結論からお伝えすると、スポーツ用品を処分する方法は以下の4種類です。
- リサイクルショップで売却
- ネットオークション・フリマアプリに出品
- 自治体処分
- 不用品回収業者に依頼する
スポーツ用品と一言にいっても品物の種類は様々。
小さなものや軽いものは簡単に捨てられるかもしれないけど、重たいものや30㎝以上の大きなものは粗大ゴミ扱いになるんですよね。
バスケットゴールのような大きなものは自治体では回収してくれないなんて地域もあります。
それぞれの処分方法のメリット・デメリットを知ることで、自分の捨てたいスポーツ用品をどのように捨てるのが自分にとって一番いいのかがわかるようになりますよ。
この記事では、スポーツ用品の処分方法4選~各処分方法のメリット・デメリットの全てをわかりやすく解説。
あなたも、家にある不要なスポーツ用品をスムーズに処分できるようになります!ぜひ参考にしてみて下さい。
サーフボード、スキー用品、ダンベル、テニスラケット・テニスボール、ゴルフ用品、剣道防具・竹刀、ボクシング用品、サッカー用品、スケートボード、バスケット用品、スノーボード用品、ダーツ用品、登山道具、ビリヤード用品、フィギュアスケート用品、ボーリング用品、野球用品、ラクロス用品など
スポーツ用品を処分する4つの方法
スポーツ用品を処分するなら、次の4つの方法があります。
オススメ順にご紹介しますので試してみて下さい。
(1)リサイクルショップで売却
(2)ネットオークション・フリマアプリに出品
(3)自治体処分
(4)不用品回収業者に依頼する
詳しく解説します。
リサイクルショップで売却
状態のいいもの、需要が高いもの、買ってから日が浅いスポーツ用品は、リサイクルショップで売却を検討しましょう。
処分にお金がかかるはずだったものが、お金に換わり、臨時収入が得られますよ。
メリット | ・お金をかけず、お金をもらっていらないスポーツ用品を手放せる。 ・ゴミにせず再利用できる。 |
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デメリット | ・必ず売れるとは限らない。 ・使用感のあるものや傷など状態が悪いものは売れない。 |
複数のリサイクルショップのスポーツ用品買取強化対象メーカーを調べたところ、2023年2月1日現在、買取強化対象としてあげられているメーカーは以下の通りでした。
人気ブランドであることや、新品購入時価格が高く中古需要があること、人気シリーズで売り切れが続出したため中古品でも欲しい人がいることが、買取強化をしている理由のようですね。
お店側が再販しやすいほど、買い取り金額も高くなるなどの傾向にあります。
付属品(箱やショップカードなど)も用意し、本物であることを一目で証明できるようにしておくといいでしょう。※時期によっても需要や買取価格は変動しますので注意してください。
参照元:森園高行著(2016)「買取業者が教える不用品をお宝に変える得術」より
・キャロウェイ
・本間ゴルフ
・ミズノ
・テーラーメイド
・コブラゴルフ
・フォーティーン
・ゼクシオ
・スリクソン
・ナイキ
・アディダス
・プーマ
・ニューバランス
・リーボック
・フィラ
あなたのいらないスポーツ用品が該当メーカーの場合は査定に出してみるといいですよ。
少しでも高く売る方法
少しでも高く売りたいなら以下の4点に注意しましょう。
(1)1日ごとに相場が下がるのでなるべく早く売る | ・販売が開始されてから日が経つほど需要が薄れ相場価格が下がります。
いらないと思ったら早い段階で売る決断をしましょう。 |
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(2)付属品は揃えておく | ・箱など踏まえ、付属品はすべて揃えて売ることが高価買取では重要なポイントです。 |
(3)いらないスポーツ用品はまとめて売る | ・1つだけ売るよりも、いらないスポーツ用品はまとめ売りする方が、値がつかないものも引き取ってくれたり、単品で売るより高く買い取ってくれる可能性があります。
なるべくまとめて売るようにしましょう。 |
(4)査定に出す前に手入れをして印象を良くしておく | ・査定の際の印象をあげるためにも、ホコリっぽい状態で持ち込むのではなく、軽くでも拭いたり磨いたりして、よりいい状態で査定を受けるようにしましょう。 |
