【完全保存版】フローリング掃除の本当に正しい方法と4つの失敗例

【完全保存版】フローリング掃除の本当に正しい方法と4つの失敗例
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今、フローリングの部屋に住んでいるそこのあなた。

「フローリングの床って、オシャレに見えるし、フローリングの部屋でよかった!」
と思う一方で、

「意外と汚れるなあ…」
「フローリングの手入れってどんなことをしたらいいの?」
「ネットにはどこも違った事が書かれているので、本当は何がいいのかわからない」

こんなことに悩んでいませんか?

賃貸に住んでいるなら、不安もなおさらです。

間違った手入れでフローリングを傷めてしまい、引っ越すときに補修費用を取られてはたまりません。

「フローリングの掃除ってどうしたらいいの!?」
わからないと、困ってしまいますよね?

そんなあなたでも、簡単でわかりやすい掃除方法を知れば、より快適に過ごせるようになります。

汚れや掃除が気になって、楽しい生活の時間を奪われてしまうのはストレスです。

フローリング掃除を迷いなく進めたいですよね。

この記事ではフローリングの性質をしっかりおさえた、『正しい掃除方法』をマスターできるようになります。

私はインテリアコーディネーターとして、フローリングの性質と特徴を多くの方にお伝えしてきました。

そして、お客様の素朴な疑問にも、答えてきました。

その経験から、あなたの知りたい掃除方法をギュッとまとめてご紹介します。

実際に、私のアドバイスで、
「フローリングの手入れに不安がなくなりました」
と、お客様からも喜んでもらえましたよ!

フローリング掃除は『何を使ってどう仕上げるか』がカギを握ります。

  • フローリング掃除で注目する「掃除道具」と「最後の仕上げ」とは?
  • 正しい掃除方法の「日々のお掃除」と「念入りなお掃除」って何をするの?

を紹介すると同時に、ネットなどで溢れているフローリング掃除の失敗例を見ながら、注意点と対応策を整理して解説します。

『正しい方法』と『注意点』が整理できていれば、フローリング掃除に関するあらゆる情報が耳に入ったとしても、迷うことはありません。

毎日の生活での手入れも、賃貸から引っ越しをするにあたって掃除をする時も、心配ありません。

手入れ方法はいたってシンプルで、「こんな簡単なことでよかったの!?」と驚きさえするでしょう。

掃除方法を身につけ、ルーティン化してしまえば、楽チン。

いままでフローリング掃除で迷っていたあなたも、いつでも気持ちよいフローリングで過ごすことができますよ!

