリットが大きいと言えるでしょう。
- 引っ越しなどで処分期限が1週間~2週間以内に迫っている
- エレベーターのない高層階から階段で運びおろさないといけない
- 大型電子ピアノで、重量が100kg近くある
- 忙しく、処分に割ける時間が限られている
メリット |
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デメリット |
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片付け110番施工事例
実際に片付け110番で電子ピアノの回収をご依頼くださった方の事例をご紹介します。
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ご請求金額 | 12,960円(税込) |
2 全国処分費用相場
自治体処分する場合は『約2,000円』、回収業者に依頼する場合は『約15,000円前後』の処分費用がかかります。
下記の表にわかりやすくまとめましたので、参考にしてみてください。
処分方法 | 全国処分費用相場 |
自治体処分 | 2,000円前後 |
回収業者へ依頼 | 12,000円~20,000円前後 階段作業: 2,000円~3,000円/1フロアあたり別途 作業員2人以上:3,000円~5,000円/1名増員あたり別途 解体作業:3,000円前後/作業員1時間あたり別途 |
10の自治体と不用品回収業者10社の料金の情報をもとに平均を算出しています。
回収業者に頼みたい、と思われた場合は『片付け代行業者は片付けたいシーンと業者の強みで選ぶ!オススメ片付け業者4選』で優良業者を解説していますので、ぜひあわせてご確認ください。
まとめ
電子ピアノは、買い取り・無料処分・自力処分・回収業者の4つの処分方法から、自分にとって1番メリットの大きい方法を選んで捨てるのが賢い処分のコツです。
使わないまま家に放置していると、製造から年式が経過するぶん、買い取りや無料処分しにくくなりますので、捨てると決めたら計画的に進めましょう。
この記事が、電子ピアノの処分で悩んでいるあなたの力になれば幸いです。
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