「中古住宅を購入したけど大きな庭石があった…」
「旦那と息子が束になっても、とても動かせそうにない石もあるわ…」
「お庭をキレイにしたいけど、庭石があって、なんだか見栄えが悪い」
「庭石って、どうしたらいいんだろう?引き取りってどこに頼んだらいいの?」
あなたも、こんな風に『庭石の引き取り』にお悩みではありませんか?
そうそう捨てるものでもないので、よくわからない、と思われることもあるかと思います。
人の力では動かせないサイズになってくると、処分するなら、やはり専門の業者に依頼しないといけません。
しかし、小さな庭石なら、あなたの力だけで引き取りを滞りなく終えられるかもしれませんよ。
ここでは、庭石を処分したいときに利用するべき6つの方法と、少しでも安く引き取りを終えるためのコツについて徹底解説します。
庭石処分の裏側で生じやすい悩みや、正し庭石業者の見極め方についてもお伝えしますね。
今後庭石を前に、悩むことは無くなります。
庭石を手放すためのスムーズな引き取り方法が身に付き、今まさに悩んでいるあなたも、すぐに最もメリットの多い方法を選んで引き取り依頼の手続きに動き出すことができるようになります!
この記事が、あなたの頭のなかに浮かぶ、庭石を無くした後の理想のイメージ図を実現し、便利で快適な我が家を手に入れるために、必ず力になってくれます!
是非最後までご覧ください!
庭石を撤去する6つの方法
庭石を撤去する方法は以下の6つの方法しかありません。
撤去する方法によって、『メリット』が全く異なるので、自分により付加価値のある先を選ぶと良いですよ。
方法 | メリット | デメリット |
造園業者 |
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石材業者 |
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解体業者 |
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不用品回収業者 |
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ホームセンター |
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自己処分 |
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より、詳しく解説していきますね。
造園業者に依頼する
『造園業者』に依頼すれば、庭石撤去後の庭の状態をすっかりキレイに整えてもらうことができます。
庭石を撤去すると、元合った場所や搬出経路上など、お庭が荒れてしまいがちです。
造園業者なら、お庭の手入れのプロなので、最後まですべて任せられますね。
石材業者に依頼する
『石材業者』に依頼すると、大きな安心が得られます。
石の専門家なので、他の業者には断られてしまうような大型の庭石の引き取りの場合も、豊富な経験から、しっかりと安全に撤去してくれます。
庭石引き取りの場数の多さから、飛び散る小石や砂利が周囲を傷つける恐怖も、現場への充分な養生と配慮を心得ているので、心配ありません。
解体業者に依頼する
『解体業者』に依頼すれば、他の業者では行き届かないような、近隣への気配りにも応じてもらえます。
家の解体なども自社案件として施工しているので、工事前に、タオルやティッシュペーパーなどの手土産を持参して近隣へ丁寧な挨拶まわりをしてもらえます。
作業音など近隣トラブルに発展しやすい庭石回収作業ですが、安全管理としての工事のスケジュール表配布など、徹底した配慮を講じてくれるのは嬉しいですね。
不用品回収業者に依頼する
『不用品回収業者』に依頼すれば、対応が早いです。
即日対応が売りの、スピーディーで競合の多い業界なので、フレキシブルな見積もり、相みつでの金額交渉、希望日時での施工が可能となるんです。
ホームセンターに依頼する
『ホームセンター』に依頼することができれば、小さい石に限るものの、無料で引き取ってもらえます。
個人営業の店やエクステリア・造園・解体業の一端でお店をやっている場合は処分ルートを確保していて、集客の手段の一つとして、無料引き取りサービスを提供してくれているんです。
例えば、茨城県常総市のグランステージつくばでは、『条件付き引き取り』と言って、10袋までなら『無料』で引き取ってもらえます。
自分で撤去してしまう
『自分で撤去』してしまえば、処分先は自治体の収集場になるので、安全で確実な処分ができます。
業者を利用するのと違い、庭石を一般廃棄物である『不燃ごみ』として出すので、不法投棄の心配もなく、最も適切な処分が自分の力で可能になります。