ネットオークション・フリマアプリに出品
リサイクルショップでは買取してもらえないスポーツ用品も、ネットオークション・フリマアプリなら買い手がつく可能性があるので利用してみましょう。
リサイクルショップとは異なる需要層があるので、中古品でも安いなら買いたいという人が現れますよ。
メリット | ・リサイクルショップで売れないものにも買い手がつく可能性がある。 |
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デメリット |
・いつ売れるかわからない。 ・必ず売れるとは限らない。 ・売れるまでに時間がかかる可能性がある。 ・梱包・発送の手間がある。 |
実際にフリマアプリを確認したところ、以下のような売買結果があることがわかりました。
バスケットゴール:5,990円(税込)
画像引用元:メルカリ「移動式バスケットゴール」より
軟式用野球バッド:3,150円(税込)
画像引用元:メルカリ「軟式用 バッド DESCENTE crashBOMB」より
自治体処分
「売れなかった…。」「そもそも売る気がない。」「処分しても良い。」と思っている方は、自治体処分を検討してみましょう。
処分方法 | メリット | デメリット |
(1)不燃ゴミに出す | ・無料で処分可能。 |
・自治体によっては不燃ゴミで出せない。 ・細かい分別(金具を外すなど)が必要になる。 |
(2)戸別収集 |
・安く処分できる。 ・玄関前など家の外に出すだけでいいので楽。 ・基本的に立会い不要な自治体がほとんどである。 |
・粗大ゴミシールを買ったり予約をしたりする手間がある。 ・予約状況によっては収集が先になる可能性がある。 ・家の設置箇所から運び出す必要がある。 ・排出できるゴミの量に上限がある。 |
(3)持ち込み処分 | ・無料~格安で処分できる。 |
・粗大ゴミシールを買ったり予約をしたりする手間がある。 ・予約状況によっては収集が先になる可能性がある。 ・家の設置箇所から運び出す必要がある。 ・排出できるゴミの量に上限がある。 |
自治体処分では、サイズによって「粗大ゴミになるのか」「一般ゴミになるのか」「自治体処分できるのか」が異なるので、スポーツ用品を処分する際は、まずそのサイズを確認しておくのをオススメします。
実は、粗大ゴミの定義って、自治体によってさまざまなんですよね。
片付け110番では粗大ゴミの定義がすぐにわかるようにすべての地域での粗大ゴミの出し方をまとめました。
お住いの地域をクリックしていただければ、自治体での処分方法のすべてが理解できますので合わせてご覧ください。
※定義とは、「おおむね30センチメートル以上のもので長さ1.8メートル以下のものが対象」といった風に、粗大ゴミとはどのような物をさすか、ということを明確化したものです。(「千代田区の粗大ゴミ処分方法|出し方・手順・処分費用相場までの全情報」より)
このように千代田区では、長さ1.8メートル以上のものは自治体で回収できないことがわかりますね。
北海道・東北 | 北海道・青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島 |
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関東 | 茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川 |
中部 | 新潟・富山・石川・福井・山梨・長野・岐阜・静岡・愛知 |
近畿 | 三重・滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山 |
中国 | 鳥取・島根・岡山・広島・山口 |
四国 | 徳島・香川・愛媛・高知 |
九州・沖縄 | 福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄 |
不燃ゴミに出す(無料)
全国的に「30cm以下で、不燃ゴミの指定袋に入るゴミ」であれば、地区の不燃ゴミとして無料処分することができます。
参照元:渋谷区「スキー靴・スケート靴のごみの分別方法はなんですか。」より
メリット | ・無料で処分できる。 |
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デメリット |
