「お金がなくてもゴミ屋敷を片付けられる?」
「可能な限り安くできればいいけど…」
「ゴミ屋敷にこのまま住み続けるのは限界…」
暮らしにくいゴミ屋敷を何とかしたいけれど、お金がなくて困っている方も多いのではないでしょうか。
大量のゴミを処分するためには、片付け業者へ依頼するのが一番の早道ですが、下記の通り、費用は決して安くはありません。
さらに、片付ける範囲が広くゴミの量が多いほど、料金も高くなっていきます。
【ゴミ屋敷の片付け費用目安】
1R・1K | 1~2名 | 1~3時間 | 3~8万円 |
---|---|---|---|
1DK~2DK | 2~4名 | 2~6時間 | 10~20万円 |
2LDK~3DK | 3~6名 | 3~10時間 | 12~40万円 |
3LDK | 4~8名 | 5~12時間 | 17~50万円 |
※ゴミの量やオプション追加によって費用は変動します。
とは言え、ずっとゴミ屋敷に住み続けることは、ホコリやハウスダスト、周囲との孤立など健康・精神面もどちらにとっても良い状態ではありません。
そこで本記事では、お金がなくてもゴミ屋敷をスッキリ片付けるコツと業者へ費用を抑えて依頼するためのポイントについてご紹介いたします。
当社「片付け110番」は、これまで90万件以上の相談実績があり、さまざまなケースでのご相談を受けてきました。
そのなかには、
「ゴミ屋敷を片付けたいけれど、お金がなくて困っている」
「自分たちだけで解決するのは無理」
「近所からとうとう苦情が来た。低予算で何とかできないか…」
といった切実なお悩みにも、的確なアドバイスをしてきた経験とノウハウがあります。
【実際のお客様の声】
「現地スタッフの掃除に対する知識量と親切な対応がすごく良かった」
「希望や不安要素を細かく聞いてくれて安心できた」
「電話で相談したときの対応が適切でスムーズだった」
参考:お客様の声を紹介いたします!
「ゴミ屋敷を片付けたいけど、ムダにできるお金は1円もない!」という方も、ぜひお読みください。
ゴミ屋敷をお金をかけず&効率良く自分で片付ける3つの事前知識
お金に余裕がない場合でも、自分でゴミ屋敷を片付ける方法はあります。
下記3つの知識を知っておくだけで、お金をかけずとも劇的にゴミ屋敷を片付けることができるでしょう。
知っておくべき順番にご紹介していきます。
【ゴミ屋敷をお金をかけず&効率良く自分で片付ける3つの事前知識】
- 片付けはできる範囲で少しずつ行っていく
- ゴミの分別やリサイクル方法を確認
- 自治体が提供するゴミ回収サービスを活用する
1.片付けはできる範囲で少しずつ行っていく
無駄な費用を抑えるためにも、自分で片付ける方法を選ぶことも解決策の一つです。
ゴミ屋敷の片付けには多くの時間と労力が必要ですので、まずはできる範囲から少しずつ始めていきましょう。
大切なのは途中で放棄せずにコツコツでも良いので「継続」していくことです。
下記のコツを守って作業することで、より効率良く片付けることができます。
- できるだけ人手を集めておく
- 導線を確保するために、「入口」から片付けていく
- 紙類や空き容器など「ゴミ」と判断しやすいものから捨てていく
- 判断できないものは、一か所に集めておく
ゴミ屋敷の具体的な清掃方法は「ゴミ屋敷の片付け方は?自力で掃除できる基準・業者の費用相場などを解説」の記事でご紹介していますので、ぜひご参考ください。
しかし、状況によっては一人で片付けるのは難しいケースもありますので、「費用を抑えて業者へ依頼する5つのポイント」でご紹介している業者への依頼も検討してみましょう。
2.ゴミの分別やリサイクル方法を確認
ゴミ屋敷を片付ける際、ゴミの分別やリサイクルが重要なポイントです。
自治体によってルールが異なるため、まずは自分の住んでいる地域の分別方法を確認しましょう。
特にエアコンやテレビ、冷蔵庫、洗濯機などはそのまま処分することができず、必ずリサイクル料金が発生しますので、回収方法を事前に知っておく必要があります。
