リサイクル家電の捨て方!小学生でもわかるかんたんガイド

リサイクル家電の捨て方!小学生でもわかるかんたんガイド
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「家のテレビがこわれた!ごみの日に出せばいいのかな?」

実は、テレビや冷蔵庫などの家電は、いつものごみと同じようには捨てられません。

でも、むずかしく考えなくても大丈夫です。捨てる方法を順番に確認すれば、小学生でも「次に何をすればいいのか」がわかります。

この記事では、むずかしい言葉をできるだけ使わず、リサイクル家電の捨て方を説明します。

読み終わったら、お父さんやお母さんなど家の人に、

「これはごみ置き場には出せないよ」
「買ったお店に聞いてみよう」

と教えてあげられるようになりましょう。

ただし、大きな家電を動かしたり、運んだりするのは大人の仕事です。みなさんは「正しい捨て方を調べる係」になってください。

目次

リサイクル家電ってなに?まずは4つの家電をおぼえよう

リサイクル家電ってなに?まずは4つの家電をおぼえよう

最初に覚えてほしいのは、特別な方法でリサイクルする4つの家電です。

「エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機」の4つを覚えておけば、まずは大丈夫です。

エアコン

部屋を夏はすずしく、冬はあたたかくしてくれるエアコンです。

エアコンは壁についている本体だけでなく、外に置いてある室外機もセットになっています。

取り外すには道具や知識も必要なので、子どもだけで触ったり外したりしてはいけません。

テレビ

家でテレビ番組や動画を見るために使っているテレビも対象です。

液晶テレビや有機ELテレビなど、テレビにはいろいろな種類があります。

テレビは見た目より重いことがあります。画面が割れると危険なので、使わなくなっても子どもだけで運ばないでください。

冷蔵庫・冷凍庫

食べ物や飲み物を冷やしている冷蔵庫と、食べ物を凍らせておく冷凍庫も対象です。

小さな冷蔵庫でも、自分でごみ置き場へ持っていくことはできません。

大きな冷蔵庫はとても重いため、動かす作業も大人に任せましょう。

洗濯機・衣類乾燥機

服を洗う洗濯機と、ぬれた服などを乾かす衣類乾燥機も特別な方法で処分します。

「もう動かないから普通のごみ」ということにはなりません。

こわれていても、正しい方法でリサイクルする必要があります。

電子レンジや炊飯器などは4つのリサイクル家電とはちがう

家電なら全部同じ捨て方をするわけではありません。

例えば、電子レンジ、炊飯器、掃除機などは、ここで説明している4つのリサイクル家電とは別です。

捨て方は住んでいる町によってちがうため、お父さんやお母さんといっしょに市役所などのホームページで確認しましょう。

どうしてリサイクル家電はふつうのごみに出せないの?

どうしてリサイクル家電はふつうのごみに出せないの?