是非最後までご覧くださいね。

目次

フローリング掃除は誰でも簡単にマスターできる

フローリング掃除は、誰でも簡単にマスターできます。

フローリングの性質に合った、『正しい掃除方法』を実行すれば、失敗することはないからです。

インターネットには、様々な情報があふれているので、『正しい掃除方法はどれなの?』と、と迷ってしまいますよね。

でも、正解はありますし、その方法は、コツさえ知っておけば、素人でも、掃除下手な人でも、誰にでも身に着けることができるんです。

正しいフローリングの掃除とは

『正しいフローリングの掃除』とは、掃除の目的を明確にし、フローリングに対する適切な知識の元、必要な作業を行うことです。

正しい方法を行わなければ、掃除ストレスを抱えてしまったり、キレイにしたはずが、逆に汚れてしまう、という結果に陥ってしまいます。

掃除をする前にフローリングに対する知識を持つことが大切

掃除をする前に、フローリングに対する知識を持つことが大切です。

『フローリングの性質を知る事』で、汚れた時の対応だけでなく、汚れないように、日々何に気を付ければよいかもわかってきます。

「フローリングは木でできている」と考えると答えはシンプルですね。

掃除の基本がわかっていれば、フローリング生活を今まで以上に楽しめるようになりますよ。

フローリングの種類と特徴

フローリングの「種類」と「特徴」は多種多様です。

部屋の印象を大きく左右するフローリングは、様々なインテリア効果を作り上げることができるので、様々な「種類」があり、それぞれの「特徴」があるのです。

素人にはわかりにくいですが、「種類」と「特徴」を知ることで、手入れ方法が見えてきます。

フローリングには大きく分けて、『単層フローリング(無垢材)』と『複層フローリング』があります。

種類 単層フローリング 複層フローリング
構造 天然目の一枚板を加工した、素材の魅力を生かしたフローリング。
いわゆる、無垢フローリング。
空気を多く含んでいるので、柔らかく、保温性が高いのが特徴。
木の性質がそのまま表れるので、湿度によって膨張や縮小をし、反りや割れが生じたり、少しの衝撃でへこみが出来てしまうことがある。
特徴 日本の住宅で一般的に使用されているフローリング。
板と板を貼り合わせた合板の上に、薄くスライスした木材を貼り付けたもの。
木目をプリントしたものの場合もある。
加工が簡単で、比較的安価なため、賃貸住宅や分譲マンションでは多く採用されている。
施工性に優れており、耐久性も強いのが特徴。

こちらの記事ではこの、『複層フローリング』の手入れ方法を、お伝えします。

劣化3大原因

フローリングの劣化3大原因とは、ずばり、『日焼け』『傷』『水分の侵入』です。

この3つは、フローリングの劣化に大きな影響を与えるので、特に注意しなくてはいけません。

この劣化原因を理解すると、予防の対策ができるので、しっかりおさえましょう。

『日焼け』
人間の肌だけでなく、床材も紫外線により『日焼け』します。

日当たりの良い場所は、長い年月が経つと、色があせてしまい、白っぽくなっているのを見たことはありませんか?
これが『日焼け』です。

日当たりのいい南向きの部屋は、リビングなどに採用される事が多いですが、窓際の床は次第に日焼けで劣化していきます。

カーテンやブラインドなどを利用して、日よけをすることは、劣化を防ぐのに効果的です。

『傷』
日々の生活で、床には思った以上の『傷』が付きます。

特に、家具の移動や、椅子の出し引きで細かい傷が残るのです。

また、ちょっと物を落としたりすることで、表面がはがれるような傷がつくこともあります。

細かい傷はあまり気が付きませんが、10年、20年と時間が経つと、その数も増え、その傷に汚れも入り、目立つようになってきます。

『水分の侵入』
フローリングに『水』は天敵です。

フローリングは木材なので、『水』には非常に弱く、水にさらされていると腐敗にまで進みます。

水分をこぼした時はすぐ拭くことはもちろんですが、すぐさま染み込んでしまうこともあります。

そのまま水分が含まれたままになっていると、変色や、表面が浮いてはがれてしまうことがあるので、注意が必要です。

つきやすい汚れの種類

フローリングに付きやすい汚れの種類は『様々・複数』あります。

それぞれフローリングの場所毎に環境が違うので、汚れの種類も変わってきます。

キッチンや周辺は油汚れや水滴が、それ以外の場所では、足裏の皮脂汚れ、また、食べこぼしなどもあります。

何故フローリング掃除を「失敗してしまう人」がいるのか

フローリング掃除に失敗してしまう人が何故いるのか、それには明確な理由があります。

それは、フローリングの特性をしっかり理解せず、『掃除道具』と『掃除の最後の仕上げ』で間違いを犯しているからです。

ネット上で、「成功した!」という方法をやってみたものの、「失敗してしまった」なんてことありませんか?

