リサイクルに出したいものがあるけど、できるだけ高く売りたい。リサイクルショップの低い査定金額に納得しない!と感じたことはありませんか?
インターネットが活用できるようになってから、今ではスマホアプリを利用すればすぐに買い手がつく時代です。
同時に、アプリで出すのが面倒だ…という方も見てきました。もしかしてあなたもそう思っていませんか?とはいえ、リサイクルショップに出すと、確実にアプリより安く買いタタかれるし、売りに出す手間を考えたら捨てた方がマシ!なんてこともあります。
なぜリサイクルショップの買取金額はこんなに安いのか?お金を払ったのになぜお店で売っているのか…?気になりますよね。
そこで今回の記事では、買取業者の査定基準という暴露内容から、1円でも高く売る方法についてすべてを書いていきます。
現在現役で買取業者として活動している人にも聞きながらまとめた内容です。売りたいものを売る手段が明確になり、金額、手間すべてに納得した上で今あるモノを手放すことができるようになります。
※すぐに売る人ではない場合は、ぜひブックマークなどしておくとイザッ!って時に役に立ちますよ。
ぜひ最後までお読みください。
リサイクルショップの買取査定基準は売値の〇%
リサイクルショップもしくは骨董、衣類、ブランド品などのすべての買取業者の買取査定基準は「売値の5~30%」です。ここがすべてで一番肝心のとこです。これ以上でもこれ以下でもない、ということを覚えておいてください。
10,000円で売れそうであれば、500~3,000円が買取り金額。100,000円で売れそうであれば、5,000~30,000円が実質の買取り金額です。ここ抑えておいてください。
「え?そんなものなの?」という方、確かに「安ッ!」と感じてしまいますよね。ですが、実は新品で売られている商品の買い値(卸値)はおよそ30~50%程度なんです。ちまたで売られている新品価格が10,000円であれば3,000~5,000円が買い値、100,000円で売られている商品であれば30,000~50,000円なんです。
新品買い値 | 30~50% |
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中古買い値 | 5~30% |
こう見てみると、中古品買取金額が5~30%にも納得せざるを得ないでしょう。なんせ業者は新品よりも高く買う必要はないんですから。
ヤフオクやフリマアプリがなぜ高く売れるかは、個人間どうしてあれば買い値なんて関係ありません。欲しい人が欲しい金額を提示するので、商売無視で買ってくれます。ありがたいことですよね。
買取り業者が実際に売る値段は「回転率」で決まる
買取金額が売値の5~30%であれば「売値」はいくらになるの?ですが、買取業者は商品の「回転率」で大きく変えています。そこで「インターネット情報」「新品価格」を参考にします。
インターネット情報
インターネットで調べれば、売れそうな値段、人気度が一目瞭然です。ヤフオク、メルカリ、e-bay、ジモティ、オークファンなどで現在いくらで出品されているのか?入札金額は?入札回数は?など価格だけではなく、人気も調べられるんです。
今出品したら、いつ、どこで、だれに、どのように、いくらで売れそうなのかが、瞬時にわかるわけです。
新品価格
おおよそですが、新品価格の30~50%、売れ筋商品であれば80~90%が中古品の売値です(程度や付属品によります)。
売値を付ける時の最重要ポイント
「インターネット情報」「新品価格」を参考に、買取り品の「回転率」を考えます。いくらで買うか?は「売値」と「回転率」によって大きく変化するんです。
業者からしてみたらできるだけ在庫を持ちたくないので、大型の家具やひと昔前の家電製品など、長くお店に居座りそうな商品は売値を安くします。逆に貴金属など売値が分かった上で、ほぼ横流しでよい商品などは「その日のうちに換金できる可能性」があるため、90%、必要であれば100%以上で買取する場合もあります。