「どうしてテレビだけ特別なの?」と思う人もいるでしょう。

大きな理由は、家電をただのごみにせず、使えるものを取り出してもう一度役立てるためです。

家電の中にはもう一度使える材料が入っている

テレビや冷蔵庫などの中には、鉄、銅、アルミニウム、プラスチックなど、もう一度使える材料があります。

そこで、使わなくなった家電を集めて、工場などで分けます。

全部をただ捨てるのではなく、使えるものを取り出して、新しい製品などに役立てるのがリサイクルです。

4つの家電には正しい捨て方のルールが決められている

エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機には、正しくリサイクルするためのルールがあります。

このルールを「家電リサイクル法」といいます。

名前は少しむずかしいですが、

「4つの家電は、決められた方法でリサイクルしようというルール」

と覚えておけば大丈夫です。

こわれていても勝手にごみ置き場へ出してはいけない

「こわれたテレビなら、もう使えないから粗大ごみでいい」と思うかもしれません。

しかし、こわれていてもルールは同じです。

テレビや冷蔵庫などを、いつものごみ置き場へ勝手に置いてはいけません。

「使えるか・こわれているか」ではなく、4つの家電に当てはまるかで考えるのがポイントです。

【いちばんかんたん】リサイクル家電の捨て方を順番にやってみよう

【いちばんかんたん】リサイクル家電の捨て方を順番にやってみよう

ここからが一番大切です。

家に使わなくなったテレビや冷蔵庫などがあったら、次の6つのステップで考えてみましょう。

ステップ1│捨てたい物が4つのリサイクル家電か確認する

まず確認するのは、

「エアコンかな?」
「テレビかな?」
「冷蔵庫・冷凍庫かな?」
「洗濯機・衣類乾燥機かな?」

ということです。

このどれかなら、普通のごみに出さず、次のステップへ進みます。

ステップ2│新しい家電へ買い替えるか家の人に聞く

次に家の人へ、

「新しいテレビを買うの?」
「冷蔵庫を買い替えるの?」

と聞いてみましょう。

買い替えるかどうかで、最初に相談するとよい場所が変わります。

ステップ3│買い替えるなら新しい家電を買うお店に相談する

新しい家電へ買い替えるなら、新しい家電を買うお店に古い家電の引き取りについて相談します。

例えば、

「新しい冷蔵庫を買うので、古い冷蔵庫も引き取ってもらえますか?」

と家の人から聞いてもらいましょう。

これが、買い替えるときのわかりやすい方法です。

ステップ4│買い替えないならその家電を買ったお店を調べる

新しい物を買わず、古い家電だけ処分したい場合は、その家電を買ったお店を確認します。

家の人に、

「このテレビ、どこのお店で買ったの?」

と聞いてみましょう。

お店がわかれば、古い家電を引き取ってもらう方法について相談できます。

ステップ5│買ったお店がわからないときは住んでいる町に聞く

昔買った家電では、

「どこで買ったか覚えていない」

ということもあります。

そんなときも、ごみ置き場へ出してはいけません。

住んでいる市や町では、家電をどう処分すればよいか案内しています。

家の人に、

「市役所や町役場に捨て方を聞いてみよう」

と伝えてください。

ステップ6│いくらかかるか確認して家の人にお願いする

4つのリサイクル家電を処分するときには、お金が必要です。

例えばテレビの場合、種類や大きさ、作った会社によって1,320円、1,870円、2,970円などリサイクル料金がちがいます。

さらに、お店に家まで取りに来てもらう場合は、運んでもらうためのお金が別に必要になることがあります。

だから最後は、

「この家電を捨てるには全部でいくらかかりますか?」

と家の人からお店などへ確認してもらいましょう。

ここまでできれば、みなさんの「調べる係」としての仕事は大成功です。

自分で決められた場所へ家電を持っていく捨て方もある

自分で決められた場所へ家電を持っていく捨て方もある

お店に家電を取りに来てもらう方法だけでなく、家の人が自分で決められた場所へ運ぶ方法もあります。

少しむずかしい方法なので、ここからの手続きや運転、家電を運ぶ作業は必ず大人が行います。みなさんは「何を調べればいいのか」を覚えて、家の人に教えてあげましょう。

まずは家電を作った会社の名前を確認する

最初に調べるのは、その家電を作った会社です。この会社のことを「メーカー」といいます。

例えば家電には「Panasonic」「SHARP」「TOSHIBA」などの名前が書かれています。

メーカーによってリサイクル料金がちがうことがあるので、正しい会社名を確認する必要があります。

ただし、会社名が見えないからといって、冷蔵庫や洗濯機を動かして裏側をのぞいてはいけません。見つからなければ家の人にお願いしましょう。

「家電リサイクル券」を使ってリサイクル料金を払う

家の人が自分で決められた場所まで家電を運ぶ場合は、「家電リサイクル券」を使う方法があります。

郵便局でリサイクル料金を支払う方法があるので、メーカーや家電の種類など必要な情報を調べてから大人に手続きをしてもらいます。

家電リサイクル券は、「この家電を正しくリサイクルするための手続きに使うもの」と覚えておきましょう。

「指定引取場所」という家電を受け取ってくれる場所を調べる

リサイクル家電には、「指定引取場所」という決められた持ち込み先があります。

言葉はむずかしく見えますが、

「使わなくなった家電を受け取ってくれる決められた場所」

という意味です。

どこにあるかは、家電リサイクル券センターなどで確認できます。営業時間や持ち込み方法もあるため、家の人に事前に調べてもらいましょう。

指定引取場所まで家の人に運んでもらう

料金を支払い、持ち込む場所を確認したら、大人が車などを使って家電を運びます。

自分で持ち込めば、お店に家まで取りに来てもらうときの「運んでもらうためのお金」が必要ない場合があります。

ただし、大きな家電を積める車や、安全に運ぶための大人の人手が必要です。無理に自分たちで運ぶ必要はありません。

重い家電は子どもだけで絶対に動かさない

ここは必ず覚えてください。

冷蔵庫や洗濯機はとても重く、大型テレビも倒れると危険です。

「少しだけなら動かせそう」と思っても、持ち上げたり、押したり、階段から下ろしたりしてはいけません。

子どもが担当するのは、捨て方やメーカーを調べて家の人に伝えるところまでです。

リサイクル家電を捨てるときはいくらかかる?

