ペット用品の処分方法4選！サークル・ゲージ・トイレなど全解説

ペット用品の処分にお困りではありませんか？ペットとの生活が終わりを迎えたとき、愛用していたサークルやゲージ、トイレなどの大きなアイテムの処分に頭を悩ませる方は多いことでしょう。思い出の詰まった用品をどう扱えば良いのか、さまざまな疑問が浮かぶはずです。また、ペット用品の買い替えに伴って処分する際も、まとまった量のいらないペット用品が出てきて、困ることもありますよね。

そこで今回は、ペット用品の処分方法について詳しく解説します。自治体での処分方法から、ネットオークションやフリマアプリの活用、寄付、不用品回収業者への依頼まで、4つの方法を徹底的にご紹介します。また、異なる素材が使われているものの分別や、亡くなったペットの用品を供養する方法についての注意点もお伝えします。最後には、賢くまとめて処分するためのポイントもまとめました。

不要になったペット用品をスムーズに処分し、次のステップに進むための参考にしてください。

ペット用品の処分方法4選

ペット用品の処分方法を4つご紹介します。自分の状況に応じて適切な方法を選んでください。

（1）自治体で処分する

自治体での処分は手軽でコストも安い方法ですが、分別や搬出の手間がかかる点がデメリットです。大型のペット用品を処分する際は、これらの点を考慮し、自分にとって最適な方法を選ぶと良いでしょう。

長さ30㎝以上の大型は粗大ゴミ

長さが30cm以上の大型ペット用品（ケージやキャットタワーなど）は粗大ゴミとして処分する必要があります。粗大ゴミは収集日が限られている場合が多いので、事前に確認しましょう。また、料金がかかるので注意が必要です。最後に、粗大ゴミ受付窓口に電話やLINEなどで申し込む手続きが必要です。粗大ゴミは、回収日が月に一度など限られているため、タイミングを合わせるのが難しいことがありますので、計画的に行いましょう。

金属製は燃えないゴミ

ペットケージ、金属製の食器、金属製の首輪やリード、ペット用の金属製おもちゃ、金属製のケージアクセサリーは、燃えないゴミに分類されることが一般的です。鋭利な部分や壊れた部分がある場合は、収集作業員が怪我をしないように布やテープで覆うなどの対策をしてください。自治体のルールを確認し、適切な分別と処理方法を守ることが重要です。分解や安全対策を行い、環境と人に優しい処分方法を選びましょう。

洋服やペットシーツは燃えるゴミ

布製の洋服やコスチューム、アクセサリー、使い捨てのペットシーツやトイレシート、布製のベッド、マット、クッション、布製や綿製、フェルト製のおもちゃ、ペット専用のタオル、ブランケット、キャリーバッグの布部分、布製のケージカバーなどは、燃えるゴミで出すことができます。ペットシーツや汚れた洋服などは臭いが強い場合があるため、ビニール袋に密閉してからゴミ袋に入れましょう。

プラスチック製は自治体により異なる（可燃・不燃・リサイクル）

プラスチック製のペット用品は、トイレトレイ、トイレ用のサイドガード、プラスチック製のフードボウルやウォーターディッシュ、ケージやサークルの底トレイやパネル、プラスチック製のボールや噛むおもちゃ、プラスチック製のハードキャリーケースやキャリーカート、ペットハウスやベッドフレーム、ペット用ブラシ、トイレ用のスコップなどが多岐にわたります。分別は、自治体によって、可燃・不燃・リサイクルゴミとさまざまですので、事前に自治体のルールをよく確認することが大切です。

（2）ネットオークション・フリマアプリで売却

ネットオークションやフリマアプリで中古のペット用品を売却することは十分に可能です。状態が良く、品質の高いものは特に買い手がつきやすいです。自動給水器や自動給餌器、ペットカメラなど、便利な機能を持つ製品や、おしゃれでデザイン性の高いペットハウスやベッド、洋服、人気ブランドのペット用品は需要が高いです。使用済みのペット用品はしっかりと清掃し、清潔な状態で出品しましょう。ペットの匂いが残っていると、買い手に不快感を与える可能性があります。匂いが取れない場合は、その旨を記載するか、対応方法を考えましょう。

