教科書が整理整頓できない!中学生のための片付け4つのコツ

教科書が整理整頓できない!中学生のための片付け4つのコツ
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「年頃の娘の部屋が、服やアクセサリーが散らかっていて酷い状態だ…」「息子の部屋の散らかり具合に、目も当てられない…」「中学生だけど、部屋が散らかっていているが、片付けた方が良いの?」という中学生の子をもつ親御さん、または本人がこういった悩みを持っているとよく聞きます。

できれば何も言わなくてもお子さんが片付けられるようになるのがベスト!だと思いませんか?

そこで今回の記事では、なぜ中学生の部屋は散らかってしまうのか?という心理的疑問から、片付けの4つのコツを紹介します。

もしもあなたに片付けられないお子さんがいらっしゃるなら、お子さんの気持ちを理解した上で「片付けのアドバイス」ができるようになります。ぜひ最後までお読みください。

目次

1 なぜ子供部屋が散らかる4つの理由

そもそも1回で片付けられるようになっていたら苦労しません。いくら「こら!片付けしなさい!」と叱り続けたとしても、お子さんが片付けられないのは「理由」があります。

その理由を理解することで、ただ「叱る」という教育から、相手を理解した上での教育ができるようになります。

(1)物が増える

中学生は小学生と比べていろいろなことが変化し、その変化に伴って部屋の中も変化してきます。

まず、勉学の面で言えば、小学生の時と比べて授業の種類が増えます。それに伴って教科書や、それに付随した副教材や、配布される資料の数も増えます。

なので、それまで小学生の時と同じ教科書のスペースだと、中学生で使う教科書の全ては入りきらないと思います。だから、増えた教科書分のスペースをさらに確保する必要があります。

また、中学校から本格的に「部活」というものが始まると思います。そうなると、部屋の中にその部活で使う物を置くことになるかもしれません。

例えば、あなたやあなたのお子さんが野球部に入ったなら、少なくとも大きなエナメルのかばんは部屋に置くということです。

また、塾に通うようになったら、塾で使う教材も加えて増えることになります。

(2)様々なことに興味が湧いてくる

中学校は基本的に2~3つの小学校区の中に1つあるという感じだと思います。学区が広がると、それまで同じ学校じゃなかった人とも友達になるかもしれません。

そうなると、もしかしたらその友達の家や、家の近所まで行くことがあるかもしれません。

このように、中学生にもなると小学生の時よりも行動範囲が格段に広がると思います。

行動範囲が広がると、今まで見たことなかったような光景や風景を見るかもしれません。そうなると、今まで興味の無かった何かに気づき、それに夢中になってしまうかもしれません。

その興味を持ったことに関する物などを、部屋に置くようになると、必然的に物が増えてしまいます。

(3)したいことを優先してしまう

人間、いくつになったって「したくないこと」は後回しにしがちです。こと、思春期真っ只中からしてみれば、欲望のままに生きていきたいでしょうから、なおさら「したくないこと」からは逃げてしまうでしょう。

大の大人ですら、掃除や片付けは敬遠してしまいがちですから、なおさらそうだと思います。

(4)思春期の精神面の不安定さ

思春期という時期は、子どもから大人へ変わっていく過渡期です。新しい価値観を見出したり、異性にも興味が湧いてきます。そして、「親」とも距離を取りがちになってしまいます。

自分を客観的に見ることができるようになるため、親や教師に対しても同様の視線を向けられるようになり、何かと批判的になります。

そして「自立心」が芽生えてきます。

干渉を嫌うようになるわりに、完全に放っておかれると「見捨てられた…」と感じてすねるなど、矛盾した言動が目立つのも特徴です。

きっと、このコンテンツ今読んでいる親であるあなたも、かつてはそうだったのではないでしょうか?そんな「難しい時期」に、親が口やかましく「部屋を机を片付けろ」と言ったら、子どもはどう思うでしょうか?