リサイクル家電を捨てるときはいくらかかる?

4つのリサイクル家電は、無料でいつものごみとして捨てる物ではありません。

必要になるお金は、大きく分けると「リサイクルするためのお金」と「運んでもらうためのお金」です。

「リサイクル料金」というお金が必要になる

家電を工場などで正しくリサイクルしてもらうために支払うお金を「リサイクル料金」といいます。

例えば、主なメーカーの料金では次のような金額があります。

家電リサイクル料金の例
エアコン990円など
テレビ1,870円・2,970円など
冷蔵庫・冷凍庫3,740円・4,730円など
洗濯機・衣類乾燥機2,530円など

これはあくまで例です。実際の料金はメーカーや大きさなどによって変わります。

家電の種類・大きさ・作った会社などで金額がちがう

同じテレビでも、全部が同じ料金ではありません。

例えばテレビでは、大きさなどによって1,870円のものもあれば2,970円のものもあります。

冷蔵庫・冷凍庫も大きさによって料金区分が変わります。

そのため、「テレビだから○円」と覚えるのではなく、捨てる家電を確認してから正しい金額を調べることが大切です。

お店に運んでもらうと「運んでもらうためのお金」も必要になる

お店に家まで取りに来てもらう場合は、リサイクル料金とは別にお金がかかることがあります。

これを大人の言葉では「収集運搬料金」といいます。

例えばリサイクル料金が2,970円でも、お店に運んでもらう料金が加われば、実際に支払う金額は2,970円より高くなります。

運んでもらう料金はお店などによって異なるため、事前に確認しましょう。

家の人といっしょに捨てる前に料金を確認する

リサイクル家電を処分するときは、料金を予想だけで決めないことが大切です。

家の人と、

「これは何というメーカー?」
「テレビの大きさは?」
「取りに来てもらうの?」

と順番に確認しましょう。

そのうえで、お店などへ「全部でいくらになりますか?」と確認すれば、必要なお金がわかりやすくなります。

リサイクル家電を捨てる前に確認すること

リサイクル家電を捨てる前に確認すること

ここまで読んだら、実際に家電を捨てる前の確認方法も覚えておきましょう。

大切なのは、いきなり家電を動かすのではなく、まず必要な情報を集めることです。

家電を作った会社の名前を確認する

まずはメーカーを確認します。

家電本体に書かれている会社名などを探してみましょう。

見える場所で確認できなければ、説明書や保証書からわかる場合もあります。重い家電を動かして探すのは大人に任せてください。

テレビや冷蔵庫は大きさも確認する

テレビや冷蔵庫・冷凍庫は、大きさによってリサイクル料金が変わる場合があります。

テレビでは画面の大きさ、冷蔵庫・冷凍庫では中にどれくらい入るかを表す「容量」が確認ポイントになります。

わからなければ家の人と製品に書かれた情報を確認しましょう。

買ったお店がわかるか家の人に聞く

次は、

「この家電、どこで買ったの?」

と家の人に聞いてみましょう。

お店がわかれば、引き取りについてその販売店へ相談できます。

レシートがなくても家の人が覚えている可能性があるので、まず聞いてみることが大切です。

自分たちで運べるか家の人に確認する

指定引取場所へ持ち込む方法を使うなら、大人が安全に家電を運べるか確認する必要があります。

例えば大きな冷蔵庫を2階から下ろし、小さな自家用車へ積むのは簡単ではありません。

「持っていけば安くなるから」と無理をするのではなく、安全に運べないなら回収を依頼しましょう。

わからないことはお店や住んでいる町に聞く

「買った店がなくなっていた」
「どこへ持っていけばいいかわからない」

そんなときは、適当に捨て方を決めてはいけません。

家の人から販売店や住んでいる市区町村へ問い合わせてもらいましょう。

わからないときにきちんと確認することも、正しいリサイクルの大切な一歩です。

こんなリサイクル家電の捨て方はやめよう

こんなリサイクル家電の捨て方はやめよう

リサイクル家電には、正しい捨て方がある一方で、してはいけない捨て方もあります。

「いらないから、とにかく家からなくせばいい」と考えるのではなく、その家電が最後まで正しくリサイクルされる方法を選ぶことが大切です。

ここでは、特に覚えておいてほしい5つの注意点を紹介します。

テレビや冷蔵庫をふつうのごみ置き場へ出さない

使わなくなったテレビや冷蔵庫を、いつものごみの日に出してはいけません。

大きいからといって、普通の粗大ごみとして出せるとも限りません。

エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機の4つは、家電リサイクル法のルールにしたがって処分します。

