【知らないと損する】自治体vs不用品回収業者どっち?お得な処分方法をプロが紹介

【知らないと損する】自治体vs不用品回収業者どっち?お得な処分方法をプロが紹介
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日本をキレイに!片付け110番です。今回は「不用品を捨てるときに、自治体と不用品回収業者、どちらに頼むのがお得なのか?」についてお伝えします。

不用品処分で損をしている決定的な理由。知ってますか?世の中には有益な情報が溢れているのに、なぜ損をする人がいるのか不思議じゃないですか?

多くの人が「こちらがお得」と勘違いしているけれど実は間違っている決定的な理由があるんです。

今回ご紹介するポイントを押さえれば、絶対、100%!とは言い切れませんが、損することなく不用品の処分ができるようになります。あなたにとって「最適かつお得な選択肢」があなたにも手に取るようにわかるようになります。

あなたは、自治体と不用品回収業者、どちらを利用すべきか悩んでいませんか?ネット上には目先のメリットだけを切り取られた情報が溢れているので判断しにくいですよね。そこで知識のない人でも最適な不用品処分ができるよう、回収業者と自治体どちらを選ぶべきかを紹介します。

目次

余計な面倒やお金はなるべくかけたくない!

いらないものを手放すのに、「余計な面倒やお金はなるべくかけたくない!」と思っている方は多いはず。あなたは今まさにこのような悩みを持っていませんか?

  • 1円でも安く捨てたい!
  • 早く捨てたい!
  • 面倒な手続きはしたくない!
  • 手間をかけたくない!

不用品回収業者と自治体どちらで捨てればいいのか、本当にお得に捨てる方法を押さえおきましょう。知識がないと「結果として高額な支払い」になってしまったり、捨てるのに何カ月もかかったり、手間をかけたのに捨てられなかったり…。とあなたの想像以上に「最悪な未来」が待っています。

実際、自分のシチュエーションにマッチしない方法を選択することで、デメリットばかりをかぶっている人がいます。処分期日に間に合わない、予算内に捨てられない、いつまでも不用品が家にある…。不用品処分に失敗している人は実はたくさんいます。

結論

結論から先にお伝えします!1番の処分方法は、たった3つの基準のみで決めること。です。

  1. 処分したいものの重量
  2. 期限
  3. 処分するものの量

「粗大ゴミを処分したい!」と思っている方は、すべて同じシチュエーションなんてありません。これから記事で紹介する手順に沿えば、ベストな方法で不用品処分が可能なります。そして記事後半では「1円でも安く、かんたんに粗大ゴミを処分する方法2選」もお伝えしていますので、ぜひ最後までご覧ください。

私たちについて

あらためまして「片付け110番」というサービスをやっています。私たちは7年以上に渡りお客様にとって一番最適な不用品回収業者を無料で紹介するサービスを行ってきました。ありがたいことに、2014年6月からサービスを開始して、これまで90万件を超える相談を受けてきました。

お客様のお悩みと業者の提供するサービスを知っていくうち、1番の解決策を提示できるようになったんです。今回のように「業者に頼んだらいいのか?自治体のサービスを利用した方が良いのか?」という相談も数知れないほど受けてきたんです。なので、今回の記事の内容というのはネットの記事で出てくるような表面的な内容をお伝えする、ということではありません。実際に相談者さんからの相談に対して、あらゆる角度から回答してきた実体験を元にお伝えします。

本題に入る前に…

本題に入る前に「自治体の処分とはなにか?」「不用品回収業者に依頼するとは何か?」についてお伝えします。ここの定義がズレてしまうと、本当の意味で「どっちがいいか?」がわからなくなってしまいますからね。

もう一つ。私たちは「便利屋さんの仲介を行っている」という立場でありますが、「不用品回収業者がオススメですよ」なんてことは言いません。本当の意味で「自治体と業者。あなたがどちらを選ぶべきなのか?」について完全公平性をもってお伝えします。

自治体の粗大ごみ回収の特徴

自治体の粗大ゴミ回収とは、行政・自治体、いわゆる「あなたが住んでいる市区町村が粗大ゴミを回収・処分してくれるサービス」のことをいいます。「可燃ごみ・不燃ゴミなどを出す、ような一般的な地区のゴミ出し」とは違います。収集対象は主に「粗大ごみ」と言われる、市の指定袋に入らないサイズの大きな不用品なんですね。通称「粗大ゴミ」と言われるモノです。処分方法は大きく「戸別収集」「持ち込み処分」2つに分かれます。

戸別収集というのは、家の近くまで取りに来てくれる収集方法。持込み処分というのは、指定の処分場まで利用者が直接持ち込んで処分してもらう方法。

総務省の発表によると、全国に1,718の市区町村がある、と言われています。そして、それぞれの市区町村で「戸別収集」「持ち込み処分」どちらもある市区町村、どちらか一方しかない市区町村、があるんですね。なので、よく「引越ししたら持ち込み処分がなくなったんだけどどういうこと?」と相談を受けることがあるのですが、それは仕方がないことなんです。