また、家電や家具をリサイクルショップに持ち込むことで、買取や無料引き取りが可能な場合もあるため、お金をかけずにゴミ屋敷を解決できる可能性もありますね。
3.自治体が提供するゴミ回収サービスを活用する
お住まいの自治体によっては、粗大ゴミを無料または低料金で処分してくれるサービスを行っています。
まず、自分が住むエリアの自治体のウェブサイトを確認し、ゴミ回収のスケジュールや分別方法を把握しましょう。
また、自分で車や軽トラックの運転が可能であれば、直接、自治体の指定する回収センターに持ち込むこともできます。
さらに、品物によって無料で引き取ってもらえるケースも多いです。
例えば、下記は港区の粗大ごみを直接持ち込んだ場合の料金表ですが、椅子や照明器具、布団であれば無料で回収してもらえます。
画像引用元:粗大ごみの直接持ち込み|港区
費用を抑えて業者へ依頼するための5つのポイント
どうしても自力でのゴミ屋敷の清掃が難しい場合は、専門業者への依頼も検討してみましょう。
費用を安くするためのポイントとして重要な5つのポイントを、知っておくべき順番にご紹介していきます。
【費用を抑えて業者へ依頼するための5つのポイント】
- 買取を行っている業者へ依頼する
- できる範囲で自分でも片付けておく
- 事前見積と出張見積もりを利用
- クレジット払いや分割払いを検討する
- 割引を行っていないか確認する
1.買取を行っている業者へ依頼する
買取を行っている業者に依頼することで、片付けと同時に不要な家具や家電を買い取ってもらうことができます。
ただし、すべての片付け業者が買取を行っているわけではありませんので、買取が可能な「古物商許可」の資格を持っている業者なのかも同時に確認しましょう。
もし許可証が無い場合は、無資格で買取を行っている可能性もあるためです。
また、買取を行っている業者へ依頼する際には、料金や作業内容、買取可能な物の確認も忘れずに行ってください。
特に、冷蔵庫やクーラー、洗濯機は壊れていてもスクラップ業者に買い取ってもらえる可能性が高い商品です。
さらに、アイドルの写真や雑誌の切り抜き、CD、など意外な物が高値で売れるケースも珍しくありません。
下記は、メルカリで「アメニティ」で検索した際の売切れている商品です。無料で手に入れたアメニティグッズがおお金になれば、かなり嬉しいですね。
その他、人気のお酒は空き瓶でも高値で取引がされています。
2.できる範囲で自分でも片付けておく
業者へ依頼する前に自分である程度、処分や整理をしておくことで費用を削減することができます。
片付け業者へ依頼した場合は、ゴミの量や作業時間によっても費用が増減してしまいます。
例えば、粗大ゴミは無理であっても普通ゴミなど、一般家庭でも処分できるものは捨てておいたり、分別しておいたりすることで、業者の作業時間を短縮し、費用を節約することに繋がるでしょう。
3.事前見積と出張見積もりを利用
事前見積と出張見積もりを利用することで、より正確な費用を算定し、適切な料金で依頼することが可能となります。
事前見積もりは、電話やサイトを通じて、概算の料金を算出してもらえますので、業者選びの際に目安となる金額も把握することが可能です。
さらに、出張見積もりで実際に自宅に来てもらい、対象となるゴミの量や状態を確認し、正確な料金を算出してもらうのもオススメです。
後から追加料金が発生するリスクを回避することや、お互いの認識違いを解消することができます。
特にゴミ屋敷の場合は、搬出するゴミの量も多いことが予想されるため、両方の見積もり方法を利用し、適切な業者を選びましょう。
「片付け110番」でも、事前の電話相談と出張見積もりが可能です。どちらも無料でご利用できますので、気になる方はぜひお気軽にご相談、ご検討ください。
4.クレジット払いや分割払いを検討する
現在、お金がない場合は、クレジットカード払いや、分割払いを利用することで、一時的な出費を抑えることができます。
分割払いは、一度に全額を支払うことが負担になる場合は特に有効です。