ごみ置き場まで運んでから困らないように、家から出す前に捨て方を確認しましょう。

山・道路・空き地などへ家電を置いていかない

「お金がかかるから、誰もいない場所へ置いてしまおう」という捨て方は絶対にしてはいけません。

決められた場所以外にごみを勝手に捨てることを「不法投棄」といいます。

例えば、いらなくなったテレビを山へ置いて帰れば、それはリサイクルではありません。

家電を捨てるときは、最後にどこへ持っていくのかまで確認することが大切です。

「無料で回収します」と言われても自分だけで決めない

家の近くを「いらなくなった家電を回収します」と案内しながら走る車を見かけることがあるかもしれません。

しかし、「無料と言っているから渡して大丈夫」と子どもだけで判断してはいけません。

家の物を処分するかどうかは、必ず家の人に相談します。

大人も、家庭から出るいらなくなった家電を正しく扱える相手なのか確認してから依頼することが大切です。

家電を勝手に分解しない

「中がどうなっているのか見てみたい」と思っても、いらなくなった家電を自分で分解してはいけません。

テレビには割れると危険な部分があります。冷蔵庫やエアコンにも、正しく取りあつかう必要がある物が使われています。

ねじを外したり、コードを切ったりせず、そのまま大人に任せましょう。

冷蔵庫・洗濯機・テレビなどを子どもだけで運ばない

家電を運ぶ作業は、子どもの仕事ではありません。

特に冷蔵庫や洗濯機はとても重く、倒れてくれば大きなけがにつながります。階段で家電を運ぼうとして、下に落としてしまう危険もあります。

小さく見えるテレビでも油断できません。

調べるのは子ども、動かすのは大人。

このルールを覚えておきましょう。

【やってみよう】家にいらないリサイクル家電があったら調べてみよう

【やってみよう】家にいらないリサイクル家電があったら調べてみよう

ここまで読んだら、みなさんも家の中を見てみましょう。

使わなくなった家電があれば、次の6つを順番に確認します。

ただし、家電を動かす必要はありません。見えるところを確認したり、家の人に質問したりするだけで大丈夫です。

①エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機のどれか確認しよう

最初の問題です。

捨てたい家電は、

・エアコン
・テレビ
・冷蔵庫・冷凍庫
・洗濯機・衣類乾燥機

のどれかでしょうか。

当てはまれば、今回覚えた特別な方法で処分する家電です。

例えば、使わなくなったテレビを見つけたら、

「これは家電リサイクル法のルールで捨てる物だ」

と判断できます。

②家電を作った会社の名前を探してみよう

次はメーカーを調べます。

家電の見える場所に会社名が書かれていないか確認してみましょう。

メーカーがわかれば、リサイクル料金を調べるときに役立ちます。

ただし、名前を探すためにテレビを持ち上げたり、冷蔵庫を引っぱり出したりする必要はありません。

見つからなければ、

「メーカーがわからないから確認して」

と家の人にお願いすれば大丈夫です。

③どこで買ったのか家の人に聞いてみよう

次の仕事は、家の人へのインタビューです。

「このテレビ、どこのお店で買ったの?」

と聞いてみましょう。

昔の家電なら、家の人もすぐには思い出せないかもしれません。

その場合は、保証書などが残っていないか確認してもらう方法もあります。

④「このお店に聞いてみよう」と家の人に教えてあげよう

買ったお店がわかったら、

「このお店に古い家電を引き取ってもらえるか聞いてみよう」

と家の人に伝えましょう。

新しい家電へ買い替える場合なら、新しい家電を買うお店にも相談できます。

このとき、

「リサイクル料金はいくらですか?」
「家まで取りに来てもらうと全部でいくらですか?」

と聞いてもらえば、必要なお金も確認できます。

⑤お店がわからなければ市役所・区役所などに聞いてもらおう

「ずっと前に買ったから、どのお店かわからない」ということもあります。

そこで止まる必要はありません。

住んでいる市や区、町では、リサイクル家電をどう処分すればよいのか案内しています。

家の人に、

「住んでいる町ではテレビをどうやって捨てるのか調べてみて」

とお願いしましょう。

ホームページで調べたり、役所へ電話したりして確認できます。

⑥子どもだけでは運ばず最後は家の人に任せよう

捨て方、メーカー、相談する場所、料金まで調べられたら、みなさんの仕事はほとんど終わりです。

