ゴミの出し方は、各自治体によって違います。
燃えるゴミと燃えないゴミの分け方は地域によってずいぶんと違うので、引っ越した先でゴミの出し方が分からないという話もよく聞きます。
家電製品を捨てたい時も、地域によって処分の方法が違うことがあり、どの種類のゴミで出せばよいのか分からないことをがありますよね。
例えば掃除機を捨てたい場合、何ゴミに分別すれば良いのか、どうやって処分すればよいのか分からないという方もおられるのではないでしょうか。
掃除機は小型の電化製品ですが、電化製品はゴミとして処分してよいのか、それともリサイクルしなければいけないのかと、分からない方がおられるかもしれません。
または、掃除機は自分でゴミに出してよいのか、一般ゴミとしてゴミ置場に捨てていいものか、それともお店かどこかに引き取ってもらわなければならないのか分からない方もおられるでしょう。
私も掃除機を処分したことがありますが、その時は掃除機の他にも大量にあった粗大ゴミと一緒に、回収業者に処分してもらったことがあります。
不用品回収業者に処分してもらうのも、処分するときの一つの選択肢かもしれません。
しかし掃除機一つだけの処分となると、小さなサイズである掃除機は自分ひとりで運ぶこともできて処分をしやすいということもあり、掃除機だけのために不用品回収業者に依頼するというのも処分料金が高くついて、大げさな処分方法になってしまいます。
私の実家で古い掃除機を処分したときは、粗大ゴミ収集日にゴミ置き場へ掃除機を持っていったら、粗大ゴミ代がかからず無料で回収してもらえました。
地域によっては、古い掃除機を無料で回収してくれる地域もありますが、どちらかといえば無料で回収してくれる自治体は少ないかもしれません。
そこで今回は、掃除機は何ゴミなのか分からず、どうやって処分すればよいのか知りたいと思っておられる方のために、掃除機を無料で処分する方法について紹介します。
ネットショップでは下取り(無料引取り)はしてくれるのか?
インターネット上でお買い物ができるネットショップでは、どんなものでも買うことができますし、『大きなもの』や『重いもの』も自宅まで届けてもらえるので、大きなものほどネットショップで買い物をするという方が多いのではないでしょうか。
掃除機を買う場合も、店舗型の店よりもネットショップの方が安いことが多いですし、重い商品を家まで届けてくれるので、店舗型のお店ではなくネットショップで買うという人も多いと思います。
ネットショップで掃除機を買う場合、古い掃除機を下取りしてくれるネットショップがあります。
高い下取り価格を提示している『ジャパネットたかた』では、新しい掃除機を買った場合、古い掃除機を7,000~20,000円で下取りしてくれます。
7,000~20,000円というのは特に高い金額ですが、他にも『ノジマオンライン』では1,500円で下取りをしてくれますし、お金ではなく100ポイントで還元してくれるという『ヨドバシカメラ.com』があります。
基本的にネットショップでは掃除機の下取りや引き取りをしていると表記してあるネットショップは少なく、店舗型の店で買った場合に下取りや引き取りをしてくれるというお店が主流です。
ネットショップのホームページには、掃除機の引き取りをしてもらえると書いていなかったけれど、ネットショップに問い合わせたところ引き取ってもらえたという人もいるそうです。
しかし、高い下取り価格を提示しているネットショップでは、掃除機の販売価格が少し高めに設定してある場合もあるので、掃除機の販売価格を他の店と見比べておくとよいと思います。
掃除機は家電リサイクル法適用?
