ゴミ屋敷化した家やお部屋をなんとかしたい…。
片付け110番でも日々、全国から、年齢も性別も置かれた状況も様々な方々から、そんなお悩みの声をいただいています。
一度ゴミ屋敷化してしまうと、素人では元に戻せないケースも多く、お部屋をリセットして新たに生活を改善していくためにも、お部屋をきれいにするのにプロの力を借りるのは得策です。
本記事ではゴミ屋敷の片付けにかかる最新費用相場など依頼前に知っておくと不安を解消できる情報を詳しくまとめています。実際にご依頼のあったお片付けの事例もご紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。
ゴミ屋敷の清掃業者とは？
ゴミ屋敷の清掃業者とは、ゴミ屋敷化してしまったお部屋を片付けるプロのことです。
清掃業者のサービス内容とは？
お部屋の中に散乱、山積するゴミの分別、必要なものと不要なものの仕分け、ゴミの袋詰めや回収などを行い、場合によってはゴミ撤去後のお部屋のハウスクリーニングもします。
床が見えないくらいにゴミで溢れた部屋から、膝や腰丈、天井までゴミで埋もれてしまっている家も、効率よくスピーディーに片付けて、お部屋をきれいな状態に戻してくれます。
ゴミ屋敷清掃業者の費用相場は？
費用項目
ゴミ屋敷清掃を業者に依頼する際にかかる費用には、大きく分けて「人件費」「処分費」「車両費」「清掃費」があります。
人件費は、片付けに必要な作業人数に応じて発生する費用のことです。単に作業員の拘束時間や作業内容によって費用が決まるだけでなく、ゴミ屋敷現場では衛生環境が悪いため、衛生作業費などもこの人件費の中に発生します。ゴミ屋敷は作業に手間がかかるため、大勢の人手が必要になり、時間も長くなりますので、その分人件費も高くなります。ほかにも、解体作業や階段作業があれば費用が高くなります。
処分費は収集したゴミの処分にかかる費用のことです。ゴミの内容やゴミの混載具合などによっても費用は異なります。例えばゴミ屋敷現場では多く排出される生ごみなどは処分困難品に該当するため、新聞紙などを同量収集するよりも処分費用は高くなります。また、ゴミの処分だけでなくリサイクル家電などを併せて処分する場合なども、費用が高くなる傾向にあります。
車両費は、ゴミ屋敷現場に伺ったり回収したゴミを運搬したりする際に必要な車両の大きさやガソリン代などによって変動する費用です。単純に軽トラック1台手配するのと、2tトラックを手配するのとでは車両サイズが大きいほどかかる車両費は大きくなります。
清掃費はゴミ撤去後のお部屋のお掃除にかかる費用で、簡易清掃・ハウスクリーニング・特殊清掃によって費用が異なります。簡易清掃なら掃除機などでざっと掃除できる範囲での清掃になりますが、ハウスクリーニングは特殊な薬剤を使ってゴミが原因でできたシミや汚れを落としたりするので費用が高くなります。特殊清掃は孤独死現場などで体液などの汚れを落とす際に必要な清掃内容で、最も清掃費の中で高くなります。
費用相場と作業時間
| 間取り | |
|---|---|
| 1ルーム、1K | 費用：30,000円～80,000円 作業時間：1～3時間 作業人数：1〜2名 |
| 1DK～2DK | 費用：100,000円～200,000円 作業時間：2〜6時間 作業人数：2〜4名 |
| 2LDK～3DK | 費用：120,000円～400,000円 作業時間：3〜10時間 作業人数：3〜6名 |
| 3LDK | 費用：170,000円〜500,000円 作業時間：5〜12時間 作業人数：4〜8名 |
※5社の公開された情報をもとにおおよその数字を算出しています（独自調べ）。
実際の清掃事例
以下は片付け110番での実際の清掃事例です。費用と一緒に参考にしてみてください。
BEFORE
AFTER| 実際の作業料金（税込） | 41,800円 |
|---|
BEFORE
AFTER| 実際の作業料金（税込） | 450,000円 |
|---|
BEFORE
AFTER
BEFORE
AFTER| 実際の作業料金（税込） | 98,230円 |
|---|
BEFORE
AFTER| 実際の作業料金（税込） | 62,700円 |
|---|
同じ間取りのゴミ屋敷でも、ゴミの量やゴミの内容などによって料金は大きく変動します。同じ1Rのお部屋でも料金の幅が27,000円～162,000円と変動のあった実際の事例を紹介していますので是非「ゴミ屋敷片付け料金を実例で公開！料金を安くおさえる3つの方法」の記事もご確認ください。
優良なゴミ屋敷清掃業者の選び方