そうです、フローリングと一口にいっても、特徴や性質は様々なのです。

同じ方法で、成功する場合もあれば、失敗する場合もあるのです。

失敗例からみる注意点

失敗例から注意点を見ることで、『やりがちだけれどやってはいけないこと』を知り、未然に失敗を防ぐことができます。

どうしてダメだったのかを知れば、自分が今まさに行おうとしている掃除方法が良いか悪いか、応用して判断することもできるようになります。

失敗例1:重曹水やクエン酸水を使ったら、フローリングに跡がついてシミになった

『重曹水やクエン酸水を使って掃除をしたら、フローリングに跡がついてシミになった』という失敗ケースは、実はやみくもなフローリング掃除の失敗の定番ともいえます。

重曹やクエン酸は、一般に掃除には欠かせないアイテムだと言われているため、「失敗するはずがない」という根拠のない考えに囚われてしまいがちだからです。

失敗の原因
失敗の原因は、重曹やクエン酸などの薬品が、フローリングに施されている様々なコーティンをはがしてしまったことにあります。

また、重曹は研磨剤の役割もしているので、表面を削ってしまう事にもなるのです。

フローリングの表面加工は各メーカーによって、種類が様々あります。

傷が付きにくい強いコーティング、汚れが付きにくいコーティング、ワックス不要のコーティングなどがあります。

確かに、重曹やクエン酸を使って何も問題のないフローリングもありますが、合わないフローリングに使用してしまうと、跡が残ってしまうのです。

失敗例2:除菌アルコールタオルで拭き掃除をしたら、傷だらけになった

「除菌アルコールタオルで拭き掃除をしていたら、よく磨いていたところから傷だらけになった」というケースは、インテリアコーディネーターとしてお客様の相談を聞く中で、よくある失敗談でした。

フローリングに除菌アルコールはNGですので、残念ながら失敗してしまって当然です。

食品やペットの粗相などの場合は、除菌アルコールを使いたくなりますよね。

小さい子どもがいる家庭ではなおさらかと思いますが、注意が必要です。

失敗の原因
失敗の原因は、アルコールの成分とワックスが反応して、変質してしまった事です。

除菌アルコールタオルは、衛生面でも掃除をする上では非常に優れた道具ですが、フローリング掃除においては、使用は控えましょう。

アルコールの成分とワックスが反応して、変質・変色してしまうと、見た目は、シミのような汚れに見えてしまい、表面の光沢を傷つけてしまって、曇りガラスのようになることもあります。

失敗例3:念入りに掃除していたのに、あっという間にフローリングがダメになった

念入りに掃除していたのに、あっという間にフローリングがダメになってしまった、そんな時は、まず自分の掃除方法を見直す必要があります。

インテリアコーディネーターとして、「掃除していたのにすぐにダメになる」と言われるお客様の掃除方法は、『掃除機→乾拭き→水拭き』という、以前は良いと言われていた、実は『間違った方法』であったことがほとんどです。

フローリングの性質をしっかり理解していれば、間違えない失敗ですよ。

失敗の原因
失敗の原因は、最後に水拭きをしたことで、フローリングに残った水分がフローリングを傷めてしまったことにあります。

フローリングは木材ですから水に弱く、水分にさらされていると、腐ってしまいます。

念入りに掃除していたのに、あっという間にフローリングがダメになったのは、『最後の仕上げ』に問題があったんですね。

最後を水拭きにするのは、水が苦手なフローリングには絶対NGです。

もしも掃除に水分を使ったなら、しっかり乾いたタオルで拭き、『最後の仕上げ』を怠らないようにしましょう。

また、頻繁に水拭き掃除をしたくなる時もあるかもしれませんが、できるだけ水分使う回数を減らしてあげることも、フローリングを長く上手く使う上で大切です。

失敗例4:メラミンスポンジで汚れは落ちたが、色が薄くなってしまった

「メラミンスポンジで汚れは落ちたが、フローリングの色が薄くなってしまった」という失敗は、そもそもの掃除道具の選択を誤っている点に問題があります。

確かにメラミンスポンジはグングン汚れを落とす万能な掃除道具ですが、実はフローリングの掃除には使えません。

失敗の原因
失敗の原因は、汚れと一緒にフローリングのワックスやコーティングまでも削ってしまったことにあります。

メラミンスポンジは汚れを薄く削るようにして落とす道具なので、汚れだけでなく、柔らかいワックス材も一緒に削ってしまうというわけです。

万能すぎることが、あだになってしまったんですね。

どんなに良い物も、適材適所、使いどころがあるのです。

プロの業者に頼んだ場合の料金相場

プロの業者に頼んだ場合の料金は、広さや、ワックスの仕様によって違ってきます。

自分の求める作業内容・作業レベルでの地域の料金相場を調べて知っておくと、『自分でどこまでがんばれるか』『お願いした方が楽ではないか』などと、選択しやすくなります。

大手ハウスクリーニング業者の料金を紹介します。

おそうじ本舗 税抜1,000円~/1帖 
ダスキン 税抜14,172円~/10帖

ダスキンは、エリアによってSクラス、Aクラス、Bクラスに分かれていて、料金が異なります。

上記料金は真ん中のAクラスの料金となっています。

自分で掃除からワックス塗りまでやると、家具の移動、道具やワックスの選択・購入など、慣れない仕事がたくさんあり、時間も費用も意外とかかりますので、時間の都合などに合わせて、最もメリットのある選択をするのがポイントですね。

自分ですれば安くて確実!