2001年から本格施行された家電リサイクル法は、家電に含まれる有用な資源をリサイクルし、廃棄物を減らして資源を有効利用するために制定された法律です。
家電リサイクル法では、テレビ、エアコン、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣料乾燥機の4品目が特定家庭用機器として指定されています。
掃除機は家電リサイクル法の対象ではないので、各自自体が指定する方法で処分することができます。
地域ごとに違う!掃除機の捨て方
掃除機の処分方法は、自治体によって違います。
多くの自治体は『粗大ごみ』として処分するように、指定しています。
次に多いのが『不燃ごみ』として指定している地域です。
『可燃ごみ』『金属ごみ』区分している地域もあります。
自治体によってゴミの出し方が違うのは、自治体が所有するゴミ処理機の性能の違いによって、処理方法が違うからです。
ですから掃除機を処分したい場合、ご自分が住んでおられる自治体が指定する掃除機の処分方法を確認してから、処分するようにしましょう。
掃除機の4つの処分方法
掃除機を処分する時、自治体のサービスを利用して処分する方法もありますが、新しく掃除機を買う場合は、掃除機を買ったお店で処分をしてもらう方法があります。
掃除機を買う人へのサービスとして、古い掃除機を引き取ってくれる場合があるので、古い掃除機を捨てて新しい掃除機を買われる予定の方は、購入する前に販売店の下取りや引き取りサービスをチェックしておくとよいでしょう。
お店が引き取ってくれる『サービスの条件』も色々あります。
お店で引き取ってもらえるサービスを中心に、掃除機の4つの処分方法を紹介します。
新しい掃除機購入時に有料で引き取ってもらう
1つめは、新しく掃除機を買ったお店で、有料で古い掃除機を引き取ってもらう方法です。
店舗型のお店の場合、持っていけば有料か無料で引き取ってもらえるお店がほとんどです。
ネットショップでは、引き取りをしていないことが多いですが、『Joshinweb』では、一部の地域除いて540円で引き取ってくれるサービスがあります。
『ケーズデンキ』では新しい掃除機を購入していなくても、店頭で540円で引き取ってくれます。
新しい掃除機購入時に無料で引き取ってもらう
2つめは、新しく掃除機を買ったお店で、無料で古い掃除機を引き取ってもらう方法です。
店舗型のお店の場合、店頭へ持っていけば無料で引き取ってくれる場合が多いです。
例えば『ビックカメラ』では8,000円以上買った場合、無料で引き取ってくれます。
新しい掃除機購入時に下取りしてもらう
3つめは、新しく掃除機を買う時に、古い掃除機を下取りしてもらう方法です。
現在下取りキャンペーン中の『ヤマダ電機』では、2009年以降製造の掃除機であれば100~8,000円で下取りをしてくれます。
中にはキャッシュではなくポイントで還元してくれるお店もあり、『ヨドバシカメラ』では100ポイントで下取りしてくれるサービスがあります。
行政のルールに従って処分する
4つめは、お住まいの自治体のルールに従って処分する方法です。
掃除機を粗大ゴミとして処分することになっている場合、地域によっては無料で回収してくれるところもありますが、200~500円程度で回収してくれる自治体が大半です。
自治体が指定する方法で古い掃除機を回収してもらう場合、自治体のホームページや電話で回収の依頼をして予約を取り、コンビニやスーパーで処分料金分の金額の粗大ゴミシールを購入して貼り、指定日に家の前に出しておいて、自治体が依頼する不用品回収業者に回収してもらいます。
他に、クリーンセンターなどのごみ処理施設に、古い掃除機を持ち込んで処分してもらうと更に安く処分することができます。
自治体によっては粗大ゴミではなく、不燃ゴミ、可燃ごみ、金属ゴミなどとして分類される場合があります。
中には、『指定のゴミ袋に入れば不燃ゴミ』、『入らなければ粗大ゴミ』と分けている自治体もあります。
その場合はその地域のルールに従って、ゴミとして処分します。
まとめ
掃除機を処分したい時まず調べるべきことは、ご自身が住んでいる自治体で掃除機は何の種類のゴミに分類されているのかを調べることです。
地域によってはゴミカレンダーが配布されている地域もありますし、ホームページに提示されていることもあります。
市役所へ直接電話をして確かめてもよいです。
そして、その地域が提示しているゴミ分別に従って、古い掃除機を処分しましょう。
処分方法は、自治体のサービスを利用してもよいですし、家電屋さんの下取りサービスや、引き取りサービスを利用すると、店によっては無料で引き取ってくれますから、新しく掃除機を買う時は、引き取ってもらえるかどうかお店に聞いてみてください。
掃除機を買ったお店が古い掃除機を引き取ってくれなかったとしても、自治体のサービスで処分する場合の料金はそれほど高くありませんから、粗大ゴミとして自治体に回収を依頼してください。
不用品回収サービスの詳細はコチラをご覧ください。