サーフィンを楽しんでいた頃の思い出が詰まったサーフボード。使わなくなってしまった今、処分方法に悩んでいませんか?新しいボードを購入したり、ライフスタイルの変化により、古いサーフボードが不要になることはよくあります。しかし、かさばるサーフボードをどのように処分すればよいのか、途方に暮れることも多いでしょう。
この記事では、使わなくなったサーフボードの処分方法を6つご紹介します。サーフショップやリサイクルショップでの売却から、ネットオークションやフリマアプリでの販売、切断して燃えるゴミとして出す方法、粗大ゴミとして出す方法、不用品回収業者に依頼する方法まで、さまざまな選択肢を詳しく解説します。また、無料で処分するためのコツや、売却時に注意すべきポイントについても触れています。どの方法があなたにとって最適かを見つけ、サーフボードをお得に処分しましょう。
サーフボードは粗大ゴミで出せる?サイズ・自治体ルールの基本
サーフボードは、多くの自治体で「指定ごみ袋に入らない大きさの粗大ゴミ」として扱われます。
ただし一律ではなく、自治体ごとに「長さ2m以下」や「2.5m以上は収集不可」といったサイズ上限が決められているケースがほとんどです。
ロングボードや、ウィンドサーフィン用の大きなボードなどは、このサイズ基準を超えてしまい、
「切断してからなら粗大ゴミとして出せる」
「市では処理できないので、民間業者へ依頼する」
といった取り扱いになる自治体もあります。
また、同じサーフボードでも、
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A市:粗大ゴミとして収集
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B市:大型ごみ扱いで別料金
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C市:家庭ごみとしては受け付けない
…というように、分別区分がまったく異なる場合も珍しくありません。まずは、お住まいの自治体の「ごみ分別表」や「品目検索」で、サーフボードがどう分類されているかを確認しましょう。
使わなくなったサーフボードの処分方法6選

サーフボードの処分方法は多岐にわたり、自分に適した方法を選ぶことが大切です。以下に6つの方法をご紹介します。
サーフショップで売却
サーフショップで売却する方法は、サーフボードの価値を最大限に生かす方法の一つです。サーフショップでは、専門スタッフがボードの状態や人気度を見極め、適正な価格を査定してくれます。
各ショップの対応は異なるため、事前に電話やメールで相談しましょう。また、実際にショップに持ち込む際は、ボードの状態を綺麗に整え、アクセサリーなども付属させることで、査定額が上がる可能性があります。
リサイクルショップで売却
リサイクルショップで売却する方法は、手軽で現金がすぐに手に入る点が魅力です。リサイクルショップでは、他のスポーツ用品や家電と同様にサーフボードも買い取ってくれます。
ただし、査定額はサーフショップよりも低くなることが多いため、ボードの価値がわかる専門店で売却することをおすすめします。リサイクルショップで売却する際は、事前に連絡して対応可能な店舗を確認しましょう。
ネットオークション・フリマアプリで売却
リサイクルショップで売却できないような型落ちのサーフボードでも、ネットオークション・フリマアプリでなら売れる可能性があります。キズがある物や古いものでも、それを求めている買い手に出会える場合があります。ただし、いつ売れるか分からない・必ず売れる保証がない・売れるまでに時間がかかる可能性がある・梱包発送の手間があるので、デメリットもふまえて出品するか検討しましょう。
切断して燃えるゴミに出す
特殊素材でできたサーフボードは切断できませんが、多くのサーフボードは発泡スチロール、木材などでできているため、切断して指定袋に入れてしまえば、燃えるゴミで無料処分可能です。※自治体によっては元のサイズが粗大ごみに該当する場合は、切断しても粗大ごみ扱いになるケースがあるので、事前に自治体のルールを確認しましょう。
粗大ゴミに出す
粗大ごみに出せば、比較的安くサーフボードを処分できます。粗大ごみ処理券購入・申込み・予約・運び出しの手間がありますので、利用できる人が限られたりすぐに処分できない場合もあります。粗大ゴミで出す場合の費用相場は600円程度です。
サーフボードを粗大ゴミとして出す具体的な手順
サーフボードを粗大ゴミに出す流れは、どの自治体も大きくは変わりません。
一般的な手順を、電話・Web予約タイプの戸別収集を例にまとめると、次のようになります。
戸別収集で粗大ゴミに出す場合
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粗大ゴミ受付センターに申し込む
自治体のホームページや案内チラシに記載されている「粗大ごみ受付窓口」に、電話またはWebフォームから申し込みます。
このときに-
品目(サーフボード)
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おおよその長さ・枚数
を伝えると、収集日と手数料を案内してもらえます。
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粗大ゴミ処理券(シール)を購入する