「この商品は需要がないんで…。」と買い叩かれた経験がある方もいるはず。需要というと難しいかもしれませんが、買取業者は回転率(だれに、どこで、いつ、いくらでどのように再販可能か?)を考えています。売れなかったら商売あがったりですからね。例えば、衣類では、ミニスカートや膝丈スカートは買取りされづらいです。売れないか?と言われれれば売れますが、売れるターゲットが10代~20代までの世代など限られているため買取り不可能な場合が多いです。
店舗を持つ買取業者は、お店で売りながらネットで流したりします。お店でもネットでも売れない場合は、地域の古物市場(リアルオークション)に持ち込んで販売します。
[古物市場の様子画像]
買取り価格が「売値」と「回転率」によって大きく変化するとお伝えしましたが、さらに買取業者の買取金額がなぜ安くなるのか?をご説明いたします。
買取業者が安く買い叩く3つの理由
買取業者は、査定ミスのリスク、間接コストのリスク、保証リスクという3つのリスクを背負います。そのためお客様からしてみたら「安すぎる!どれだけ儲けてるんだ!」と思うようになるわけです。
1)査定ミスのリスク
買取業者の買取査定基準は「売値の5~30%」とお伝えしましたが、この「売値」を正確に把握しておかないと、買取金額がおかしなことになります。
私も経験があるのですが、「これは10,000円で売れそうだ!」と判断して、1,000円で買った商品が500円でしか売れなかった…というトホホな経験をしたことがあります。もちろん逆にハネた(業界用語で予想以上の金額で売れたことを意味します)こともあります。
2)間接コストのリスク
売値を正しく把握するには、「目利き能力」がある程度必要になってきます。その目利き能力を高めるためには様々な商品知識が必要です。知識をつけるためにはありとあらゆる勉強が必要で、とにかく大変です。採用コスト、教育コストなど、様々な間接コストのリスクが伴ってきます。
大型リサイクルショップとなるとすべてシステム化されているので、間接コストリスクは最小限に抑えられています。
3)保証リスク
中古品であるというリスクを背負います。買い取った商品は売らなければお金になりません。換金できないと事業としてなりたちませんからね。
で、売るためには保証をつけなければなりません。中古なんだから保証なんてないよ、と言ってしまえば楽ですが、そんな中古品を買うよりも何年も保証のついた商品をお客様は好みます。
抑えておきたいのは、「保証のリスクがある商品」は買い値が下がります。買い取った商品を売った後、万が一すぐに壊れてしまった場合はお客様に返金します。
※ヤフオクとかフリマアプリでは「保証しません」とか書いている出品者がいますが、私個人的には反対です。
なぜお金を払ったのに売られているのか?
買取業者に買取依頼したが、結果的に作業賃だか、処分料を払った。にもかかわらずお店に行ったら商品が売られていた。こんな経験ありませんか?確かに感情的には「許せない!」って思ってしまいますが、これには「コスト+販売後の事情」も関係しています。
完全にお店の事情のみになりますが、商品がお店に届くまでには様々なコストがかかっています。
人件費(教育費含む)、運搬費用、テナント費用、広告宣伝費、在庫費用、水道光熱費、備品代など経営上必ず必要な費用、保証費用、最終処分費用など…。
様々なコストがかかっているので、買取業者はまず売ります。絶対に売れるということはないため、売れなければ廃棄処分します(もしくは古物市場で必要としている店舗に販売)。とはいえ、名目が処分代となると「違法」になる可能性もあるので、「作業代」という名目で料金をもらう業者も多いです。
買取業者の買取品目とは?