現金での支払いが難しい場合は、クレジットカード決済が可能な業者を検討するようにしましょう。
5.割引を行っていないか確認する
片付けや処分にかかる費用を抑えるために、事前に割引を行っている業者を確認、探しておくことが大切です。
同じ価格帯の業者であっても、キャンペーンや割引を行っている場合、料金が安くなる可能性があります。
ただし、あまりに格安もしくは無料の場合は、後から追加料金が発生する可能性も高いため、注意が必要です。
特に最近は、環境省が注意喚起を行っているほど、悪質な片付け・回収業者が存在します。
【違法な不用品回収業者とのトラブルが増えています】
ごみの処分の際に市の行政回収以外の不用品回収業者を利用すると、高額な処理費の請求や、回収業者による不法投棄等のトラブルにつながる可能性が有ります。ごみの処分には市で行っている回収や市施設への持込をご利用ください。 pic.twitter.com/KJwKKSo7XP— 八王子市広報 (@hachioji_koho) June 15, 2023
ゴミ屋敷を放っておくと「損」をする3つの理由
ゴミ屋敷は健康面や生活の質、社会的孤立に様々なデメリットが発生します。
以下では、ゴミ屋敷を放置してしまうことで受ける不利益を、より深刻な順に解説していきます。
【ゴミ屋敷を放っておくと「損」をする3つの理由】
- 健康面のリスク
- 生活の質の低下
- 社会的な孤立
一つでも心当たりがあれば、早急にゴミ屋敷の片づけを検討することを強くオススメします。
1.健康面のリスク
ゴミがたくさんあることで害虫やハウスダストが発生しやすくなり、アレルギーや喘息の原因となる可能性があります。
さらに、ゴミの量が増えることで住まい全体の通気性が悪くなり、カビや結露が発生し、呼吸器の問題や皮膚トラブルを引き起こす可能性も考えなければいけません。
特に、持病のある方や免疫力の低いお年寄りや、身体の弱い方は重症化する恐れもあります。
もし現時点で身体の異常や咳が数カ月に及び止まらないといった症状がある場合は、医療機関の受診も考えてみましょう。
2.生活の質の低下
ゴミ屋敷に住むことで、本来生活できるスペースが狭くなり、家具や家電などの利用も難しくなることが多いです。
また、ゴミが多いことで転倒リスクや怪我をする確率も高まってしまいます。
さらに、部屋がゴミで一杯の状態ではリラックスできず、部屋を片付けられないことで自己否定感も高まり、ストレスも溜まりやすくなってしまうでしょう。
3.社会的な孤立
ゴミ屋敷の状態が原因で、人とのつながりが失われることもあります。
「汚い家を見せたくない・隠したい」という心理から、友人や家族を家に招くことができず孤立してしまうからです。
その他、ゴミ屋敷が原因で近隣住民とのトラブルに発展することもあります。
社会的な孤立は、精神面にも大きな影響を及ぼすため、早めに対策を講じることが大切です。
まとめ:お金がなくてもゴミ屋敷をスッキリきれいにしよう!
経済的な問題があっても、ゴミ屋敷を片付けることはできます。
自分で片付ける場合は、事前にゴミの分別やリサイクル、自治体の回収方法について事前に調べておきましょう。
どうしても個人での対応が難しい場合は、専門業者に相談することも一つの方法です。
その際は事前に、下記5つのポイントを抑えておくことで費用を抑えることができます。
【費用を抑えて業者へ依頼するための5つのポイント】
- 買取を行っている業者へ依頼する
- できる範囲で自分でも片付けておく
- 事前見積と出張見積もりを利用
- クレジット払いや分割払いを検討する
- 割引を行っていないか確認する
ゴミ屋敷に住み続けることは、健康被害や転倒による怪我や周囲との孤立などさまざまなリスクを抱えることに繋がります。
現状のままで放置せず、快適な生活を取り戻すために、まずはできる範囲からの片付けをぜひ、ご検討ください。
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