ないものはない、あるものはある、という感じです。「え?うちの市区町村のことよくわからない!えーーん!」という方は、「全国各市区町村の粗大ゴミの捨て方」について、私たちが徹底的に調べた情報のリンクを貼っておきますので、そちらを参考にしてみてください。

不用品回収業者の特徴

不用品回収業者とは、不用品回収してくれる民間サービスです。回収日時の指定ができたり、運び出しもしてくれる業者も多いでしょう。さらに、「これは回収できません」と言われる粗大ゴミも少ないのが特徴です。

処分品やシチュエーションでオススメの処分法は異なる

正直なところ、「どっちがお得」なんてわかりません。冒頭でもお伝えしましたが、3つの基準で決めると良いです。

  1. 処分したいものの重量
  2. 期限
  3. 処分するものの量

この3つの基準で言えば、自治体処分がオススメなのは、

  • 自分で運び出せないような重たい粗大ゴミがない。
  • 処分までに1か月以上余裕がある。
  • 粗大ゴミが5点以下。

という方。

自治体とは反対の方、

  • 自分で運び出せないような重たい粗大ゴミがある。
  • 1か月以内に処分しなければならない。
  • 粗大ゴミが5点以上。特に、軽トラック1杯以上の粗大ゴミがある。

という方は、不用品回収業者を選ぶと良いでしょう。

自治体・不用品回収業者それぞれにメリット・デメリットがある

それぞれの定義はよくわかった!であれば次は、自治体・業者処分それぞれのメリット・デメリットを把握して、もう少し検討材料の知識をつけておきましょう。一見「安くてお得」「すぐに来てくれる」と思った方法が、実は自分にとっては「デメリットが多かった!」という可能性があるからなんですね。

例えば、自治体は「安い」というメリットがあります。一方で、自治体によりますが、

  • 1度に出せるゴミの量に上限がある。
  • すぐに捨てられない(予約が先になる)。
  • 捨てられないものがある。
  • 自分で運び出さないといけない。

といったデメリットがあります。「自分が動くならお金はかからない」そう思っている方もいらっしゃいますが、それは間違った考え方です。確かに表面上はお金がかかっていません。

ですが、あなたの人生で貴重な時間を使っています。よく考えてみてください。今の時代コンビニで働いても1時間1,000円はもらえます。なので5時間使って探したり持って行ったりしていれば「見えないコストが5,000円かかっている」ということになるんです。

さらに、私たちによく相談があるのですが、「自治体で処分しようとしていたけど、日にちが間に合わなくなった。引越しで退去が近いのにこのままでは退去ができなくなるので何とかしてください」という笑えない話もあります。

これは業者に依頼した場合もしかりです。今は不用品回収業者が無数に存在しています。私たちが知る限りでは全国に5,000を超える不用品回収業者が存在しています。国民生活センターの情報によると「急いでいること」をいいことに、ボッタクリしようとしてくる業者も一定数いる、と書いてあります。

最近では消費者庁の注意喚起にも「すべてコミコミは誇大広告」といったような情報も出るようになりました。事実、私たちの相談者さんの中には、料金を案内すると「安い!前頼んだところは軽トラック1台で30万円だったの!」と言われることもあったんですね。

本当にわずかな業者だけであればいいですが、これは実際に頼んでみないとわからない、というのが正直なところです。聞いてもいない不当なキャンセル料をとられた、というケースも後を絶ちません。概要欄に「国民生活センター」「消費者庁」のリンクを貼っておきますので合わせてご覧ください。

ウェブサイト上で「お得な定額パック 定額パック料金は、全てが込み込みの料金」などの広告・表示をして不用品・粗大ごみ回収サービスを提供する事業者に関する注意喚起

独立行政法人 国民生活センター 不用品回収サービスのトラブル-市区町村から一般廃棄物処理業の許可を受けず、違法に回収を行う事業者に注意!-

自治体、不用品回収業者それぞれのメリット・デメリット

自治体処分のメリット・デメリット

【メリット】

  • 安く処分できる。
  • 自治体処分なので安心。
  • 料金がわかりやすく追加料金がまずない。

【デメリット】

  • 自分で運び出ししないといけない。
  • 一度に大量の不用品は出せない(出せる数に上限がある)。
  • 処分できないものがある。
  • 日曜日は稼働していない。

不用品回収業者のメリット・デメリット

【メリット】

  • 解体や運び出しをお任せできて楽。
  • まとめて処分すると割安。
  • 処分できない品目がほぼない。
  • 日曜日も稼働。

【デメリット】

  • 費用が高い。
  • 単品回収は割高。
  • 悪質業者が存在する。

自治体・業者の料金比較

料金に関してはどちらが安いか?でいえば、おそらく自治体です。「おそらく」というのは自治体は1点でいくら、業者はまとめていくら、で換算することが多いため。1点のみであれば間違いなく自治体が安く、まとめて、であれば業者に分があることがあるんですね。

