燃えるゴミ?粗大ごみ?古くなった布団・シーツの正しい捨て方と処分する3つの方法

燃えるゴミ?粗大ごみ?古くなった布団・シーツの正しい捨て方と処分する3つの方法
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「布団は一生モノだから」この国では昔から今まで布団が売られる場で、このような売り文句が使われています。結婚した時の嫁入り道具として、高価な布団を買ったことがあるという方も多いのではと思います。

しかし古くなった布団を捨てて新しい布団を買おうとした場合、古い布団ってどうやって処分すれば良いかご存知でしょうか?

そこで今回は古くなって使いにくくなった布団の処分の方法について、粗大ゴミなのか燃えるゴミ・一般ゴミなのか、具体的な捨てる方法や費用について紹介していきます。

目次

1 布団やシーツ・カバーは燃えるゴミ?粗大ごみ?

布団やシーツ・カバーが燃えるゴミなのか粗大ごみなのか…。3つの自治体に問い合わせたのですが、どこの自治体も返答がバラバラで、一概にこうだと表現できません。

岡山県倉敷市の場合
例えば倉敷市の場合は、布団を1m四方程度に折り畳み紐で十字に縛れば、燃えるゴミとして処分できます。

また90Lのゴミ袋に入れることができるのであれば、切り刻んだりして入れることができれば、そのまま燃えるゴミに出しても大丈夫だそうです。

逆に言えば、1m四方に畳めない・90Lの袋に入れることができないのであれば、それらは粗大ゴミになってしまうとのことです。

福岡県福岡市の場合
福岡市も指定ゴミ袋の一番大きな袋の中に入れることができれば、燃えるゴミとして捨てても問題ないそうです。

島根県浜田市の場合
ゴミの捨て方がとても厳しく、布団やマットレスといった物は必ず粗大ごみで出さなければいけないことになっています。

私自身かつて浜田市に住んでいたことがあるのですが、市のゴミ袋には住所と名前を書くようになっており、分別ゴミの内容も細分化されていて、中に捨てられない物があれば収集してくれなく、ゴミ捨て場にそのまま置いて行ってしまうことがありました。

布団を粗大ゴミで出せるか可燃ゴミで出すか、切り刻んだり折り畳んで縛ったりするかは、自治体によって様々という印象を受けました。

こうなるとこの記事で「布団は可燃ゴミでも大丈夫!」と断言することは難しいです。

お住まいの自治体に確認することが確実だと思います。

2 布団・シーツカバーを処分する方法

(1)自治体で粗大ごみとして捨てる

「私の住んでいる自治体では、布団は燃えるゴミでは捨てることができそうにない…」「布団を小さくすることができれば燃えるゴミとして捨てられるけど、切り刻むのはとても面倒…」そのように考えられている方は、粗大ゴミで捨てるという方法が良いと思います。

自治体にもよりけりですが、粗大ごみの出し方は2通りあります。

(1)戸別収集

自治体があなたの家まで行って粗大ゴミを収集してくれます。お住まいの自治体の粗大ごみを受け付けているセンターに電話をして、収集日の予約をします。

予約の際に必要なことは、あなたの名前・住所・電話番号・捨てる物とその数・収集場所(家の前やマンション・アパートの前)の情報です。

必要な情報を元に打ち合わせをし、収集日と予約番号が告げられます。

その収集日の朝8~9時くらいまでに、捨てる粗大ごみを収集場所に出しておきます。(時刻は自治体による)

捨てる粗大ごみには、予約番号を記入した「粗大ごみ処理券(粗大ゴミシール)」を貼り付けておく必要があります。

コンビニやスーパー、個人商店などで扱っていますので、収集日までに購入しておきましょう。(粗大ごみ処理券の販売場所は、お住まいの粗大ごみ受付センターのホームページや、粗大ごみ受付センターに電話すれば教えてくれます。)