指定された金額分の「粗大ごみ処理券」を、コンビニや郵便局、スーパーなどの取扱店で購入します。
氏名や受付番号など必要事項を記入し、サーフボードの目立つ場所にしっかり貼り付けておきましょう。 -
収集日の朝、指定場所に運び出す
収集日の朝(多くは8時前後まで)に、指定された集積場所までサーフボードを運び出します。
マンションの場合は、粗大ごみ置き場や1階エントランス前など、規約で決められた場所に出すのが一般的です。 -
立ち会いが必要な場合は指示に従う
自治体によっては、管理人立ち会い・本人立ち会いが求められるところもあります。
申し込み時の案内に従って、必要であれば立ち会いましょう。
「申し込んでから収集日まで1〜4週間かかる」「繁忙期は1か月以上先になる」といった自治体もあるため、引っ越し前など時間に余裕がない場合は早めの予約が必須です。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者ならサーフボードだけでなく、サーフグッズもまとめて回収してくれます。運び出しから処分まで一切の手伝いは不要、希望日時即日予約可能で、手間なく楽に処分できるのでお得です。ただし、費用は3,000円~は最低でも必要で、それプラス人件費や車両費が別でかかってくる可能性があります。楽な代わりに、費用がかかることに注意が必要です。
持ち込み処分と戸別収集の違い|サーフボード粗大ゴミの費用相場
サーフボードを粗大ゴミとして出す方法は、大きく分けて「持ち込み処分」と「戸別収集」の2つがあります。
ごみ処理施設へ持ち込む場合
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自分でクリーンセンターなどの処理施設に運ぶ必要がある
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営業時間内なら好きなタイミングで持ち込める
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多くの自治体で「10kgごと100〜200円」などの重量制料金
サーフボード1〜2枚程度であれば、数百円で処分できることが多く、費用をできるだけ抑えたい人向けの方法です。
ただし車が必須で、積み込み・運搬の手間がかかるため、力仕事や時間に余裕がある方向けといえます。
戸別収集を利用する場合
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自治体の収集車が自宅付近まで取りに来てくれる
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1点あたり300〜500円前後の定額が多い
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申し込み〜収集まで1〜4週間程度かかることがある
持ち込みに比べると少し割高になるものの、自分で施設まで運ぶ必要がないので、運搬が大変なロングボードや、車を持っていない世帯に向いている方法です。
粗大ゴミ手数料のざっくり相場
上記を踏まえると、サーフボードを自治体の粗大ゴミとして処分する費用は、
おおむね200〜800円前後がボリュームゾーンです(自治体・サイズによって変動)。
サーフボードを粗大ゴミで出せないケースと代替の処分方法
自治体のルールによっては、サーフボードを粗大ゴミとして受け付けていない、またはサイズ制限を超えていて出せない場合があります。
代表的なのは次のようなケースです。
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長さ2.5m以上のボードは粗大ごみ不可(収集車に載らない・破砕できない など)
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一部の市区町村では、そもそもサーフボードを家庭ごみとして処理していない
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ロングボードや特殊なボードは「市で処理できないもの」に分類されている
このような場合の代替手段としては、次の方法が現実的です。
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不用品回収業者に依頼する
サイズ制限なく回収してもらいやすく、ロングボードや複数枚のボードもまとめて処分できます。自治体では収集しないエリアでも対応できるのが強みです。 -
サーフショップや買取専門店に相談する
使用可能な状態であれば、ロングボードでも買い取ってもらえるケースがあります。買取が難しくても、店舗によっては「引き取りのみ」を行っていることもあるため、一度問い合わせてみる価値があります。 -
ネットオークション・フリマアプリで譲渡する
使用に問題がなければ、送料や受け渡し方法を工夫することで、欲しい人に譲ることも可能です。現地引き渡し限定にすれば、梱包の負担も抑えられます。
「自治体で粗大ゴミに出せない=廃棄できない」ではありません。
ルールを確認したうえで、サイズや状態に合ったルートを選びましょう。
サーフボードの処分費用を比較|粗大ゴミ・解体・不用品回収
同じサーフボードでも、処分方法によって必要な費用は大きく変わります。
