よく街には不用品回収会社が徘徊しています。徘徊中の会社に依頼を考えましたが、友人からは「おそらく無料で回収してくれないよ」と指摘が。
友人の指摘もあって、ネットで格安で処分してくれる不用品回収会社を探している人も少なくないでしょう。
ホームページに書かれている「トラック(軽、2トン)定額パック」というプラン。
軽トラックや2tトラックにどれだけ積んでも、料金同じというところに頼みたいですよね。
料金が同じの回収業者はあるのでしょうか?もし同じではないなら、どうしたら不用品を格安で回収出来るのでしょう。
インターネットを調べていると、ホームページにはトラック定額パック等様々なプランが見受けられます。
どれだけ軽トラックに積んでも料金は同じなのでしょうか。
家電リサイクル料金が発生するような冷蔵庫やテレビ、洗濯機、エアコンが入っていたとしても、積み放題の値段に入っているのでしょうか。
どれだけ積んでも料金が一緒であれば、市役所や自治体に依頼するよりも格安で処分出来る計算です。
でも、もしかしたら別で粗大ゴミ処分料金を請求されるのではないか、と不安になっている人もいるでしょう。
そもそも、なぜ不用品回収業者は格安で回収できるのでしょうか。
不用品回収に関するすべての疑問にお応えすべく、今回は不用品回収を格安で行うことについて、詳しくご紹介していきます。
無料回収出来る不用品とは?
無料回収出来る不用品は限られています。
といっても、何でもかんでも回収してもらえないというわけでもないのです。
主に回収してもらえないのは生ゴミや生活ゴミ。
そして、「リサイクルとして扱えないゴミ」です。
なぜ生ゴミや生活ごみがダメなのでしょうか。
なぜダメなのか、激安不要品回収業者のカラクリを知ることによってわかってきます。
激安不用品回収業者の驚きのカラクリ
なぜ不用品回収業者は激安で回収することができるのでしょうか。
実は回収したものをリサイクルショップで販売しているからです。
不用品回収業者はただ回収してリサイクルに出したり、廃棄したりしているだけではありません。
不用品回収で手に入るもので需要のあるものは、国内および海外で運営しているリサイクルショップで売却しているのです。
不用品回収業者からすると、無料でリサイクルショップの商材を仕入れすることができます。
そのため、メリットは充分なのです。
テレビや洗濯機などの家電は廃棄するのにお金がかかるものがあります。
しかし、リサイクルショップとして売り出せるのであれば、格安の回収料または無料で回収するのです。
テーブルやベッドなどの回収は無理だと思われがちです。
しかしリサイクルショップでは、一定の需要があるもののため、業者は喜んで回収してくれます。
トラック定額プランなどは不用品回収業者が不利のように見えるのですが、実はそうでは無いのです。
生ゴミや生活ゴミがダメなのは、リサイクルもできないですし、リサイクルショップで再販売することもできないため、しっかり料金を提示されます。
ゴミ以外は喜んで回収する業者が多いです。
しかし、生ゴミや生活ゴミ以外を回収しても、中にはリサイクルショップで売れないものもあります。
その処分費を余計に出したとしても元が取れるようにビジネスモデルを設計しているのです。
ちまたで表現されている「積み放題」のワナ
最近色んなホームページで見るようになってきた「トラック積み放題プラン」。
あなたも見たことはありませんか?
実は「積み放題」という言葉はすごく抽象的な言葉で、お互いの認識の違いでトラブルになりかねない言葉です。
実は積み放題ではない
「軽トラックや、2トントラックにどれだけ積んでも●●円ポッキリ!」
実は「どれだけ積んでも」という内容ではありません。
どれだけでも、というわけではなく、ある程度決まっています。
なぜか?
トラックには法律で「最大積載量」が決まっているからです。
軽トラックであれば350kgまで、2トントラックと言われている車両の場合は2,000kg。
※詳しい説明はここでは割愛します。
最大積載量をオーバーして積んで運転をしていると、法律で罰せられます。
ここで分かって欲しいのは「どれだけ積んでも」という話ではない、ということです。
では粗大ゴミの重量で積み放題の金額が変わるのか?