例えば、神奈川県川崎市は、縦横高さなどの最長辺が30cm未満のサイズの庭石は、不燃ごみとして、粗大ゴミ受付センターへ持ち込むことができます。
引用:川崎市:ごみの分別に迷ったら https://goo.gl/JedLVx
- 全国地方公共団体マップ検索(https://goo.gl/eMpKCF)から、お住まいの地域のホームページを検索
- 不燃ごみに関するタイトル記事から、処分できるかを調べる
以上の手順で不燃ごみとして廃棄できるか確認を行ってください。
少しでも安く庭石を引き取ってもらう4つのコツ
これから紹介する4つのコツさえ掴んでしまえば、処分代がかかるかもしれない庭石がお金に変わる可能性もあります。
- 買取り業者に相談してみる
- ネットオークションに1円出品
- ネットフリーマーケットで譲る
- 再利用を考えてみる
あなたが試すべき順に、詳しく解説しますね。
買取り業者に相談してみる
再利用できるような状態の良い庭石なら、業者にとっては別の案件での経費を浮かせられるお得な回収物となるので、引き取り費用が安くなるんです。
例えば、各業者が抱えている顧客さんに「安く欲しい」と探している人が入れば、業者さんとしてもあなたの捨てたい庭石は商機となるんです。
引き取り先として挙げた中でも、造園業者・石材業者・解体業者の中には、買取も行っている会社がありますので、相談してみてくださいね。
ネットオークションに1円で出品
『ネットオークションに1円で出品』して落札者が現れると、かなりお得な処分ができます。
ネットオークションには幅広い需要層があり、銘石でなくても買い手は現れますので、送料を購入者負担にすれば、1円の利潤を手にして庭石を手放すことが可能です!
もちろん、高値で売ることは難しいですが、自分で処分することを思えば負担はかなり少ないですね。
実際に、大手ネットオークションのヤフオク(https://goo.gl/J1DZYu)では、ガーデニングで使用していた庭石が出品され、入札されていますよ。
ネットフリーマーケットで譲る
『ネットフリーマーケットで譲る』ことができれば、ほぼゼロ円で庭石処分を終えられます。
庭石を買いたいと考えている人からすれば、「購入すれば高いが、ただなら多少の交通費や運搬費を払っても割安」なので、とても魅力的な提案なんです。
全国の無料掲示板『ジモティー』でも、庭石を譲りますという書き込みが多く見られます。
少しでも早く確実に譲りたいなら、石の種類や大きさ、庭石の特徴や写真など情報を充実させて、他と差別化を図ることで目に留まる工夫をすると良いですね。
再利用を考えてみる
選択肢が処分のみだと、売ることや譲ることができなければ、かなりの処分費がかかってしまいます。
しかし、庭石を花壇に利用したり、加工業者に依頼して文字を彫り込んで置物にしたり、敷石にしてもらうことで、再び石の価値を蘇らせることができます。
例えば、『サイエンスホーム八戸』は庭石の再利用の方法を紹介しているので、参考になりますよ。
庭石を再利用する | 木の家に住んでみたら…
(https://goo.gl/TPeiLV)
大型で重量がある庭石ですが、小さく削ることで、下の画像のように敷石にすれば日本庭園風の味があるお庭に仕上げることができます。
また、ししおどしがあるお家なら、変哲もない庭石でも、置くだけでインテリアにもなりますね。
庭石の大きな悩み
庭石の引き取りには、『人力では動かせない』『自治体が引き取ってくれない』『買取は絶望的』という大きな悩みが『3つ』あります。
「庭石を買った時は庭を日本庭園風にするのが流行っていた」という人の多くが、処分する時のことまで考えておらず、捨てるとなると「手放し方が自分も周りもわからない」ことは、稀ではないんです。
また、中古物件の購入、お家のリフォーム、庭を駐車場にしたいという人も、同様に苦労する人が多いようです。
人力で動かせない
『人力で動かせない庭石』は、その大きさと重さから悩んでしまいます。
縦×横×高さが全て1mの庭石でも約2.5トンと重量があるため、男性が束になっても、動かすことすら困難です。
庭石は、割れにくいものも多く、トンカチか何かで細かく砕いて捨てれば…と思っていても、うまくいかないケースがほとんどです。
自治体が引き取ってくれない
『自治体が引き取ってくれない庭石』の場合は、自分で一から業者探しが必要になり、悩んでしまいます。
サイズ指定で庭石を引き取ってくれる地域もある一方で、多くの市町村では、庭石や砂利などの鉱物質を回収不可能な『処理困難ゴミ』に分類しています。
市のゴミセンターなどに回収依頼をすると、結局「庭木屋や建設業者、回収業者に問い合わせをして」と指示されることもあります。
例えば、千葉県千葉市の自治体では庭石は『排出禁止物』に指定されています。
引用:ごみ分別事典 – 千葉市 https://goo.gl/zhwQco
買取りは絶望的?