ここの挙げたのはほんの一部です。きっと、他にも様々な因果関係があると思います。

しかし、できれば部屋はキレイで清潔にしておくべきだと思います。

「キレイである理由」を説明するだけでも、お子さんは片付けられるようになるかもしれませんよ。

2 子供部屋がキレイであるべき理由

(1)勉学に集中してもらうため

部屋に物がたくさんあると、どうしてもそういったことに興味や意識が向いてしまいます。興味や意識が向くということは良いことです。

ですが、それが勉強中であるのなら、勉学の知識が十分に身についてないということに繋がるので、悪いことになります。

特に、中学校での勉強は、その後の人生をある程度決めるほどの影響が出てきます。

例えば、大方の中学生がその先の進学や就職に対しての「ぼんやりとしたビジョン」を形成しだすのではないでしょうか?

早く手に職を付けて働きたいと思うのなら、工業系の高校や商業系の高校への進学を考えるでしょうし、高度な学問を修めたいと思うのであれば、大学への進学を「ぼんやり」考えだす時期だと思います。

そんな時期に、部屋が散らかっていて汚くて、勉強に集中ができない環境だったら、そういったことも考えられないのではないでしょうか?

(2)心を落ち着かせるため

思春期真っ只中のため、何かと多感な時期です。日々、親や教師や友人などの自分の身の周りの人や物に対して、様々なことを思う時期です。

子供部屋の片付けの4つのコツ

コツ1:本人(自分自身)をよく理解する

今このコンテンツを読んでいるのが、部屋を片付けたいと感じている本人なら自分自身を。

中学生の子どもをもつ親御さんならその子のことを、よく理解してあげてください。

コツ2:部屋の中や机の上にある要らない物を捨てる

片付けの基本は「要らない物は捨てる」ということから始まります。中学生になると物が増えると先述しましたが、「要る物も増える」でしょうか「要らない物」も伴って増えると思います。

なので、何が要るのか、何が要らないのかを判断して、要らない物は捨てて新しい収納スペースを創造しましょう。

要るか要らないかの判断は難しいと思いますが、だいたい3ヶ月~半年くらい触れてない物については要らない物と判断していいと思います。

コツ3:期限を決める

何かをする「期限」というものは、いくつになっても付きまとってくるものです。学生なら宿題をいつまでに提出するとか、働き出したら企画書や報告書をいついつまでに示すとかということです。

部屋の掃除や片付けに関しても、「期限」を設けてすることをオススメしますなぜなら、片付けを期限までに完遂するために「計画」を立てられるようになるからです。

例えば、一週間後までに部屋をキレイに掃除すると決めたら、じゃあまず何をすべきか、その次は何をすべきかということを考えられるようになるからです。

それが、夏休みの宿題のように8月31に一気にやるという感じでは、後からボロが出てきてしまうので避けましょう。

きっと、床に散らかった物を押入れに詰め込むというだけになってしまうでしょうから。あなたが親の立場なら、ある程度の強制力を持って期限を設けてもいいでしょう。

「来週末までに片付けないと、私が無理矢理片付けます」という、一種の「脅し」という方法もありかもしれません。

コツ4:感情の起伏が激しい時は片付けをしない

中学生は多感な時期です。親が気にも止めないようなことで怒りだしたり、悲しんだりするかもしれません。

そんな、感情の起伏が激しい時は、掃除や片付けをしようとしても作業が続かないでしょうし、たぶんそんな時は片付けや掃除をしようとは自発的にも思わないでしょう。

親もそんな時に、無理に片付けや掃除を強要しないようにしましょう。

思春期は心は変化の過渡期ですが、体も成長の過渡期です。親が無理に片付けを強要してしまうと、下手な大人より力があるかもしれないので、思わぬしっぺ返しがあるかもしれません。

思わぬ幸運が舞い込むかも

もし、あなたやあなたの子どもが受験を控えているのなら、部屋の掃除や片付けをすることで、ひょっとしたら志望校に受かるかもしれません。

風水学の見地から申し上げると、「良い気」というものは、散らかっていて汚い空間にはやってこないらしいです。

なので、部屋をキレイに掃除して片付けたら、部屋に「良い気」を呼び込むことができるとされています。

この機会にぜひ「新しい片付けのアドバイス」をやってみてください。

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