ここでは代表的な3パターンを比較しておきます。
1. 自治体の粗大ゴミとして出す
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費用目安:200〜800円前後(地域・サイズによる)
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メリット:最も安く、ルールに沿えば確実に処分できる
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デメリット:予約制で時間がかかる/指定場所までの運び出しが重労働
2. 解体して家庭ゴミに出す
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費用目安:ゴミ袋代のみ(実質無料)
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メリット:回収日が多く、粗大ゴミ手数料がかからない
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デメリット:電動ノコギリなどの工具が必要/粉じんや破片でケガのリスクが高い/自治体によっては「元のサイズが粗大ゴミなら切っても粗大ゴミ扱い」の場合もある
3. 不用品回収業者に依頼する
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費用目安:
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サーフボード1枚のみ:数千円程度〜
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他の不用品とまとめてトラック積み放題:1万円前後〜が一つの目安
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メリット:運び出し不要・日時指定可・ロングボードや他の大型不用品とまとめて処分できる
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デメリット:自治体に比べると割高/業者選びを誤るとトラブルの可能性
「とにかく安く処分したい」のか、「手間をかけたくない」のかで、ベストな方法は変わります。
費用・手間・スピードの3軸で、優先順位を決めてから方法を選ぶのがおすすめです。
サーフボードを無料処分するときのコツ

サーフボードを無料処分するためのコツを、切断方法の側面からご紹介します。
サーフボードの切断方法
1.保護具(安全メガネ、手袋、マスク)、ノコギリ(ハンドソーまたはジグソー)、マーカーペン、作業台または作業スペース、梱包材(ゴミ袋、ガムテープ)を用意する。
2.保護具(安全メガネ、手袋、マスク)を着用し、作業中の怪我や粉塵吸入を防ぐ。
3.サーフボードを作業台に置き、切断するラインをマーカーペンで描く。ボードの長さに応じて適当なサイズに分割するため、切断ラインは均等に引く。30~50㎝の長さにすると処理しやすい。
4.ノコギリを使ってサーフボードを切断。ジグソーを使用する場合は、電源の取り扱いに注意しながら作業する。
5.切断は慎重に行い、切り口が綺麗になるようにゆっくりと進める。強く押しすぎると、切り口が荒くなるので注意。片方の手でしっかりとボードを固定し、もう一方の手でノコギリを操作する。
6.切断したサーフボードの断片を確認し、鋭利な部分がないか確認、必要に応じて、ヤスリなどで角を丸くする。
7.切断片を梱包材(ゴミ袋)に入れ、しっかりとガムテープで封をする。袋が破れないように、二重に梱包する。
サーフボードを売却処分するときのコツ

サーフボードの売却や処分を検討している方に、効果的な方法と注意点をご紹介します。
手放す時期を見誤らない
何年も使っていないなら、早めに手放してしまいましょう。例えば、1年(1シーズン)使わなかった、では手放すのに躊躇するかもしれませんが、3年以上使っていない場合は、手放してしまった方がいいでしょう。
購入時価格が高いなら早めに手放す
購入時に高価なサーフボードを手に入れた場合、早めに売却することを検討してみましょう。
高価なサーフボードは、ブランドや素材、デザインなどが優れていることが多く、中古市場でも需要が高いため、早めに手放すことで良い条件で売却できることがあります。
売り時を逃すと、経年劣化や需要の減少で価格が下がることが予想されるため、適切な時期に手放すことがポイントです。
売れやすいサーフボードとは?
売れやすいサーフボードは、主に以下の特徴を持っています。
– 人気のブランド: 有名で信頼性のあるブランドのボードは、需要が高く売れやすい傾向にあります。
– 良い状態: 使用感が少なく、傷や修理箇所がないボードは、買い手にとって魅力的です。
– 適切な価格設定: 市場相場を調べ、適正な価格で提示することで、売れやすくなります。
– サイズや形状: 一般的なサイズや形状のボードは、多くの人にとって使いやすく、売れやすいです。
– ショップやサイトの利用: サーフボード専門のショップやオンライン販売サイトを利用することで、ターゲット層にアピールできます。
以上を踏まえ、販売する際にはボードの状態をよく確認し、適切な販売方法を選ぶことが重要です。
売れにくいサーフボードとは?