プロの業者の料金を見て、「高い」と感じた場合や、「自分でケアしたい!」と思っているなら、自分で掃除すれば、それが最も安くて確実です。

一度掃除道具を揃えて、掃除方法を身に着けてしまえば、自分でやることほどお得で、自分の希望を叶えられる手段はありません。

失敗しないフローリング掃除方法

フローリングの掃除に失敗しないためには、『日々の掃除』と『念入りな掃除』とに頭を分けて考える事がポイントです。

日々の掃除では最低限のことを、それでも落としきれない汚れを定期的に念入りに掃除することで、頑固な汚れになる前に自分の力でキレイにすることができます。

フローリング掃除は「何を使ってどう仕上げるか」で成功する

フローリング掃除は「何を使ってどう仕上げるか」で成功が決まります。

どんなに念入りに時間をかけて掃除しても、フローリングに合わない薬品を使って、ごしごし擦りっぱなしにして自然乾燥させれば、シミができて、湿気で劣化してしまいます。

『掃除道具の選択』と、『掃除の最後』で間違いを犯さないように、この2つのキーワードを忘れてはいけません。

モチベーションを維持して掃除する

フローリング掃除では、モチベーションを維持して臨める心持ちであることも大切です。

フローリングは、窓のように、小さな空間ではなく、比較的広い場所での掃除となるため、掃除にかかる時間も、掃除をする前の気持ち的負担も、大きくなりがちです。

例えば、気持ちのいいくらい掃除がはかどる洗剤や便利グッズを使ってみるだけで、「掃除しよう!」というやる気も変わってきますし、掃除に対するハードルも下がりますよ。

フローリング掃除にオススメの洗剤

フローリング掃除にオススメの洗剤は、『オーブテック スペースショット 万能環境クリーナー』です。

なんといっても、「人にやさしい自然派洗剤」という点がポイントです。

手にも優しいので、掃除中に手荒れの心配もなく、思いっきり掃除に没頭できます。

しかも、環境にやさしいとなると、進んで掃除をしたくなりますよね。

こちらは、界面活性剤ゼロの植物性洗剤です。

もちろんフローリングにも使用でき、変色やワックスを溶かす、といったことはありません。

ただし、水に触れると色落ちする素材には使えませんので、注意が必要です。

 

 

フローリング掃除に特化した便利グッズ

フローリング掃除に特化した便利グッズで紹介したいのは、昔から伝わる箒(ほうき)です。

ちょっと贅沢品を使って掃除を楽しむのも、キレイを保つコツです。

箒は見せる収納にすると、ナチュラル感たっぷりのインテリアにもなりますよ。

箒はフローリング掃除にぴったりで、特に髪の毛は、箒がしっかりと巻き上げて上手に取り除いてくれます。

箒を使って掃除をする時のポイントは、こちらの3点です。

  1. 勢いよく掃かない。(ホコリが舞いあがってしまいます)
  2. スーっと滑らせるように掃く。
  3. フローリングの目地に沿って掃く。

【棕櫚箒(しゅろほうき)】
特にフローリングに最適です。
高級品ではありますが、手入れをしながら何年も使うことができますし、温かみのある雰囲気に愛着が持てるでしょう。