・自治体によっては不燃ゴミで出せない。 ・細かい分別(金具を外すなど)が必要になる。 |
戸別収集
「粗大ゴミの定義に当てはまるスポーツ用品」であれば、まずは戸別収集を検討してみましょう。
あなたのお住まいの地域で「戸別収集」が可能であれば、家の前に置いておくだけ(要予約)で不要なスポーツ用品が処分できます。
メリット |
・安く処分できる。 ・玄関前など家の外に出すだけでいいので楽。 ・基本的に立会い不要な自治体がほとんどである。 |
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デメリット |
・粗大ゴミシールを買ったり予約をしたりする手間がある。 ・予約状況によっては収集が先になる可能性がある。 ・家の設置箇所から運び出す必要がある。 ・捨てられるゴミの量に上限がある。 |
シールを購入したり、スポーツ用品のサイズによって貼る枚数を計算するなど、という手間はあるものの、格安、かつ、家にまで取りに来てもらえる、という他の処分方法よりも圧倒的なメリットがあります。
持ち込み処分
いらないスポーツ用品を持ち込める車と人手があるなら、持ち込み処分を検討してみましょう。
持ち込み処分が可能であれば、自治体によっては、料金は戸別収集の半額や、無料と料金設定していることもあり、スポーツ用品を格安処分できます。
参照例:
メリット | ・無料~格安で処分できる。 |
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デメリット |
・予約状況によっては持ち込みが先になる可能性がある。 ・家から運び出し車に積んで持ち込む手間がある。 ・排出できるゴミの量に上限がある。 |
例えば東京都府中市では、以下のような料金でスポーツ用品を回収しています。
スケートボード、スノーボード板、テニスラケット | 200円 |
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ゴルフバッグ | 500円 |
バスケットゴール | 1,000円 ※解体できないものは収集不可 |
費用引用元:府中市「粗大ごみ処理手数料一覧」より
持ち込むという手間はありますが、粗大ゴミシールの購入が不要な場合もありますので手続きの面倒くささも少ないですし、とにかく安く処分できてお得ですよ。
不用品回収業者に依頼する
自治体処分が自分のスケジュールに合わない人や即日で楽に不要なスポーツ用品を処分したい人は、不用品回収業者に依頼しましょう。
即日・希望日時で家まで引き取りに来てくれて、設置箇所の運び出しや解体作業など電話1本ですべて丸投げで対応してもらえます。
メリット |
・即日処分できる。 ・電話1本するだけでいい。 ・サイズ・重量・状態問わず回収してくれる。 ・回収日時もピンポイントで指定できる。 ・立ち会い無で回収してもらうこともできる。 |
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デメリット | ・他の方法に比べると費用が高い。 ・優良業者を見極める必要がある(悪徳業者が存在する)。 |
下記に不用品回収業者の回収料金事例をご紹介します。
<BEFORE>
<AFTER>
<BEFORE>
<AFTER>
<BEFORE>
<AFTER>
まとめ
スポーツ用品を処分したいなら、
(1)リサイクルショップで売却
(2)ネットオークション・フリマアプリに出品
(3)自治体処分
(4)不用品回収業者に依頼する
の4つの方法があります。
需要の高いものやまだ使えるスポーツ用品は、リサイクルショップで売却したり、ネットオークション・フリマアプリに出品することで処分に費用をかけず、逆にお金を得て手放すことができるようになりますよ。
自治体で処分する際は、お住まいの自治体の粗大ゴミの定義について事前に確認し、自治体処分できるかどうか確認する事を忘れないようにしましょう。
とにかく急いでいる人や手間なく処分したいなら、不用品回収業者がおすすめ。
電話1本するだけで、運び出しや解体も代行してもらえますし、希望日時ピンポイントで回収に来てもらえるので便利ですね。
本記事でご紹介したそれぞれのメリット・デメリットを参考に、あなたにとって一番の方法でいらないスポーツ用品を処分して下さい。
あなたの役に立つことを願っています。
不用品回収サービスの詳細はコチラをご覧ください。