というと実はそうでもありません。
積み込んだ際に重量が分かる人なんてほぼいないからです。
積み放題の言葉に騙されない方法
多くの不用品回収業者さんの場合は、トラックに積む量は重さというよりも、「おおよその体積」で料金を決めています。
軽トラックであれば、軽トラックの荷台に立て板を立てて積むと、2.5立米までが目安。
2トントラックであれば、2トントラックの荷台に立て板を立てて積むと、6立米までが目安です。
※1立米(リューベイ)は、縦*横*高さそれぞれが1m(メートル)の場合
なのでトラック摘み放題という言葉を聞いた時には、「どれだけ積んでも?」と聞くより、「何立米積めますか?」だと正確な料金がわかります。
料金の目安は「1立米単価でいくらなのか?」です。
そこを抑えておかないと、後で「ボッタくられた」と思ってしまいます。
例えば、
A社…トラック積み放題で20,000円!
B社…トラック積み放題で30,000円!
パッと見の金額はA社よりもB社の方が高いです。
A社…トラック積み放題で20,000円!(1.5立米)
※1立米あたり13,333円
B社…トラック積み放題で30,000円!(3.0立米)
※1立米あたり10,000円
このように1立米あたりの単価で見ると、B社の方が安いと言えます。
ちまたのホームページなどでうたわれている料金設定は、1立米単価を隠している場合があるので注意しましょう。
格安で不用品回収をしてもらう方法
格安で不用品回収をしてもらうためにはいくつか方法があります。
次項からはどうやったら不用品回収を格安でできるのかご紹介していきます。
実は不用品回収業者に頼む以外でも様々な方法があるのです。
複数(2社以上)の見積りをとる
不良品回収業者も無料で回収しますよと歌い文句をしているものの、無料で回収するものとしないものの違いがはっきり分かれている場合があります。
安く済むと思っていたものが思った以上に高かったということもありえるのです。
複数社に見積もりを事前に取っておけば、トラブルも起こることはありません。
また、もし回収に金がかかったとしてもその金額が高いか安いかわかりません。
複数社に見積もりを取っておけば、比較検討する対象ができるため、改修費用が安いか高いかかどうか適切な判断を下す事ができます。
行政(自治体)に相談
行政、つまり自治体に相談するのもいいかもしれません。
自治体によっては、特定の不要品に対して無料または格安で回収しているイベントや政策を行っている場合があります。
自治体によっては、地元のスクラップ工場と提携して期間限定で格安で回収していることもあります。
定期的に自治体のホームページや会報などを確認しておけば、不用品回収に関するお得な情報を手に入れることができます。
スクラップ工場に相談
地元のスクラップ工場に回収してくれないか相談するのもいいでしょう。
スクラップ工場では、処分代を払うどころか、資源になるものであれば買取ってくれます。
※エアコンなどは1台数千円で買取ってくれるスクラップ屋さんが多いです。
「自分でスクラップ工場まで持っていかなければならない」という条件はありますが、都道府県によっては積極的に持ち込みを許可しているスクラップ工場が存在します。
小さい不用品から大型の不用品まで処分してくれるところがあるのです。
スクラップ工場で回収する場合、重さで処分代や買取り金額が決まることが多いです。
そのため、不用品回収業者に頼むよりも安く済む可能性はあります。
まとめ
以上、不用品回収を格安で行ってもらう方法についてご紹介しました。
引越しの時にできた不用品。
なるべく格安で、当分したいと思っている人は少なくないでしょう。
街を見渡すと激安の不用品回収車を見かけることが多いです。
詐欺まがいの行為をしている業者もありますが、ほとんどの業者はしっかりとした対応をしてくれます。
激安で回収できるための仕組みが存在しているため格安での回収は業者にもメリットが大アリなのです。
格安業者には複数の見積もりを取って頼めば、失敗をすることはないでしょう。
近くにスクラップ工場があれば、自分で相談するのもいいかもしれません。
不用品回収業者にも安く済む場合は多くあります。
地方自治体によっては不用品回収人に力を入れているところもあります。
地元のスクラップ工場などと提携して安く回収したり、無料で回収したりしているイベントが開催されることもあります。
不要品情報は行政のホームページで確認することができるため、定期的なチェックが必要になるでしょう。
今回ご紹介した情報をもとに、不用品回収をすれば無料または格安で回収できること間違いなしです。
ぜひチャレンジしてみてください。
不用品回収サービスの詳細はコチラをご覧ください。