（3）寄付する

ペット用品を寄付することは、動物たちの生活を支援する素晴らしい方法です。動物保護施設や動物愛護団体、動物病院など、様々な寄付先があります。寄付する際には、寄付品の状態を確認し、受け入れ先のニーズに合わせた寄付を心がけましょう。

（4）不用品回収業者に依頼

面倒な分別が不要でどんなペット用品でも解体から処分までまとめて依頼でき、自宅まで引き取りに来てもらえるので、不用品回収業者に依頼するのもおすすめです。不用品回収業者に依頼する場合は、少量ではなく、まとまった量を依頼した方がお得です。他の方法に比べて費用が高くかかりますので、手間とお金を天秤にかけて、どちらがいいかよく検討しましょう。

ペット用品の処分費用相場

片付け110番で実際にご依頼いただいたキャットタワーの処分費用は、8,800円での回収となりました。

そのほかの一般的なペット用品の処分費用相場は、以下の通りです。
犬小屋：3,000円～8,000円
ペットケージ：2,000円～5,000円
キャットタワー：3,000円～7,000円
犬用トイレ：1,000円～3,000円
猫用トイレ：1,000円～3,000円
布製品（45L1袋あたり）：1,000円～2,500円

ペット用品の不用品回収にかかる費用は、サイズや素材、業者によって異なります。正確な料金は、何社かに見積もりを取って、比較検討してから確認し、予算と合わせて依頼先を決めるようにしましょう。

ペット用品を処分する際の2つの注意点

ペット用品を処分する際には、注意すべき点が2つあります。それらを理解して正しい方法で処分することが重要です。

（1）異なる素材が使われているものは解体・分別する

ペット用品には、プラスチック、金属、布など様々な素材が使われています。これら異なる素材が組み合わされたものは、処分の際に解体してから分別する必要があります。リサイクルのために各自治体で分別が求められている場合がほとんどで、正しい分別が行われないと処分が困難になってしまうことがあります。自分で解体・分別ができない場合は、業者に相談して対応してもらうことも可能です。大切なのは、適切に分別して環境に配慮した処分を行うことです。

（2）亡くなったペット用品は供養が処分前に供養が必要？

亡くなったペットの用品を処分する際、供養が必要かどうか悩むことがあるかもしれません。一般的には供養は必須ではありませんが、ペットとの思い出が詰まったものや遺品に関しては、供養を行うことで思いやりを示し、気持ちの整理をつけることができます。懇意にしている寺院にお願いしたり、僧侶派遣サービスなどで提供されているオンライン法要やペット法要のサービスを利用することができます。

参考：葬テラス：ペット法要について

まとめ：いらないペット用品はまとめて賢く処分しよう

ペット用品の処分方法にはさまざまな選択肢があります。自治体での処分、ネットオークションやフリマアプリでの売却、寄付、不用品回収業者への依頼といった4つの方法を詳しく解説しました。自治体での処分は手軽でコストが安い反面、分別や搬出の手間がかかります。ネットオークションやフリマアプリでは、状態が良く人気のあるブランドの用品が特に買い手がつきやすいです。寄付は動物保護施設や動物愛護団体、動物病院などへ行い、動物たちの生活を支援する素晴らしい方法です。不用品回収業者への依頼は、面倒な分別が不要で手軽ですが、費用が高くかかることがあります。

ペット用品の処分には、素材ごとの分別や、亡くなったペット用品の供養についても注意が必要です。異なる素材が使われているものは解体・分別し、正しく処分することで環境に配慮しましょう。供養は必須ではありませんが、ペットとの思い出が詰まった用品を供養することで気持ちの整理をつけることができます。

いらなくなったペット用品をスムーズに処分し、次のステップに進むためには、適切な方法を選び、計画的に進めることが大切です。各方法のメリットとデメリットを考慮し、最適な方法で賢く処分しましょう。

ペット用品の処分も片付け110番にお任せください

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