ゴミ屋敷清掃業者の中には、高額請求や不法投棄などを行う悪徳業者も存在していますので、安全に利用でき、信頼して任せられる優良な業者を選び抜くようにしましょう。次の5つのポイントを押さえた業者を利用することが大切です。
選び方①現地見積もり無料
ゴミ屋敷現場は、同じ間取り、ゴミの量でも実際に現場を見てみないと正確な料金は出ないといわれています。電話口で大体の料金を聞いて早く依頼したいと多くの人は思いますがそれは非常に危険です。いざ現地に業者が来て、なんだかんだと理由をつけられて結局最初に電話で聞いたよりも高額な費用に至るケースがあります。優良で良心的な業者は必ず見積もりを提案してくれます。無料で現地見積もりをしてくれる業者に、見積もりから依頼しましょう。現地見積もり無料の業者であることは絶対条件です。
選び方②明朗会計
見積もりを取ったら必ず見積書をもらい、どんなことにどれくらいの金額がかかるのか、わかりやすく内訳の明朗な見積書をくれる業者を利用しましょう。例えば「片付け費用一式〇〇円」といった内訳の不明瞭な見積書では、理由をつけて追加請求されてしまうリスクがあります。明朗会計の業者であることは非常に重要です。特にゴミ屋敷の清掃は費用が高額になりがちですので、一層注意が必要です。
選び方③実績豊富
ゴミ屋敷の清掃の実績が豊富な業者であるかどうか、ホームページなどで施工事例を確認しましょう。ゴミ屋敷の清掃は単なる不用品回収とは違いますので、現場慣れした作業員が効率よく片付けてくれることが理想です。作業に慣れていない実績のない業者を利用すると、無駄に作業時間がかかり、結果人件費が高くついてしまうなどいいことがありません。実績豊富な業者なら適切にゴミ屋敷の清掃を行ってくれる技量が担保されますので安心して依頼できます。
選び方④賠償責任保険加入済み
ゴミ屋敷の清掃は、足元の悪い中、室内で物を移動させるような作業がメインになりますので、どんなに熟練のプロでも誤って作業中に壁や床を傷つけてしまうような事故は可能性をゼロにはできません。そのようなときでも賠償責任保険加入済みの業者であれば、万が一の事故も保険で最後まで責任をもって修繕対応してくれますので、安心です。賠償責任保険未加入の業者を利用してしまうと、何かあったときに対応してもらえず実費で修繕したり泣き寝入りさせられたりする可能性がありますので、必ず賠償責任保険加入済みの業者であることを事前に確認しましょう。
選び方⑤接客対応が良い
せっかくお部屋をきれいに片付けてもらうのに、電話対応や接客対応が悪いオペレーターや作業員に依頼してしまうと、嫌な思いをしてしまい、片付いたとしてもモヤモヤ感が残ってしまいます。ゴミ屋敷にしてしまうと、「片付けられない自分が悪いから…」と不満があっても我慢してしまいやすい心理傾向に陥りやすいといわれています。ですが、お金を払って依頼するのですから、相応の接客対応があって当然です。電話対応から見積もり対応時など、接客対応が良く、気持ちよく依頼できる業者を利用するようにしましょう。
ゴミ屋敷の片付けを業者に依頼するメリット
ゴミ屋敷の片付け・清掃を業者に依頼すると、自力で片付ける場合には得られない大きな4つのメリットが得られます。
メリット①圧倒的にスピーディー
プロに依頼すると、自力で片付けるのに比べて圧倒的に短時間で片付け切ってもらうことが可能です。また、慣れない作業に途中で挫折するリスクもありますが、プロなら確実に片付けを終えてもらうことができます。プロのスピード感は何よりも大きなメリットといえます。
メリット② 精神的・肉体的負担がない
ゴミ屋敷の片付けは、異臭・害虫・疲労など様々な要因から精神的にも肉体的にも負担の大きな作業です。プロに任せることで、お手伝い不要で手間なく楽にきれいな部屋を取り戻せるので、非常に有益です。
メリット③清掃まで一括して任せられる
ゴミを撤去した後には、実は床などがゴミのくずやホコリ、害虫の死骸などで汚れている可能性が大きいのがゴミ屋敷現場です。ゴミ屋敷清掃業者なら、簡易清掃からハウスクリーニングまで柔軟に対応してくれますので、ゴミの撤去だけでなくお部屋の掃除まで一度の依頼で解決してもらえます。
メリット④ゴミの処分も丸ごと依頼できる
自分でゴミ屋敷を片付けられたとして、問題となってくるのが片付け後にでたゴミの処分です。不十分な分別では環境センターなどに持ち込んでも受け入れてもらえないことが多く、そもそも持ち込み処分のルールに沿った分別をしながら片付けるのは難しいという場合が多いです。弁当がらや新聞紙、ペットボトルなど以外にも、不要な家電や家具を捨てたいときにも、自力処分ではすぐに片付けるのは困難です。ゴミ屋敷清掃業者ならどのようなゴミもまとめて回収してくれますので、非常に利便性が高いです。
