「使わないマットレスを早急に処分したい」
「タダで処分する方法があればぜひ知りたい!」
「でも手間は最小限に抑えたいな」
買い替えや引っ越しで不要となったマットレス。大きさも厚さもあるため、シーツやタオルのように、かさばったら小さく切り、そのままポイっと燃えるゴミに出すわけにはいきません。
とは言え、運ぶ手間も処分費用もあまりかけたくない…という方も多いのではないでしょうか。
マットレスを処分するには下記5つの方法がありますが、どの方法が最適かはマットレスの状態によっても異なります。
【マットレスの処分方法】
処分方法 | 費用目安 |
---|---|
1.自治体 | 千円~2千円 |
2.買い取り業者 | 売却できれば無料 |
3.家具屋 | 無料~3千円 |
4.オークションサイト | 売却できれば無料 |
5.不用品回収業者 | 1~1万5千円 |
処分したいマットレスが未使用品かつブランド品であれば、買い取り業者やオークションサイトで販売することが可能です。
一方で1回でも使用した、ノーブランドの使用済みマットレスが売れる事はほぼありません。用途が寝る際に使うものですし、電化製品と違い部品が取れる訳でもないからです。
ゴミとして処分する際は、自治体で粗大ゴミとして出すのが一般的ですが、手間をかけたくない場合や、他の不要品もまとめて処分したい場合は、回収業者へ依頼する方法も検討してみましょう。
その他、IKEAやニトリなど一部の店舗ではマットレスの買い替えと同時に引き取りサービスを行ってくれる家具屋もあります。
本記事では、状況や予算によって変わるマットレス処分の最適な方法についてご紹介しますので、「自分にピッタリの処分方法を知りたい」方は、ぜひ最後までご参考ください。
1 マットレスの処分について
今まで使っていたマットレスを家にそのままにしておくと、場所をとられて邪魔になります。そのためには、新しいマットレスを買うにしてもマットレスを処分をしなければなりません。
1-1 マットレスの買い替え目安
マットレスの寿命は知っていますか?
マットレスの種類にもよりますが、だいたい6年〜8年と言われています。
ただ、毎日寝ていると寝ている部分が凹んできて腰の痛みの原因になったり、きしみやへたりが出てきて寝るたびにギシギシと音が鳴ったりしてよく寝付けないという人もいます。
なので、目安としては6年~8年をみて寝ても体が痛くなってくるようなら買い替えを検討しましょう。
2 マットレスの処分方法5選
マットレスの処分方法を5つ紹介します。
- 自治体
- 買い取り業者
- 家具屋
- オークションサイト
- 不用品回収業者
それぞれ費用がかからないものもありますし楽に処分できるものもあります。
自分にあった捨て方や楽な捨て方を選択し手間を省けるようにしましょう。
2-1 自治体
一般的に知られているのは、各自治体で粗大ゴミとして捨てる方法です。
【処分手順】
- ベッドのサイズをチェックする
- インターネットか電話で、各自治体の粗大ゴミ受付センターへベッド回収の依頼をする
- スーパーやコンビニで有料粗大ゴミのシールを購入
- 収集日に指定の時間と場所に持っていく
各自治体で指定の場所やかかる費用などは異なりますが、費用はだいたい1000〜2000円が多いでしょう。
※神戸市で大型ゴミの出し方:https://www.city.kobe.lg.jp/a04164/kurashi/recycle/gomi/dashikata/bunbetsukubun/hinmokugoto/ogatagomi/index.html
お金はかかりますが家に業者を呼ばずに好きなタイミングで捨てたい人には、自治体処分がおすすめです。
一方で、大きく重いマットレスを自分で持っていくというデメリットもあるので女性やお年寄り、ケガをしている人は業者に頼むことをおすすめします。
2-2 買い取り業者
買い取り業者にお願いする方法もあります。
【処分手順】
- 買い取って欲しいマットレスのブランド、サイズ、個数、製造年を確認する
- インターネットや電話で申し込む
- 買い取り日に現物をみて査定
- 査定完了後引き取りと支払い
今から紹介する、ブランドのマットレスは買い取りやすいとされています。
【買取されやすいマットレス一部】
- フランスベッド
- エアウェーブ
- テンピュール
- シモンズ
買い取りをすると、かなり高額な値段で買い取ってもらえますので、どうせ捨ててしまうなら買い取りを検討してみて一度電話で問い合わせてみましょう。
ただ、キズや汚れがひどいものやブランドのものでない場合は、買取価格がつかないこともあるので注意しましょう。
2-3 家具屋
家具屋で新しく買い替えるときに処分する方法があります。
新しくマットレスを買い替える際に必ず引き取りしてもらえないか確認しましょう。
メリットは、新しいマットレスを搬入してくれ古いマットレスを引き取ってくれる点で、手間がありません。
デメリットは、引き取る際に費用がかかる可能性があることと、家具屋によっては引き取りもしていない点です。
2-4 オークションサイト
オークションサイトでマットレスを売る方法もあります。
メルカリやヤフーオークションなどで売ることができ、有料で引き取ってもらえるので処分する費用はかからないですし、買い取り金額分が報酬になるのでお得ですね。
ただ、売ることがかなり難しいですし売れたとしてもマットレスの発送には配送手数料がかかりますし、大きいので解体し宅配業者に持っていかないといけないので手間が増えます。
2-5 不用品回収業者
不用品回収業者に頼んで処分してもらう方法もあります。
マットレスが買取不可の場合に、引き取りしてくれ処分することができます。
メリットは、自宅に直接引き取りにきてくれて他に処分してほしいものも引き取ってくれる点や運ぶ手間がない、即日対応してくれたり日時指定ができる点があります。
デメリットは、自治体よりも費用がかかってしまう点で、業者によっては追加料金などを請求しくる悪徳業者もいるため慎重に業者を選ばれなければいけません。
3 マットレスの処分にかかる費用の相場は?