日々のお掃除の場合

日々のお掃除の場合は、『ゴミやホコリを取り除くこと』を目的に作業することが重要です。

マメにゴミやホコリを取っていれば、知らず知らずのうちに汚れてなんとなく黒ずんでくる事や、表面の傷に汚れが入り込むのを防ぐことができます。

用意する掃除道具

用意する掃除道具は3つです。

  • ペーパーモップ
  • 乾いた雑巾
  • 掃除機

便利なウェットシートもお店に見られますが、ウェットシートに含まれている薬品が、あなたのフローリングに合っているかどうかわからないので、使用は控える方が賢明です。

基本的には、乾いたシートで十分な掃除効果を発揮できます。

手順

1.『乾いたペーパーモップ』でゴミやホコリを取り除く。

代表的な商品は、クイックルワイパーです。
ゴミやホコリを取り除くことが鉄則なので、ペーパーモップが基本です。

乾いたモップをかけることで、フローリング本来のツヤを取り戻すこともできます。

2.ペーパーモップをかけた『後に』掃除機掛け。

ペーパーモップをかけることで床面に落ちていたホコリは集めることができますが、同時にフローリングの目地の間にはゴミが溜まります。

そのゴミを掃除機で吸い取りましょう。

3.汚れが目立つ箇所があった場合は、『拭き掃除』。

フローリングは『水』が大敵なので、乾いた布、または固く絞った雑巾掛けをします。

水分はできるだけ使わないようにしましょう。

もし水を含んだ雑巾を使うなら、水拭き後しっかり水分を拭き取る、乾拭きをしておきましょう。

4.最後の『乾拭き仕上げ』が、フローリングを痛めず、長持ちさせる秘訣です。

ポイント

1.ペーパーモップ掛けは『朝一番』でやるのが、効果的です!

空気中にあるホコリは、軽いながらも重さがあるので、夜寝静まっている時に床に落ちて溜まります。

その溜まったホコリが舞う前に、モップ掛けで取り集めるのが、一番効率が良いからです。

そのため、いきなり掃除機をかけてしまうのは、ホコリを舞い上げることになるのでNGです。

2.掃除機を掛ける時には、フローリングの目地に沿って掛ける!

フローリングのくぼんだ目地に落ちたゴミを吸い取るためには、目地に沿って掃除機を掛けることで、より掃除機の吸引力を上手に発揮することができます。

念入りなお掃除の場合

念入りなお掃除は、日々のお掃除では取り切れない汚れや、経年による『蓄積された汚れを取り除くこと』を目的に作業することが重要です。

小さな傷があれば、どうしてもその中に汚れが入り込んだり、黒ずんできたりしてしまうため、簡単には落とせない部分にしっかりアプローチし、取れない汚れになる前に、対処しましょう。

用意する掃除道具

用意する掃除道具は次の3つです。

  • フローリング用洗剤
  • 洗剤用雑巾
  • 乾拭き雑巾

雑巾を使い分けることが、重要です。

手順

1.ゴミやホコリをしっかり取る。

ゴミやホコリが残ったまま『念入りなお掃除』を始めてしまうと、ゴミを含んだままフローリングを擦ってしまうことになるので、余計に汚れを広げたり、傷をつけてしまうことになります。

ゴミやホコリを取っておくことは基本なので、先ほどお伝えした「日々のお掃除の場合」を実践してから、念入りなお掃除に入ります。

2.フローリングには、『フローリング用の洗剤』を使用。

間違った薬品などを使ってしまうと、フローリングを傷つけてしまうという失敗をおかしてしまいます。

フローリングには、各メーカー独自の加工がされており、コーティングも様々です。

見た目だけでは見分けがつかず、間違った薬品を使うと、コーティングをはがしてしまったり、変色することもあります。

ちなみに、「ワックス禁止」というフローリングコーティングもあるので、注意が必要です。

3.使用後は、洗剤を落とすために、しっかり拭き掃除をしましょう。

洗剤が残っていると、せっかく汚れを落としたのに、フローリングに負担をかけ、劣化を招くことがあるので、フローリング面に洗剤を残さないように、しっかり拭き掃除をしましょう。

しかし、洗剤によっては、掃除後そのままにしておくコーティング機能が付いている商品もあります。

洗剤の使用方法をしっかり読んでから取り掛かりましょう。

ポイント

念入りなお掃除でのポイントは、『水分をしっかり取り除く』ということにつきます。

日々のお掃除と違い、洗剤など、水分を掃除に使うため、しっかり乾拭きで水分を吸い上げて仕上げることが重要です。

汚れを落とすことも必要ですが、フローリング自体を劣化させてしまっては、汚れ以上に見た目が損なわれます。

さらに、劣化が進むと、フローリングの張替が必要になる場合もあるので注意しましょう。

フローリング掃除に困った時の対処法

フローリング掃除に「どうしても困ってしまった」という時は、落ち着いて対処方法を考えましょう。

壁に直面する際は、『水溶性の薬品を使わないと落とせなさそうな汚れに直面』『フローリングが汚れではなく、傷だらけになっている』『こびりついた汚れが落ちない』という大きく分けて3つのシチュエーションに絞られます。