現在は、『庭石の買取りは絶望的』に近い状況にあります。
戦後の日本は庭付きの和風なお家が多く、庭石を設置するのがブームでしたが、バブル崩壊後は洋風なお家が流行り、買取需要はほぼなくなっています。
バブル好景気には、河原に転がっている石が数千万円で取引きされたり、窃盗も起こるくらい流行っていたんですけどね…。
そんなわけで、今は状態の良い庭石でも買取りは難しくなっています。
余程、買取依頼した業者で「ちょうどお宅の捨てたいこの庭石みたいなのを欲しがっているお客さんがいるんだよ!」という奇跡的なタイミングがない限りは、売ることは難しいのが実情です。
ぼったくりを回避!正しい庭石処分業者の見極め方
ぼったくりを回避!できる『正しい庭石処分業者の見極め方』を紹介します。
悪質業者に依頼してしまうと、不法投棄をされたり、最初に出された見積もり金額から大きく跳ね上がった法外な高額請求の被害に遭ってしまいます。
ぼったくりを行う業者は、最初から追加料金ありきなので、最初の見積もりはテキトーなんです。
庭石を撤去した後になって、「正式な見積もりだから」と『追加料金』を請求されてしまうと、回収してもらった庭石を戻されても困るし…と支払わざる得ないですよね。
悪質業者に依頼してしまわないように、次の2つの庭石引き取りの知識を持っておく必要があります。
【庭石処分の相場料金】
庭石処分の相場料金は、1kgあたり40円です。
自宅の庭石が相場で何円くらいかを調べるには、次の式に当てはめるといいですよ。
縦×横×高さ(cm)÷1000×2.5×40円
たとえば、縦横高さが100cmの庭石なら、100×100×100÷1000×2.5×40で、100,000円が出てきますね。
体積 | 重量 | 処分代の目安 |
0.1㎥ | およそ250kg | 10,000円 |
1.0㎥ | およそ2500kg | 100,000円 |
※m3=立法(りっぽう)メートル
この庭石処分費には車両費や搬出費は入っていない事には注意しましょう。
【正しい庭石処分業者を選ぶための着目点】
- 相場価格設定かどうか
- 正確な見積もりを着工前に出してくれるかどうか
【実際の手順】
- 比較検討したい会社を最大3社決め、庭石を引き取ってほしい旨を伝える(『問い合わせ』をする)
- 実際に業者が、『庭石の状態・サイズ』を確認しに来る(『現地調査』)ので、スタッフに『相見積もり』になることを伝える
- 現地調査が全て終わると、『見積書』が後日送られてくるので、大切に保管する
- 1~3の工程を、比較検討したい会社分行い、『相見積もり』を行う
- 見積もり書をもとに比較し、最も理想に近い先へ依頼する
まとめ
今回は、『庭石の引き取り』について解説しました。
庭石を処分する方法は、『造園業者』『石材業者』『解体業者』『不用品回収業者』『ホームセンター』『自分で撤去』の6つの方法があります。
処分方法は、『メリット』を鑑みて、あなたの好みの方法を選択すると有益ですよ。
少しでも安く庭石を引き取ってもらうには『買取業者』『ネットオークション』『ネットフリーマーケット』『再利用』を利用してみるというコツがあります。
捨てるだけが手段ではないことを知っておくと、運が良ければ、得な結果を得ることができるかもしれませんよ!
庭石処分は、悩みがつきものです。
引き取りを業者に依頼するなら、相場料金・適正価格の良質な業者を見極めて、追加料金などの『ぼったくり』にあわないよう注意してくださいね。
今回紹介した記事を参考に、『庭石の引き取り』を滞りなく終えていただければ幸いです。
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