買取業者の買取品目は大きく「国内販売品」と「海外販売品」の2つに分かれます。国内販売品、海外販売品では買取金額が大きく変わるので、今お持ちの商品がどちらになるのか?を知っておくといいでしょう。
国内販売品
日本国内の買取業者の大半が国内販売を行っています(統計はありませんが、海外販売よりもコストがかかりにくく、その分リスクが少ないためです)。
国内販売を中心に行っている買取業者の買取品目はオークファンを見れば一発です。買取業者は買取りした商品は高い確率でインターネット(ヤフオク、メルカリ、e-bay、ジモティなど)を利用して転売するからです。
店舗販売している業者の場合は、以下を目安にするといいでしょう。
家具 | 今現在で売りやすい商品、もしくは、骨董レベルの家具(昭和20年以前など)。今現在で売りやすい商品の特徴は、キレイなもの、です。 |
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家電 | 製造から3年以内の家電製品。 |
雑貨類 | 衣類(ブランド物、発売品2年以内など)、おもちゃ、ギフト製品、金券、お酒など、売れるモノすべて。 |
海外販売品
日本製品は「メイドインジャパン」という信頼性があるため、海外では人気です。日本のリサイクルショップよりも高く売られている可能性があります。海外で人気の商品は、長持ちするもの、自国の消費電力以内で使えるものが目安です。
家具 | 30年以内の家具。ただし、傷や凹みがある場合はNG。 |
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家電 | 製造から15年以内の家電製品。ただし、使い方がシンプルなもの、自国の消費電力以内で使えるものに限る。 |
雑貨類 | 衣類、おもちゃ、ギフト製品、金券、お酒 |
※使い方がシンプル…日本語表記のため、使うことが困難なのでシンプルでないと売りにくい。
※自国の消費電力以内で使えるもの…アイロンなどの高消費電力商品の場合、変圧器が別途必要なので余計にお金がかかるため売りにくい。
例えばフィリピンで人気の商品は、家具であれば、無垢材を使っている商品(30年以内でキズがない)、家電であれば、200W以内で利用できて、使い方がシンプルな商品(冷蔵庫、テレビなど)が人気です。
買取業者の買取方法3つ
買取業者は主に「持ち込み」「宅配」「出張」この3つの方法で買取りをしてくれます。それぞれにメリット・デメリットがありますので紹介していきます。
持ち込み買取り
売りたい人が直接お店にリサイクル品を持ち込んで買い取ってもらう方法です。「これは絶対に高く売れるだろう!」と自信がある時に向いている買取方法です。
メリット | 業者にとって一番手間がかからない方法なので、3つの方法の中で一番高く売れる可能性があります。 |
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デメリット | 面倒です。業者に手間はかかりませんが、時間、ガソリン代を使うので見えない費用がかかってしまいます。また、自力では持てない、運ぶ車両がない場合は難しいですね。 |
宅配買取り
ダンボールにリサイクル品を入れて発送して買取りしてもらう方法です。ダンボールに入る程度の小物が数多くある場合に向いています。
メリット | 業者にとって「着払い費用」はかかるものの、その他には手間が少ないので持ち込みの次に高く買ってくれます。 |
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デメリット | 意外とダンボールを探すのが面倒、梱包が手間です。 |
出張買取り
買取業者が自宅まで来て買取りしてもらう方法です。自力では持ち運びできない場合や、たくさんのモノがある場合、家を片付けてしまいたい場合に向いている方法です。
メリット | 自宅で待っているだけで、買取りから運び出しまでやってくれます。 |
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デメリット | 3つの方法の中で最も安く買われます。業者にとって一番負担がかかる方法だからです。出張費無料とうたっていますが、実際に人件費、ガソリン代などはかかっているためその分査定から差し引いています。 |
プロが解説!高く売るための正しい手順
これからお伝えする3つの手順をふむだけで、買取り金額は10~20%は上がります。ぜひ実践してみてください。
1)事前準備をする
本人確認書類、情報、この2つの事前準備を済ませておきます。
本人確認書類
保険証、運転免許証などの本人確認書類を準備してください。買取り契約を結ぶ際、古物営業法の定めにより絶対に必要です。業者さんが来てから準備していると時間がとられてしまうので相手への心象が全く変わってきます。