最後の運び出しは、大人に任せます。

「捨て方がわかったから、自分で外まで運ぼう」と考える必要はありません。

例えば冷蔵庫を処分する場合も、

「これは普通のごみには出せないよ。お店に聞いて、リサイクル料金も確認しよう」

と家の人に伝えられれば十分です。

自分で重い物を運ばなくても、正しい方法を調べて家の人へ教えることは、子どもにもできる立派なリサイクルへの参加です。

リサイクル家電の捨て方で出てくる言葉をかんたんにおぼえよう

リサイクル家電の捨て方で出てくる言葉をかんたんにおぼえよう

リサイクル家電について調べていると、学校や家ではあまり聞かない言葉が出てきます。

言葉がむずかしいと感じても、捨て方そのものがむずかしいわけではありません。

ここでは、よく出てくる5つの言葉を小学生でもわかるように説明します。

家電リサイクル法=4つの家電を正しくリサイクルするためのルール

「家電リサイクル法」は、エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機を正しくリサイクルするための法律です。

「法律」と聞くとむずかしく感じますが、まずは、

「4つの家電を、決められた方法でリサイクルするためのルール」

と覚えましょう。

このルールがあるため、4つの家電はいつものごみとは捨て方がちがいます。

リサイクル料金=家電をリサイクルしてもらうために払うお金

「リサイクル料金」は、使わなくなった家電を正しくリサイクルしてもらうために必要なお金です。

例えば、あるメーカーの洗濯機・衣類乾燥機なら2,530円、冷蔵庫・冷凍庫なら大きさによって3,740円や4,730円といった料金があります。

家電によって金額がちがうので、捨てる前に正しい料金を調べます。

家電リサイクル券=リサイクル料金を払うときなどに使うもの

「家電リサイクル券」は、家電を正しい方法でリサイクルするための手続きに使います。

自分で指定引取場所へ家電を持っていく場合には、郵便局でリサイクル料金を支払う方法があります。

そのときは、どの家電を捨てるのか、どこのメーカーなのかなどを確認しておく必要があります。

実際の手続きは大人に任せましょう。

メーカー=その家電を作った会社

「メーカー」は、その製品を作った会社のことです。

例えばテレビを調べるとき、

「これはどこのメーカー?」

と聞かれたら、

「このテレビを作った会社はどこ?」

と聞かれていると考えれば大丈夫です。

メーカーはリサイクル料金を確認するときにも必要になる大切な情報です。

指定引取場所=使わなくなった家電を受け取ってくれる決められた場所

「指定引取場所」とは、家電リサイクル法の対象になる家電を受け取ってくれる決められた場所です。

自分たちで家電を持ち込む方法を選ぶ場合に利用できます。

どこにでも持っていってよいわけではないため、家の人に近くの指定引取場所を調べてもらいましょう。

リサイクル家電の捨て方でよくある質問

リサイクル家電の捨て方でよくある質問

最後に、「こんなときはどうするの?」という疑問に答えます。

迷ったときにこの部分を読み返せば、次に何をすればよいのか確認できます。

テレビは粗大ごみに出してもいい?

基本的に、家電リサイクル法の対象になるテレビを自治体の普通の粗大ごみとして捨てることはできません。

テレビを処分したい場合は、新しいテレビを買うお店や、そのテレビを買ったお店などに引き取りを相談します。

どこで買ったかわからない場合は、住んでいる市区町村に処分方法を確認してもらいましょう。

「テレビは大きいから粗大ごみ」と覚えるのではなく、「テレビは4つのリサイクル家電のひとつ」と覚えるのがポイントです。

冷蔵庫がこわれたらごみ置き場へ出してもいい?

出してはいけません。

冷蔵庫・冷凍庫は、こわれていても家電リサイクル法の対象です。

「もう冷えないから普通のごみになる」ということはありません。

使えるかどうかではなく、どの種類の家電なのかで捨て方を判断しましょう。

家電を買ったお店がわからないときはどうする?

買ったお店がわからなくても、捨てる方法はあります。

まず家の人に、住んでいる市区町村ではどのような処分方法が案内されているか調べてもらいましょう。

自分で指定引取場所へ持っていく方法などを選べる場合もあります。

「お店がわからないから捨てられない」とあきらめる必要はありません。

家電リサイクル券はどこでもらえるの?