ここでは、マットレスを処分するときにかかる費用の相場を紹介していきます。
どの処分の方法が安いのかを把握できるようになります。ここでは、シングルマットレスを基準に相場を紹介します。
自治体(粗大ゴミ) | 価格:1,000円〜2,000円 引き取り条件:シールをはり、ごみ収集場まで持っていく |
---|---|
ニトリ | 価格:3,000円+税 引き取り条件:購入した商品と今使っているものが、同等の大きさで個数が同じ場合 |
IKEA |
価格:無料(一部地域のみのサービス) 引き取り条件:IKEA商品のみで対応エリアのみの回収可 |
無印良品 |
価格:ベットを購入し、配送サービスを利用した場合に無償で引き取り可 引き取り条件:無印製品に限り、かつマットレス単体は不可、ベッド購入時に引き取り可 |
不用品回収業者 |
価格:10,000円~15,000円 引き取り条件:電話1本で最短即日対応など回収に条件はないことがほとんど |
※相場価格よりも安ければ、悪徳業者や追加請求をしてくる可能性があるので、何社か見積もりとって慎重に業者を選ぶようにして下さい。
4 安く処分する方法
不用品回収業者でマットレスを処分してもらうときに、安く処分する方法があります。
- 見積もりを会社ごとに比較する
- 業者に値引き交渉する
- 搬出を途中まで手伝う
4-1 見積もりを会社ごとに比較する
不用品回収業者ごとにいろいろ見積もりを見比べてみて、1番安い業者に頼むようにして下さい。
業者によってかかってくる費用が違いますので、面倒だと思っても比較をしておくと安く済むので、処分する時は業者ごとに比較してみて下さい。
4-2 業者に値引き交渉する
見積もりを出してもらったら、ダメもとでもいいので値引き交渉をしてみましょう。
複数のお客さんを獲得するために、値引きに柔軟な対応してくれる業者は多いです。費用を抑えるためにも、値引き交渉はやっておきましょう。
4-3 搬出を途中まで手伝う
マットレスを玄関先まで運んでおいたり、自分も一緒に手伝うことで安くなる場合があります。
少しでも、業者が運ぶ距離を短くしてあげることで、安くもなりやすいですし2人の作業者に頼むのではなく、1人だけに頼むようにし自分が手伝うことで1人の人件費分が安くなります。
5 マットレスを処分するときに注意しておくべきこと2つ
マットレスを処分する際に注意するべきことが2つあります。
- 費用を把握する
- 搬出方法を知っておく
業者や自治体なとで、かかってくる費用や搬出方法が異なってきます。上記の2つは必ず確認するようにしてください。
5-1 業者に依頼するときは価格を把握する
どのくらい費用がかかるのか理解しましょう。
相場価格を理解しておくことで、安過ぎる業者=後から高額請求してくる業者に誤って依頼することを避けることができます。
また、極端に安い業者は作業員に作業になれていないアルバイトを使用している可能性が高く、作業事故が起こる危険もあります。
また、見積もりを取って価格を把握しておくことで、相場費用の中でも一番安い依頼先を見つけることができ、損なく依頼することが可能です。
5-2 搬出方法の確認
どうやって搬出するのかを確認しておきましょう。
【確認すべき点】
- 階段作業がある…階段でのマットレスの持ち運びの昇降作業はできるのか
- 家の廊下が狭く解体しないといけない…マットレスを持ち運ぶ際に、廊下が狭くて壁にぶつけた際に壁にキズなどをつけてしまう可能性があります。
- 家の前の道路幅が狭くトラックが入れないためトラックとの移動距離がある…トラックまで移動距離があると、業者がわかるようにどこに駐車したらいいのか自宅まで案内したりしなければならないですし、トラックまでどのように運ぶのかを相談しないといけないです。
などが考えられますが、そういった点を業者に頼む際に伝えておくとスムーズに搬出作業ができますし、自力で搬出できるのか業者に頼まないといけないのかの判断もできます。
まとめ
マットレスの処分の方法を紹介しました。
マットレスの買い替えの目安は6年〜8年で、寝ても疲れが取れない場合やきしみやギシギシ音がうるさい場合は早く買い替えるが必要あります。
処分の方法は主に5つあり、
- 自治体で粗大ゴミで出す。
- 買取業者に頼む。
- 家具屋に頼む。
- オークションサイトで売る。
- 不用品回収業者に依頼する。
マットレスの処分にかかる費用は、自治体にお願いする場合は1,000円から1,500円ほどで、家具屋では数千円や無料のもあり、不用品回収業は10,000円以上が多いです。
不用品回収業者に依頼して安く処分してもらう方法として「見積もりを比較する」「値引き交渉する」ということを覚えておきましょう。
処分するときに注意すべきことは、かかる費用を理解することと搬出方法を考えておくことです。
子供が一人暮らしをするときに、いらなくなったマットレスを処分する時やマットレスが劣化して寝つきが悪い時に処分するかどうかを検討しましょう。
マットレスは大きくて重いので、1人で処分することは大変だと思います。
業者に頼むことが1番楽で、安全に処分することができますので、自分にあった処分の方法を見つけて安く処分できるようにしていきましょう。
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