それぞれの対処方法と、フローリングの特性を考慮すれば、応用できますので、落ち着いて対応してみてくださいね。

皮脂汚れを落としたいけれど重曹を使うのは怖い

皮脂汚れにどうしても重曹や薬品を使いたいけれど、フローリングがシミになるのは怖い、そんな時は、フローリングが重曹・薬品を受け入れてくれるかどうか確かめてみましょう。

重曹・薬品を使って掃除して、もしもフローリングにシミができてしまっても、すぐに対処すれば、シミはキレイになりますので、小さいスペースから試してみましょう。

『手順』

  1. 極薄めの重曹水を作り(もしくは薬品を使用し)、目立たないところで少し試して反応を見る。
  2. 大丈夫そうであれば、汚れた部分に重曹水(薬品)を使い、汚れが落ちたら水拭きでしっかり重曹(薬品)を取り除く。
    ここで重曹(薬品)が残っていると、フローリングを傷める原因になるので、ここはしっかりと。
  3. 終わりは乾拭きをして、水分を完全に取り除く。

もしも試しにやってみて、フローリングにシミができたようだったら、スピーディーにフローリングから重曹(薬品)を拭き取りましょう。

一見シミに見えても、重曹(薬品)がフローリングに残っているだけの場合が高いので、焦らず、すぐに、表面に残っている重曹(薬品)を根気よく『乾拭きで拭き取る』ことで、完全なシミになるのを防ぐことができます。

もしも、対処が遅く、乾拭きをどんなに根気よく行っても落ちなかった場合は、ワックスを塗り直す必要があります。

必ず、小さな箇所で試してから行う様にしましょう。

劣化して傷だらけになったフローリングをきれいにする

間違った掃除方法や、経年劣化などで、フローリングが傷だらけになってしまった場合、キレイにする方法は1つです。

それは、ワックスの塗り直しをすることです。

すでに塗っていたワックスは輝きを失ったので、新たにコーティングして、きれいにする必要があります。

ワックスが薄く残った程度でしたら、上から新たにワックスを丁寧に塗るとキレイになります。

半端にワックスが残ってしまっているなら、一度丁寧にワックスを剥がしてから、新しいワックスを塗ることをオススメします。

こびりついた汚れが落ちない

こびりついた汚れが落ちない、そんな時は、まずは『乾いた雑巾』で強く拭いてみましょう。

ちょっと根気のいる作業ですが、布はワックスより柔らかい素材なので、布で拭くことでワックスを傷つけることなく、汚れだけを落とすことができます。

これで、メラミンスポンジのように、フローリングを傷める心配もありません。

布で擦ることで、床面を磨くことにもなり、光沢がアップする場合もありますので、一石二鳥の効果も得られますよ。

まとめ

最近では、ほとんどの家にフローリングの部屋があるのが主流です。

フローリングは、裸足で歩くのも気持ちよいですが、毎日ペタペタと踏まれているので、思った以上に汚れが付いています。

そんな汚れたフローリングの『正しい掃除方法』をお伝えしました。

フローリングを正しく理解することが何より大切です。

フローリングは、水分に弱く、表面にはコーティングがしてあるため、掃除のさいはフローリングを傷めない方法を選択する方法が大切です。

日ごろの掃除はペーパーモップだけで十分です。

これは、電源もいらないし、簡単に取り組める掃除ですね。

フローリングの掃除は、『手順』ではなく『掃除道具の選択と掃除の最後の仕上げ』がポイントです。

間違った方法で掃除をしてしまって、修繕が必要になるなんてことになったら大変ですよね。

『正しい掃除方法』さえおさえていれば、ネットで溢れた情報に惑わされることもありません。

さあ、これからは迷うことなくフローリング生活を楽しみましょう!

この記事があなたの毎日のお役に立てることを、そしてあなたがフローリング生活をこれまで以上に楽しめるようになることを、心から祈っていますね。

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