例えばタンスと小物がたくさんある場合。タンスの中に小物を入れれば、1立米あたりの処分費用を抑えられることがあります。軽トラック1杯で2.5万円であれば、その中にうまく小さな粗大ゴミを入れることができれば、1点あたりの処分費用が抑えられますよね。お菓子の詰め放題、と同じような感じです。それぞれの料金を紹介します。

自治体の粗大ごみ料金

自治体の粗大ごみ料金は、戸別収集の場合だとだいたい300円~2500円程度。持ち込み処分の場合は、チケット制か従量課金制をとっており、戸別収集よりも若干安くなります。粗大ごみ処理券が1枚200円~300円で組み合わせて使う仕組みとなっており、小さな家具家電は1枚(300円)ほどで処分可能です。

不用品回収業者の料金

不用品回収業者の料金は1立米あたり7,000~1万円程度。人件費や作業費は別にかかってくることがあるので、実際の費用はもう少し高くなります。事前に電話や現地で無料見積りしてもらいましょう。写真などがあるとより正確な金額を出してくれます。

自治体処分にオススメの人

【オススメの人】

  • 少量の不用品処分。
  • 処分を急いでいない。
  • 自分で運び出せる。

不用品回収業者にオススメの人

【オススメの人】

  • たくさんの不用品処分。
  • 急ぎで捨てたい。
  • 運び出せない・車がない。
  • 楽に処分したい。

繰り返しますが、どちらがいいか?は、「処分したい粗大ゴミの重量」「期限」「処分するものの量」の3つのみ

最後になりますが、「とはいえ、少しでもいいから安く済ませたい!」「でも時間も使いたくない!」という方にオススメの「少しでも安く処分するコツ」を2つ紹介します。

1円でも安く、かんたんに粗大ゴミを処分する方法2選

少しでも安く粗大ゴミを処分したいなら2つのコツを押さえて下さい!ただ捨てるだけで、より安く処分することできます。

(1)買い取りサービスを利用する

捨てる前に売れないか買取に出しましょう。リサイクルショップに聞けば取りに来てくれます。1点5,000円以上で売れるものだと思ったら、ネットオークション・フリマアプリを利用するのもオススメです。あなたの人件費を十分にまかなってくれます。

(2)自治体と不用品回収業者を併用する

自治体と不用品回収業者を併用して賢く適材適所で使い分けましょう。捨てやすいものは自治体へ、自分で捨てにくいものは不用品回収業者を利用し、お金と時間を節約することが可能です!

まとめ

いかがだったでしょうか?私たちが過去数十万件相談を受けてきた中で、「自治体と業者どっちがいいのか?」の論争をまとめました。「重量・期限・量」でどちらを選べばいいか?最適な答えが出てきます。

  • 自分で運び出せない重たいものは無い。
  • 処分までに1か月以上余裕がある。
  • 粗大ゴミが5点以下の場合。

という方は、自治体処分がオススメ。

  • 自分で運び出せない重たい物がある。
  • 1か月以内に処分しなければならない。
  • 軽トラック1杯以上の粗大ゴミがある。

という方は、不用品回収業者がオススメです。

“ It’s not our ability that show what we truly are, Harry, it’s our choices.”

我々が何者であるかを表すのは能力ではない。どんな選択をするかだ。

という、かの有名なハリーポッターシリーズ映画内で語られたフレーズがあります。非常に心に響きますね。人生は選択の連続、繰り返し。その積み重ねで自分があるんです。些細な選択も、1つ1つ自分を作り出す大切な表現として、考え、決断してみてください。

復習

復習です。色々難しいことを言ったんですけど結局は、3つの基準で決めたらいいですよ、ということです。

  1. 処分したいものの重量
  2. 期限
  3. <li処分するものの量

どちらか一方に決めてしまうのではなく、使い分けることでお得に処分できます。どうしても「安く、かつ、時間も使いたくない!」というわがままな方は、「買取りサービス」を利用しましょう。最近では買い取れないものは無いくらい様々なものが売買されています。

たかが処分でも、1つ1つステップを踏んで捨てるようにしてくださいね。どうしても「どっちがいいかわからない!」という方は、依頼しなくても結構ですので片付け110番までご相談ください。

いかがでしたでしょうか?ここまでで自治体?不用品回収業者?どちらを選んだらいいか?選び方は全て押さえられたと思います。

ここまで記事を見た皆さんなら選び方に絶対悩みません。この記事を押さえておくことで、必ずお得に不用品を処分することができます。不安になったらぜひ何度も見て選び方を身につけて下さい。この記事を最後まで見てくれてありがとうございました。ではまた次の記事でお会いしましょう!

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