情報をまとめる
いつ、どこで、いくらで買ったか、などの情報をまとめておきます。また、いくらで売りたいか?も抑えておくといいでしょう。オークファンなどで現在の売値や人気度などを参考にするといいかもしれません。
※あくまで参考程度としてください。業者の販売先はインターネット以外でも古物市場や海外で再販する可能性があるためです。
個人情報は消しておく
パソコンなどは初期化するか記憶媒体は外しておきましょう。
自分の所有物か明確にする
「これはあなた自身のモノなのか明確にすること」です。絶対にやってはいけないのは、「他人のものは絶対に売らないこと」です。例えその商品が、ご自身のお子様、パートナー(夫、妻など)本人の許可があったとしても、売らない方が良いです。万が一の時に「クーリングオフは適用されないから」です。責任がとれないのでトラブルになります。弊社顧問弁護士に確認しましたが、売る意思があった場合はクーリングオフは適用されないことがわかりました。※出張などで無理やり売ってしまった場合はクーリングオフ適用内(例:「売るものありませんか?」の電話「押し買い」など)。
事前準備チェックリスト
事前準備のチェックリストです。売りたいモノがあるときにぜひご活用ください。
商品名(型番や形状など) | |
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購入時期 | |
購入金額 | |
希望金額 | |
事前調査金額 | |
本人の所有物である | □ |
2)希望買取方法の業者に連絡
あなたの希望買取方法(持ち込み、宅配、出張)に合った業者に連絡しましょう。連絡した時には準備している内容を話すと話がとてもスムーズにすすみます。業者の探し方ですが、インターネットで探すと楽です。検索ワードは以下のようにすると目的の業者が見つかりやすいです。
持ち込み買取り | [地域名+買取+業者]、[地域名+リサイクルショップ] 例:岡山市 買取業者、岡山市 リサイクルショップなど 【探す時のポイント】 できれば近い業者がいいので、通常検索以外でもグーグルマップで検索するのもいいですね。 |
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宅配買取り | [〇〇(売りたい商品カテゴリ)+宅配買取り] 例:衣類 宅配買取りなど 【探す時のポイント】 宅配買取業者を選ぶ際には、送料はどちらが負担するか?買取り不可能な商品はどうなるのか?などをチェックしておきましょう。 |
出張買取り | [地域名+出張買取+業者] 例:岡山市 出張買取業者、岡山市 出張リサイクル店など 【探す時のポイント】 来てもらった時に「処分料金がかかりますね」と言われる場合が多々あるので、まとめた情報を相手に伝えることが重要です。 検索で満足いく業者が見つからない場合は、希望業者にたどり着くまで少し手間はかかりますが「iタウンページ」などを利用するのも一つの手です。 |
1円でも高く売る2つの方法
これから紹介する2つの方法を実践していただければ、10~20%以上高く売れる可能性がありますし、査定ゼロのリスクも避けられるようになります。
1)季節によって売るモノをかえる
売る季節によって売るモノをかえるだけで、まったく同じ商品でも高く売れるか?全く査定金額が出ないか?まで差が出ます。業者は買取り商品の「回転率」がいかに早いか?を常に考えます。買った商品を早く売りたいと事業が続けられません。そこを抑えるのがまず一番です。
例えば、冬物を売りたいときは、一般的に12月中に持っていったほうが高く買い取ってもらえます。1月はどこのお店もセールになる。2月になると春物も出てくるので冬物の買取額はかなり下がるか、買取りを断られてしまうこともあるでしょう。
2)大型店ではなく個人店に出す
個人店では、査定が個人に任されている、トータルで見てくれる、という点で高く売れる可能性があります。これは必ずというわけではありませんが、「大型店だから高く買ってくれる」という思い込みがある人は、一度同じ商品を個人店・業者にも査定を出して比べてみてください。
※個人店では情報共有ができていないことが多く、儲け度外視で買い取る可能性があります。また、「トータルで考えるお店」も多いため、1点では査定不可能なものでも、10点だったらいくらで売れるか考えて査定してくれることがあります。
大型店は情報共有がほぼ完ぺき(システム化)なので、隙がないので儲け度外視で売れることが少ないし融通が利かないことが多いです。
査定金額に納得しなかったらやっておきたい3つのこと
どこに査定してもらっても「査定金額に納得いかない!」という場合もあります。その際は、これから紹介する方法を試してみましょう。