売れにくいサーフボードは、以下のような特徴があります。
– 知名度が低いブランド: マイナーなブランドのボードは、需要が少なく売れにくいです。
– 状態が悪い: 大きな傷や修理歴があるボードは、買い手に不安を抱かせるため売れにくいです。
– 高額な価格設定: 相場より高額な価格設定は、買い手を遠ざける原因となります。
– 複雑な形状やサイズ: 独特なデザインや特殊なサイズのボードは、対象となる利用者が限られ、売れにくいです。(例:ロングボード)
– 不適切な販売場所: サーフボードに特化した販売場所以外での販売は、見つけにくく売れにくいです。
これらのポイントを改善し、売れやすい条件を整えることが求められます。
サーフボードが売れやすい時期とは?
サーフィンが盛んな季節やイベントが開催される時期には、需要が高まるため、売却や処分がスムーズに進むことがあります。
逆に、オフシーズンや関心が低い時期に手放すと、思ったより低い価格でしか売れなかったり、処分が難航することがあります。
サーフボードが売れやすい時期は、主に以下のような時期です。
– サーフィンのシーズン: サーフィンが盛んな季節である夏や春、秋には多くの人がボードを購入するため、売れやすいです。
– イベントやキャンペーン: サーフィン関連のイベントやキャンペーンが開催される時期は、需要が高まります。
– 年末年始: ボーナスやお歳暮などの特別な買い物が行われる時期にも、サーフボードの需要は上がることがあります。
不用品回収業者にサーフボード回収を頼むときの注意点と選び方
サーフボードを粗大ゴミに出せない場合や、他の大型不用品もまとめて片付けたい場合、
不用品回収業者は非常に便利な選択肢です。
一方で、一部には高額請求や不法投棄などを行う悪質業者も存在するため、業者選びは慎重に行う必要があります。
見極めるべきチェックポイント
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自治体の許可を取得しているか
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「一般廃棄物収集運搬業」や「古物商」の許可番号が、サイトや名刺に明記されているか確認しましょう。
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見積もりが明細付きで出てくるか
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「トラック1台いくら」だけでなく、サーフボード・その他不用品・人件費などが明細で示されていると安心です。
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追加料金の条件が明確か
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当日になって「階段料金」「深夜料金」などの名目で大幅に上乗せされるトラブルも報告されています。
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見積もり時点で、「この金額から増える可能性があるとすればどのケースか」を必ず確認しましょう。
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避けるべき業者の特徴
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「今すぐ無料で引き取ります」とスピーカーで流しながら住宅街を巡回している
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見積書や領収書を紙で出すことを渋る
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「今日決めてくれれば半額」など、契約を急かすセールストークが多い
このような業者に依頼してしまうと、法外な料金請求や不法投棄などのトラブルに巻き込まれるリスクが高まります。
安心して任せるためにも、複数社から相見積もりを取り、料金・対応・説明のわかりやすさを比較して選ぶとよいでしょう。
サーフボードを手放すタイミング|粗大ゴミにする前に考えたいこと
最後に、そもそもいつサーフボードを手放すべきかという視点も、上位記事ではよく扱われています。
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3年以上まったく使っていない
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デッキが大きく凹んでいる・黄ばみが目立つ
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リペアしても水が入りやすく、パフォーマンスが落ちたと感じる
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ライフスタイルが変わり、今後もほとんど海に行く予定がない
こうした状態で保管し続けても、年月が経つほど買取価格は下がり、粗大ゴミとして処分するしかなくなる可能性が高まります。
「迷ったら一度査定を受けてみる」「1シーズンまったく乗らなかったら手放し候補に入れる」など、自分なりの「手放しルール」を決めておくと、粗大ゴミになってしまう前に、お得に手放しやすくなります。
まとめ:サーフボードはお得に処分しよう

使わなくなったサーフボードをお得に処分する方法は、実はたくさんあります。まず、サーフショップやリサイクルショップで売却することで、現金化することが可能です。ネットオークションやフリマアプリも、自分のペースで売却できる便利な手段です。また、ボードが古くなっている場合や状態が悪い場合は、切断して燃えるゴミとして処分したり、粗大ゴミとして出す方法も有効です。
さらに、不用品回収業者に依頼することで、手間なく迅速に処分できるのも魅力的です。無料処分を目指すなら、切断して家庭ゴミとして出す方法が最適ですが、自治体のルールをしっかり確認することが大切です。
売却時には、ボードの状態を整えたり、適切な時期に手放すことで、より高値で売れる可能性が高まります。サーフィンのシーズンやイベント時期を狙うのも一つの戦略です。
最後に、サーフボードだけでなく、関連するサーフグッズも一緒に処分することで、スペースを有効活用できます。自分に合った処分方法を選び、思い出の詰まったサーフボードをお得に手放しましょう。
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