自分で指定引取場所へ持ち込む方法では、郵便局にある家電リサイクル券を使って料金を支払う方法があります。

ただし、先にメーカーや家電の種類、大きさなどを確認する必要があります。

子どもだけで手続きをするのではなく、

「指定引取場所へ持っていくなら、家電リサイクル券が必要だよ」

と家の人に教えてあげましょう。

自分で指定引取場所へ持っていってもいい?

家の人が必要な手続きをしたうえで、指定引取場所へ自分たちで持ち込む方法があります。

自分で持ち込む場合は、販売店などに家まで回収に来てもらう場合とは違い、指定引取場所まで自分たちで運ぶ必要があります。

受付日や受付時間なども確認してから向かいましょう。

ただし、「自分で」というのは子ども一人で運ぶという意味ではありません。

家電を運ぶのは大人です。

子どもだけで家電を運んでもいい?

運んではいけません。

冷蔵庫や洗濯機はもちろん、テレビも大きさによってはとても重くなります。

家電が倒れて体の上に落ちたり、階段から転げ落ちたりすれば、大きなけがにつながります。

小学生のみなさんができることは、

「これはリサイクル家電かな?」
「メーカーはどこかな?」
「どこへ相談すればいいかな?」

と調べることです。

そして最後に、

「ここまで調べたから、あとは大人にお願いしよう」

と考えられれば、正しい捨て方をきちんと理解できています。

まとめ│リサイクル家電の捨て方がわかったら家の人に教えてあげよう

まとめ│リサイクル家電の捨て方がわかったら家の人に教えてあげよう

リサイクル家電の捨て方で一番大切なのは、エアコン・テレビ・冷蔵庫や冷凍庫・洗濯機や衣類乾燥機の4つは、いつものごみと同じようには捨てられないと覚えておくことです。

家にいらなくなった家電があったら、まず4つのリサイクル家電に当てはまるか確認しましょう。

そのあとは、

「新しい家電に買い替えるの?」
「この家電はどこで買ったの?」
「どこのメーカーが作った物?」
「捨てるのにいくらかかるの?」

と家の人といっしょに確認します。

買い替えるなら新しい家電を買うお店、買い替えないならその家電を買ったお店へ相談する方法があります。買ったお店がわからない場合は、住んでいる市区町村に処分方法を確認してもらいましょう。

家の人が自分で運べる場合には、リサイクル料金を支払い、指定引取場所へ持っていく方法もあります。

ここまで読んだみなさんなら、

「テレビだから粗大ごみじゃないよ。リサイクルする家電だよ」

「買ったお店がわからないなら、市役所などで捨て方を調べよう」

と家の人に教えてあげられるはずです。

ただし、正しい捨て方がわかっても、冷蔵庫や洗濯機などを自分で運ぶ必要はありません。

調べるところまでは子どもにもできる。重い家電を運ぶのは大人に任せる。

この約束も忘れないでください。

正しい方法を知って家の人に伝えることも、家電をきちんとリサイクルするための大切な一歩です。

家の人だけでリサイクル家電を運べないときは片付け110番へ相談しよう

家の人だけでリサイクル家電を運べないときは片付け110番へ相談しよう

「捨て方はわかったけれど、冷蔵庫が重くて運べない」

「洗濯機を家の外へ出すのがむずかしい」

「テレビ以外にも捨てたい物がたくさんある」

そんなときは、家の人だけで無理に運ぼうとせず、片付け110番へ相談する方法もあります。

片付け110番では、不用品回収など、家の中のいらなくなった物を片付けるサービスについて相談できます。

特に冷蔵庫や洗濯機などの大きな家電は、家の外へ出すだけでも大変です。階段があったり、せまい場所を通ったりしなければならない家では、無理に運ぶと家電を落としたり、壁や床を傷つけたりすることもあります。

そんなときは、

「自分たちだけで運ぶのは危ないから、片付け110番に相談してみない?」

と家の人に教えてあげてください。

ただし、リサイクル家電には決められた処分方法と料金があります。

相談するときは、

「冷蔵庫を処分したいです」
「テレビを家から運び出してほしいです」

など、何を処分したいのかを伝え、どのような方法で回収・処分されるのか、全部でいくらかかるのかを家の人に確認してもらいましょう。

リサイクル家電は、ただ家の外へ出せば「捨て終わり」ではありません。

正しい方法で最後まで処分することがゴールです。

捨て方を調べるところはみなさんが手伝い、申し込みや支払い、重い家電を運ぶ作業は大人に任せましょう!

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