ゴミ屋敷の清掃費用を安くするコツとは？
コツ①なるべく自分で片付けをしておく
すべての作業を一から依頼すると、費用は全額かかりますが、例えば可能な範囲でもいいので袋詰めを終わらせておく、など自分でできる片付けは少しでも進めておくことで、費用を抑えることが可能です。
ゴミ屋敷を自分で片付ける方法については、「ゴミ屋敷の片付け方は？自力で掃除できる基準・業者の費用相場などを解説」で紹介していますのであわせて御覧ください。ハウスクリーニングなど、自分では対応の難しいことから優先的に業者に依頼するといいでしょう。ハウスクリーニングサービスについてはコチラで実際の事例を紹介していますのでぜひ参考にしてみてください。
コツ②作業を手伝って人件費を浮かせる
作業員を必要人数すべて業者さんに手配してもらうと、その分人件費がかかります。知人や親せき、家族などに相談して、作業の手伝いができる人手を自分で集めて手伝うようにすることで、手配してもらう作業人数を減らし、人件費を浮かせることが可能です。ただし業者さんによっては作業効率や保険の兼ね合いで作業手伝いを断られる可能性もありますので、事前に作業を手伝うことで人件費を浮かせることが可能か、確認しておきましょう。
コツ③ 買取査定に出せそうなものは査定もしてもらう
中には、まだ新しい家電や比較的状態のいい家具、貴金属やブランド品などが出てくる可能性があります。すべてをゴミにしてしまうと処分費がすべてにかかってしまいますが、買取査定のできる業者なら、買取査定して、買取金額を処分費から差し引きしてくれるので、費用を押さえられることに繋がります。買取査定の希望があることを事前に伝え、査定のできるスタッフも派遣してもらうようにするといいでしょう。
ゴミ屋敷清掃業者に依頼する際によくある不安と対処法
ゴミ屋敷の清掃を頼むのは初めて、という人は、依頼前に不安を抱えている方も少なくありません。よくある不安とその対処法についてまとめましたのでご確認下さい。
不安① 近隣の人に知られたくない
自宅がゴミ屋敷化していることを近所の人に隠して生活してきた、だから清掃することで近所の人に知られることや近隣住民の目が気になるという人は多いです。不安な場合は事前に作業員に近隣にゴミ屋敷が知られないよう配慮した作業をしてほしい旨を伝えましょう。最大限の配慮をして、可能な限り要望を叶えられるよう、作業員が務めてくれます。
不安②大切なものを誤って捨てられたくない
ゴミ屋敷ではあるものの、家の中のものすべてがゴミなわけではない、中には絶対捨てたくないものがあり、作業に紛れて捨てられたくない、と悩む人も多いです。そんな時は、仕分けの際に探しておいてほしいものをリストに挙げて、作業員にメモなどで渡して共有しておくようにしましょう。分別仕分けの際に貴重品の捜索も依頼すれば、必要品を捨てられるリスクを軽減できます。
不安③作業に長時間立ち会いたくない
ゴミ屋敷の清掃にはまとまった時間が必要になります。作業はすべて作業員にお任せできるので、家の中で作業が終わるのを立ち会って待ちたくない人もいますよね。立ち会いたくない旨を事前に作業員に要望として伝えておけば、立ち合いなしで作業をしてもらえる可能性がありますので、事前に相談してみましょう。多くの場合、作業前と作業後の立ち会いさえすれば、作業途中は外出してもよいと言ってもらえる可能性があります。
まとめ
ゴミ屋敷の清掃業者は、ゴミ屋敷のお片付けをしてくれるプロです。自分ではうまく片づけきれず手の付けようがなくなったお部屋もスピーディーに確実にきれいにしてくれます。利用する際は、費用相場を押さえ、優良業者を選んで依頼するようにしましょう。
ゴミ屋敷で生活し続けることは、精神的にも健康的にも避けるべきです。早めに依頼をすることで、安く片付けられることにも繋がりますので、まずは見積もりを取ってみるようにしましょう。本記事がゴミ屋敷で悩むあなたの役に立てば幸いです。
ゴミ屋敷清掃をプロに依頼するなら片付け110番
片付け110番は、ゴミ屋敷清掃の実績が非常に豊富です。365日年中無休で営業しており、全国に加盟店がいますので、全国どこからのご依頼にもご対応可能です。最短即日対応も可能ですので、お引越しやお家の売却などでお急ぎの方も安心してご依頼いただけます。
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