今回の布団の場合だと、捨てる布団に粗大ごみ処理券をホチキスで貼り付けておけば、収集日が雨でも剥がれて流されることがないでしょう。

(2)持ち込み

「持ち込み」や「自己搬入」と呼ぶ自治体がありますが、あなた自身が捨てたい布団を自治体の粗大ごみ処理施設に持ち込むという方法です。

こちらも「戸別収集」と同じく予約が必要です。

「戸別収集」と同じように粗大ごみ受付センターに連絡して予約をし、予約をした日にあなた自身が布団を粗大ごみ処理施設まで持って行くのです。

粗大ごみでの処分費用相場

粗大ゴミ扱いとして捨てるための料金は、「戸別収集」と「持ち込み」、自治体によって様々です。

例えば東京都杉並区の布団の処分料金は、持ち込みと戸別収集共に300円です。同じ東京都でも板橋区では300円ですが、持ち込みによる処分は行われていません。

大阪市の場合、布団は4枚ごとに200円、岡山市の場合は2枚ごとに200円かかります。ちなみに岡山市の「持ち込み」の場合、手数料はかかりません。

このように自治体や収集方法によって料金は変わってくるので、お住まいの自治体に確認をとることを勧めます。

(2)買い替えで無料処分してもらう

3軒の布団・寝具を販売するお店に尋ねてみたのですが、布団の回収・引取のサービスをしてくれるそうです。

お店で新しく布団を購入した場合、購入した布団と同タイプ・同じ枚数であれば、無料で回収処分してくれるとのことです。

3軒中1軒の布団屋さんは、多少違うタイプや枚数が多くても回収処分してくれると仰っていました。

なので新しく布団を買うとなれば、購入予定のお店に「古い布団を回収してくれるサービスはありませんか?」と尋ねてみましょう。

古い布団を回収処分してくれるかもしれません。

(3)不用品回収業者に依頼する

「布団と言えど重たくて、家やアパートの前まで運ぶのが面倒…」と思われる方も多いと思います。自治体の粗大ごみの戸別収集サービスは、家や建物の前までは来てくれますけど、家や部屋の中には入ってきてくれません。

布団を持って出すということが面倒だったり困難だったりと考えている方は、民間の不用品回収業者を利用することをオススメします。

民間の不用品回収業者は自治体の戸別収集と違い、家や部屋の中にまで入ってきてくれて、古い布団を回収処分してくれます。

また、不用品回収の受付時間も自治体の粗大ごみ受付センターより長時間営業しているので、役所や粗大ごみ受付センターに日中電話がかけられないという方にも便利です。

しかしネックなのは、サービスが充実している分「料金が高め」ということです。

例えば東京のとある不用品回収業者さんだと、布団1枚につき目安額が1,000円、そこに1階や2階など回収場所でオプション料金が発生し、だいたい3,000円前後になるとのことです。

また別の東京の不用品回収業者さんだと、シングルのベッドマットレスだと5,250円が目安額になるとのこと。

他の不用品回収業者さんは2,000円からが目安額のスタートと教えてくれました。

これらの額はあくまでも目安で、直接電話して相談するなどして正式な見積もりを出すということです。

詳しくはお住まいの地域で営業されている不用品回収業者の何社かに問い合わせをしてみると良いでしょう。

なぜ問い合わせを数社するのかと言うと、そうすればその地域のだいたいの処分相場がわかるからです。

不用品回収業者さんに処分を依頼する場合、処分する物が1点だけだと割高な印象があります。

不用品回収業者を利用するのであれば、1点だけでなく複数点の不用品を一度に回収してもらった方が、お得です。

まとめ

布団は家具家電や他の寝具に比べれば、処分しやすい物だと思います。コンパクトにしたり切り刻んだりすれば燃えるゴミとして処分することも可能ですし、畳めば車にも載せられて粗大ごみ処理施設に持ち込めますし、家の前まで持って出すことができれば戸別収集が可能です。

ですが、そうはいってもかさばりますし決して軽い物ではありませんから、家の外に持って出したり車に載せることが困難だと言う方も大勢いらっしゃると思います。

私は先日、自分がかつて使っていた学習机を粗大ごみとして処分してもらうべく、部屋で解体作業をしました。工具があるので完全にバラバラにできたのですが、時間は40分ほどかかった上に結構疲れました。

「これを代わりにやってくれる人がいればなあ…」と強く思いました。

粗大ごみとして出すとなると、あなた自身の手間や負担がかなりあります。

手間や負担や面倒なことを避けたい、家の外に持って出したり車に載せることが困難だと言う方は、不用品回収業者さんに依頼して処分してもらうことを勧めます。

不用品回収サービスの詳細はコチラをご覧ください。

片付け110番の不用品回収サービスはこちら
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