1)ネットを使って売る
ヤフオク、メルカリ、e-bay、ジモティなどのネットツールを使うことで、全国であなたの商品価値を知っている人が高値を付けてくれる可能性があります。出品の手間、お客様とのやり取り、梱包・発送の手間はありますが、ほぼ100%の確率で買取業者より高く売れるでしょう。業者も買取した商品を出品していますからね。
ネットを使って売る方法についての詳細は「不用品買取に出す前にチェック!知らないと損をする高価買取全知識」で書かせていただきました。合わせてお読みください。
2)フリーマーケット(ガレージセール)に出してみる
近所のフリーマーケット(ガレージセール)に出してみると、ネットよりも高く売れたり、ネットでは売れなかった商品も売れる可能性があります。フリマにはフリマのだいご味みたいなものがあり、特にお客様とコミュニケーションをとりながら売ることができるのはネットにはできない点です。
3)身近な人に買ってもらう・あげる
ネットもフリマも面倒だな…と思ったら身近な人に買ってもらう、思い切ってあげるというのも一つの手です。買ってくれるのが一番ですが、売れそうなものでもタダであげることでお金は手に入りませんが人間関係が良好になる可能性もあります。
寄付という方法もいいかもしれません。「不用品の寄付のカラクリからオススメの寄付方法・寄付団体の選び方」「ぬいぐるみ寄付はどこがおすすめ?正しい寄付先の選び方から方法・手順」では寄付について詳しく書いています。合わせてお読みください。
売れないものは処分しよう
売れないけどなんとかして売りたい!お金が欲しい!何とかしたい!と思うのは当然のことですが、これまで紹介した方法で売れないのであれば、思い切って処分することが大事です。処分した方が良い3つの理由を紹介します。
売れないものを持っていても、新しいものが入らない
不思議なもので、モノは空いたところにやってきます。モッタイナイから!といってずっと手放さずに持っていると、新しいモノが入ってきません。
運気的に良くない
モノが同じところに溜まり続けることは、運気的に良くないです。風水では、「古い物は陰の気を帯びやすく、運気を停滞させてしまう」と言われています。
場所はタダではない
すごく論理的ですが、そのモノ自体を置く場所はタダではありません。50坪60,000円の家賃の場合は、1坪12,000円の費用がかかっている計算です。もう少し細かくつきつめていくと、そのモノ自体を残しておくことでどれだけのお金がかかるのか考えてみましょう。
以下に処分に関する関連ページを用意しております。合わせてお読みください。
まとめ
買取り査定基準から1円でも高く売る方法について紹介してきました。買取り基準は売値の5~30%(ものによっては80~120%)、高く売るためには季節、売り先が重要です。
買取業者も人間ですし、手間を省きたいので、そこをくみ取るだけでも高く売れるか、安く買い取られるかも多少変わってきます。
そして一番抑えておきたいのが回転率。この回転率次第では高く買取りできるし、逆にいらないと言われることもあるわけです。
…
と、かなり暴露めいたというか、買取業者が見たら「こんな詳しく書かなくていいよ!」と思われているかもしれません。ヤフオクが世の中に認知される頃までは、買取り業者は専門性がある、任せれば安心だ、という絶対的な「何か」がありました。
ですが、ここまでネットで情報が集められるようになり、買取り専門ではなくいち個人でも今売ろうとしているモノがいくらで売れるのか?が、良くも悪くもわかってしまう時代です。買取りする側「一強」ではなくなったということです。
とはいえ、正直なところ現状を知ってもらいたいという気持ちでも書かせていただきました。
確かに個人売買を行うことが一番高く売れる方法です。買取する側もよくそれを知っています。ですが業者に頼むことで個人間のトラブルは避けられるし、不要はモノは処分もしてくれる場合もあります。
これは経験談ですが、「高く売れるから」という理由でいつまでも売らずに残ってしまっている商品があります(カーナビ)。ネットで売ればジャンク(動作保証なし)でも3,000~5,000円で売れることはよく理解しています。でもこのカーナビ、1年以上部屋の片隅でちょこんと居座り続けています。
※これです。
「何とかしなければ…」と思いつつ、忙しさを理由にずっとそのままなんです。業者に出してもどうせ無料だしな…とも考えてしまっています。「売れないモノは処分しよう」とえらそうなことを書いていますが、私自身が少し後悔していることでもあります。
いつまでも同じ場所に居座ってしまうことよりも、サッサと売ってみてスッキリしてみませんか?
最後までお読みいただきありがとうございました。