いままさに、住んでいるマンションの収納について困っている方がいらっしゃるのでは?
今回は、マンションの収納の少なさに困っている人に向けて、収納力不足を解決する片付け方法を紹介します。
マンションはこれ以上収納が増やせない
分譲マンションを買った場合なら、壁を壊すなどのリフォームをすれば幾分かはスペースができるかもしれませんが、賃貸マンションだと手を加えることすらできません。
よって、今ある家の範囲を超えて収納を広げるということは困難です。
一戸建てなら、例えば外に物置を置いたり、家を増築するという「足し算」がしやすいですが、マンションやアパートだとそうはいかないのです。
マンションは簡単に収納が増やせない、だからこそ借りる時に十二分に考えなければならないし、借りた後も限られた収納スペースを考えないといけないのです。
限られた能力を最大限発揮させる
マンションの部屋の収納は簡単には増やせないので、その部屋の中でできる収納力を最大限に発揮させる必要があります。
例えば、部屋の収納がクローゼットしか無いのであれば、居住スペースを削って収納スペースにするか、収納する物をそのクローゼットに合わせるしかないのです。
「納する物をそのクローゼットに合わせる」というのは、つまりあまり使わない物~いらない物を捨てて、部屋の収納に合わせた物だけを所有するという方法です。
「居住スペースを削って収納スペースにする」というのは、空いている居住スペースに収納用具を置いたり、収納家具を置くというやり方です。
例えば、机の下や部屋の角っこや端っこなどの、普段生活をしていてあまり手を付けない場所に、カラーボックスやエレクターやチェストを配すれば、服や小物を収納できるようになります。
そうすれば、部屋の既存の収納にプラスして、新たな収納ができますが、居住スペースに収納があるので、少し見た目は悪くなります。
つまり、マンションの部屋の収納力を最大限発揮させるためには、「捨てる」ということと「居住スペースを収納スペースにする」のどちらもをすれば良いのです。
マンションの部屋の収納力を最大限発揮させる3つのコツ
では具体的に、どうすれば収納力を最大限発揮させることができるのか紹介していきます。
部屋の中の物を部屋の収納に合わせる
部屋の中の収納を増やすことが難しいのであれば、持っている物を減らすことにしましょう。
物の捨て方に関しては、「片付け上手で収納上手になるための、物の捨て方の『極意』」や「片付けで出た3つの「捨てづらい物」をカンタンに処分するコツ」を参考にしてみれば、効果的に整理整頓ができるはずです。
居住スペースを削って収納スペースにする
生活していると、ある程度の「動線」があると思います。
なので、例えば机の下のちょっとしたスペースや、部屋の隅っこや角っこといった、動線上あまり立ち入らないような場所に、カラーボックスやエレクターやチェストといった収納用具を置けば、洗濯した服や小物などの物を収納することができ、元々あるクローゼット等に布団を収納することができるようになります。
また、キッチンの場合だと、動線ではないところに収納用具を置けば、電子レンジや食器洗い機が置けるようになります。
問題点としては、見た目が悪くなることと、居住スペースを圧迫してしまうので、やり過ぎると窮屈になってしまいます。
布団の収納に関わる解決方法
布団は大きくて場所を取るので、収納が限られているマンションやアパートで暮らしている人にとっては悩みの種です。
方法としてはいくつか考えられます。
ひとつは、布団を「収納」せずに、そのまま置いておくという方法です。
しかしこれではあまり見た目が良くないので、カバーをかけてソファーのようにすれば、見た目にも悪くないですし畳んである布団が機能的に使えます。
また、上で書いたようにクローゼットの中の衣類を、居住スペースに置いた収納用具の中に限りなく収納し、空いたクローゼットの中に布団を収納するという方法もあります。
他にも、下が収納になっているベッドを使うと、ひとつのベッドで寝ることも服や小物を収納することもできるようになります。
収納の仕方に関しては、「自分も周りもスッキリする、部屋の整理整頓方法」や「脱・狭い部屋をして広く使える部屋にするための4つの工夫」にも詳しい方法を載せていますので、参考にしてみてください。
それでも問題が解消されなければ
持ち物を部屋の収納に見合った量に減らす「引き算」と、居住スペースのデッドスペースを活かして収納用具を配する「足し算」のどちらをしても、まだ収納が足りないという方は、もうひとつ方法があります。
それは、レンタルボックスやレンタルルームやレンタルトランクと呼びますが、そういった収納を借りることです。
費用はかかってしまいますが、マンションの部屋の備え付けの収納と比べれば、桁外れの収納を手に入れることができます。
こういった問題で一番肝心なのは、部屋を決める時に十分に考えることです。
特に夫婦で暮らすとなった場合、お互いの持ち物の量や、どんな物なのかということは、ふたりで共有しておくべきです。
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